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創業社長の想いに惹かれて入社を決意 感謝し、翻訳し、良好な関係性の構築を(現在編)

こんにちは。経営企画室の伊藤です。
フォルシアでは通年、積極的にキャリア採用を行っており、大手マスメディアや旅行会社、金融業界の出身者など様々なバックグラウンドをもった社員が活躍しています。

本日は、システムエンジニアとして社会人デビューをしたのち保険の営業職に転身するという異色の経歴を持ち、その後フォルシアに入社したITコンサルタント 中川幸希(なかがわ・こうき)さんのインタビューをご紹介します。まずは前編、現在のお仕事についてお話を伺いました。
(※所属、業務内容は取材時点の内容となります。)

現在編

現在はITコンサルタントとして活躍されていますが、お仕事の内容を教えてください。

メイン業務は、SaaSプロダクトとして自社で開発した旅行商品の販売・造成のためのプラットフォーム「webコネクト」への素材登録・管理の開発とテストの進捗管理です。

例えるならば、工事現場の現場監督のようなイメージです。
ご契約いただいてから納品するまでの過程において、依頼主であるお客様と、実際に手を動かしてモノ創りをするエンジニアの間の橋渡しをしながら、進捗を確認し、求めるモノを求める期日に届けるための算段をたてていきます。いま携わっている案件では、社内のエンジニア6名と協力会社のエンジニア8名、それから開発した内容のテストを行うテスター6名という比較的大所帯の監督役です。

あとは導入するお客様から出た要望をシステムに落としこんだり、お客様への機能の説明などを担当しています。SaaSプロダクトとしてできることをお伝えし、そのお客様ならではの対応が必要になっていきそうであればその実現方法を考えていきます。

また、webコネクトはまだまだ成長段階のSaaSプロダクトなので、SaaSプロダクトとしてのあるべき姿を考えていくことにも携わっています。多くのお客様にメリットになる機能であればwebコネクトに標準的に搭載されている方が良いので、どの機能をプロダクトとして共通化させ、どこからをお客様ごとの開発とするかといった共通化の範囲を模索しています。

1日のスケジュールはだいたいこのような感じです。


「素材登録」という言葉になかなか耳なじみがない方も多いかと思いますが、ズバリ「素材登録」とはなんでしょうか?

「素材」とは「旅行素材」の略で、交通機関(航空、鉄道、船舶等)やホテルなどの宿泊施設、旅行先でのレジャーやレンタカーの利用など、旅行をつくりあげるそれぞれの要素のことを指します。馴染みがない方は、車でいう部品をイメージしていただけるといいかも知れません。

私が担当している「素材登録・管理」では、提供元が異なる移動手段やホテル、レンタカーなどの各素材をまとめて管理し、自由に組み合わせることができます。登録された素材はもちろん単体で販売することもできますが、より消費者のニーズを反映し素材を掛け合わせることで他社にはない付加価値のある旅行商品ができます。
webコネクトへ登録される素材が増えるほど、旅行会社では自社のサイト上で販売できるコンテンツが増えていきます。

旅行会社としては、自社のサイト上で宿泊施設だけ、移動手段だけを販売するよりも組み合わせて販売できるコンテンツが多いほうが利益につながります。なのでどこの旅行会社もパッケージツアーとして一気通貫での販売をしたいと考えており、だからこそ、それを実現させるためのシステムとしてwebコネクトを導入いただいています。

エンドユーザー目線に立っても、旅行の計画を立てる際に移動手段、宿泊施設、行った先でのアクティビティの予約などを全部バラバラに手配するよりも一か所で完結できるほうが手間がかからずストレスなく旅マエを楽しめるのではないでしょうか。


昨年11月にキャリア入社され約半年ですが、この半年の中で一番やりがいがあったお仕事はどのようなものでしょうか?

まだ入社してから日が浅いですが、

  • 調整が必要な機能要件を整理し、社内・お客様からOKをもらえた時
  • 期末の2月に向けて、開発を予定通りにするために上手くコントロールできた時

はとても達成感を感じました。

一緒に仕事している方々から褒めていただけるのは何歳になっても嬉しいです。
上司からも1on1の場で、予算を上振れて達成できたことについて嬉しい言葉をいただいたり、実際に開発を進める協力会社のエンジニアメンバーから「中川さんのために頑張る」と言ってもらえたことは非常に心に残っています。


「中川さんのために頑張る」、仲間に言われてこんなに嬉しい言葉はないですね!非常に良い関係性を築いていますが、何かコツはあるのでしょうか?

意識していることは「感謝」と「翻訳」です。

まず、自分から感謝しまくる。
納期が変更になったり、仕様が変更になったり、仕様が追加になっても納期は想定通りでといった無茶ブリも含め、途中で変わってしまうということはやはりどうしても発生してしまいます。そういった時に対応してもらえることに、しっかり感謝の気持ちを伝えています。

仕事は一人ではできないですし、協力していただかないと進まない。なので、日頃から相談したり、Slack上でのやりとりにせず席まで伺って会話することで地盤を固め、こいつの話は聞いてあげようと思ってもらえる関係性を築き上げたいと思っています。ときには相手の不満に共感して、解消して、お互いに気持ちよく働けるようにと思って動くことが大切だと思います。

もう一つは、同じ言葉でも認識がずれることがあるということを理解し、会話のなかで「翻訳」をしながら認識をすり合わせていくことです。日本語で話しているのだからお互い理解していると思っても、実際はそうでないことも多々あります。例えば、「友達」という言葉一つをとってもその定義は人それぞれで、私の友達の定義はとても狭いですが、とても陽気なひとであったら「おはよう」と挨拶する程度の人でも友達と捉えているかもしれません。

ビジネスにおいてはよりそれが顕著になっていくので、難しい言葉はかみ砕いて共通言語化していくことが大切だと思います。相手が言ったことを、私の理解だとこうですが、その認識であっていますか?という形で翻訳して、相手が持っている言語の意味と、こっちが持っている言語のすり合わせをしていくことが大事になっていきます。

以前、わからないことを質問するのは恥ずかしいことだと思っていた時期がありました。ただ、自分にとってわからないことを言われた際にそれを外国語だと思えば、わからないということを伝え、認識のすり合わせを行っていくのは当然だと気付かされ、同じ日本語でも「翻訳」が必要だと痛感しました。

とても大切なことですね。ほかにも、働く上で大切にされていることがあれば教えてください。

前職や前々職での経験や企業理念に感化され、大切にしていることを紹介します。

    1. お金をいただいているという意識
      前職の保険営業で痛感したのは、お金を払ってくださる方がいなければ決してビジネスは成り立たないということです。お金をいただくことの難しさと、お金を払ってくださる方がいることのありがたさというのも前職での経験から大切に考えていることです。
    2. 他人のせいにしない
      これは新卒で入社した企業の企業理念に「他責NG」というのがあり感銘を受けたものです。他人のせいにしても問題は解決しませんし、卑屈になってしまうのだから、全員が自分が100%の責任をという気持ちで取り組んでいくという風に考えています。
    3. 1人の経営者という意識(会社員という立場であっても)
    4. 差別化
      自分も一人の商品として、どのように差をつけていくかというのはマーケティングとしても非常に大切だと思っています。なので、開発も営業もやってきたということは差別化になると思って転職活動でも話していました。

以上、中川さんの「いま」をお届けしました!
後編では「これまで」、そして「これから」をご紹介致します。お楽しみに!


プロフィール

ITコンサルタント
中川 幸希(なかがわ・こうき)

  • 入社年度:2021年度キャリア入社
  • 所属部署:旅行プラットフォーム第7グループ
  • オフの過ごし方:ジムに行きトレーニングした後、サウナでゆったりすることが多いです。最近はもっと身体を絞りたいと思い自炊を始めましたが思いのほかおいしくできてしまうのでお酒が止まりません。
  • 自分を漢字一文字で表すと...「弓」
    自分がずっと弓道をしていたということもあり、なんとなく。
    引くと大きな力が出ますし、どんなに力を加えても元に戻るので、並大抵のことではへこたれない自分にぴったりかなと思いました。このフォルシアでは優秀な方が多いので、そういった方々の力を借りて社会に役立つシステムを生み出していけたらなと思います。
  • フォルシアを漢字一文字で表すと...「源」
    フォルシアのwebコネクトという製品が多くのお客様に導入が決まっており、今まさに旅行業界のDX化の源となっていることから。フォルシアが中心となってリードしていくぞという意気込みを感じます。
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