こんにちは。2年前のサマーインターンに参加し、現在は入社1年目エンジニアの田屋です。フォルシアでは数年前からサマーインターンを実施しています。例年多くの学生さんからご応募いただいており、今年は例年以上に多くの応募をいただきました。この記事では8月～9月にかけて開催されたサマーインターン「FORCIA Summer Internship 2024」の様子についてご紹介します。

サマーインターンについて

今年のサマーインターンは5日間 × 3タームで6コース開催しました。各タームでインターン生の皆さんは出社して課題に取り組みながら適宜発表を行いました。

コースの概要

多くの方に応募していただき、今年は6つのコースが開催されました。フォルシアの昔からの強みである検索技術課題から新しい取り組みに関わる課題まで様々な課題に取り組むコースが設定されました。各コースの概要を簡単に紹介します。

中間発表会

インターン3日目には中間発表会を行い、インターン生の皆さんそれぞれに、課題の進捗状況や今後検討したいアイデアについてオンラインで発表していただきました。中間発表会は最終発表会に向けて、方針が最終的な目標からずれていないか確認したり、多角的なアドバイスを受けることにより新しい視点を取り入れたりすることを目的としています。インターン生の皆さんはそのコースに関わりのある業務に取り組む社員からアドバイスを受けながら、これまでの考察内容を再検討したり、最終的な成果をアップグレードしていきました。

最終発表会

インターンの最終日には最終発表会を行い、インターン生の皆さんに、それぞれ5日間取り組んだ成果を、若手からベテランエンジニアまで多くの社員の前で発表していただきました。設定された課題はどれも難易度の高い内容でしたが、インターン生の皆さんはそれぞれ確実に成果を上げており、発表会では優れた成果に伴うような難しい質問も飛び交いました。業務で似たような課題に取り組んでいる社員ならではの、実運用を見据えた観点からの鋭い質問もありましたが、インターン生の皆さんは堂々と回答しており、自身が5日間取り組んだ内容を理解し、自信を持って発表していたのが印象的です。特に、しっかりと考察できた部分と、時間配分の都合により考慮できなかった部分に分けて答えている姿勢から、5日間真摯に課題に向き合っていたことが伺えました。発表後には多くの社員がアンケートを記入し、時間的制約で拾いきれなかった質問や発表のフィードバックを行いました。

フォルシアのサマーインターンの特長

インターン生の皆さんには課題に熱中して取り組んでいただけるよう、また充実したインターン期間を過ごしていただけるよう、企画チームでは様々な工夫を行いました。そのうちいくつかを紹介します。

個人の強みに合わせた課題設計

同じコースに参加する学生であっても、各々が得意とする分野には個人差があります。各コースでは、メンターがインターン生の皆さんの強みや興味関心のある分野に応じて課題設計をすることで、個人の能力を強く発揮しつつ課題に取り組めるようサポートしています。一つのコースが複数のタームで開催されたとしても、発表会で聞くことのできる内容は人によって大きく異なるため、聞いている社員にもその都度新たな刺激があって楽しめます。インターン生の皆さんは自分の得意分野で最適な手法を検討できることによって、より深い成果までたどりつくことができていました。

いつでも質問できる体制

フォルシアではSlackを活用しており、インターン生の皆さんがそれぞれ自由につぶやくことのできるチャンネルを用意しています。そこではインターン生の皆さんが各々の進捗状況を随時報告したり、その他課題には直接関係ないことも自由に書き込んだりしていました。チャンネルは誰でも自由に閲覧することができるので、メンターはもちろん、コースのメンターについていない社員でも気軽にインターン生の皆さんが取り組んでいる内容を知ることができる上、応援したり時にはアドバイスをすることができるので、非常に良い仕組みだと私は感じています。また、そのチャンネルでは様々なリアクションが飛び交っており、非常に賑やかでした。

社員との交流イベント

充実した課題だけでなく、フォルシアのことやフォルシア社員の人となりを知ってもらうための交流イベントを設けています。例えば昼には社員とのランチ会、最終発表会の後には懇親会を開催し、インターン生の皆さんには食事をしながら社員と交流していただきました。
そのほかの機会として、インターン生の皆さんと社員とで和気藹々と交流を図るべくボドゲ会も開催しています。2年前はインターン生として、このボドゲ会を非常に楽しみながら参加した私も今回は社員側として参加し、大人数で遊べるカードゲームを中心にインターン生の皆さんと盛り上がりました。参加者の方からは、「またボドゲ会をやりたいです！」といった声もあがっています。
また、フォルシアには社外の活動を通して親睦を深める「課外活動」が存在し、昨年新たに発足した競技プログラミング部もその一つです。今回、インターン生の皆さんの中に競技プログラミングに取り組んでいる方が多くいらっしゃったので、希望者の方に競技プログラミング部の活動にも体験でご参加いただきました。フォルシアで開催しているコンテスト「ゆるふわオンサイト」の問題を題材にインターン生を交えながら議論したり、コンテストの振り返りをしたりしている間にあっという間に時間が過ぎました。

おわりに

5日間のサマーインターンを計3ターム行い、今年は12人の学生に参加していただきました。課題をキャッチアップするところから、自分で課題解決のためのアプローチを考え、それを実装までやりきっており素晴らしいの一言に尽きます。また、インターン生の皆さんが、時間があっという間に過ぎてしまうように感じるくらい課題を楽しんでいただけたことは、インターン企画チームとして大変嬉しく思います。
フォルシアではここ数年サマーインターン経由で何名かの社員が入社しています。今年は新卒で入社したエンジニアのうち4名がサマーインターン経由でした。サマーインターンを通じて入社した一人として、今後も技術を愛する多くの学生にフォルシアの魅力を伝え、ぜひ新卒の選考を受けていただきたいです。

この記事を書いた人

田屋 大輝

新卒1年目エンジニア。
FORCIA Summer Internship 2022 の参加者で現在はインターン企画チームの一員。