- エンジニア
- 動画制作
- 営業アシスタント
- Other occupations (3)
- Development
- Business
- Other
2019年9月にフライヤーに入社した伊藤博昭さん。2021年7月より、Webアプリケーション開発マネジャーとして、活躍の幅を広げています。
そんな伊藤さんはなぜ、フライヤーへの入社を決めたのでしょうか。そして、フライヤーでエンジニアとして働くことについて、どのように感じているのでしょうか。インタビューの様子をお届けします!
〈プロフィール〉
伊藤博昭(いとう ひろあき)
2009年中堅SIerに入社。運輸業、サービス業における業務システムの開発案件に従事。
2014年から総合制作会社に中途入社。デジタルプロモーションにおけるキャンペーンサイト、コーポレートサイト等のWeb、インフラのディレクションに従事
2019年9月に株式会社フライヤーに入社。プロダクトデベロップメントDivisionにてWebアプリケーションのフロントエンド、バックエンド、インフラを担当
フライヤーのビジョンに共感
――2019年9月に入社し、Webアプリケーション開発マネジャーを務める伊藤さん。フライヤーとの出会いを教えてください。
前職の同僚が「10分でビジネス書の要点を知れて、本選びにも役立つよ」と教えてくれたことがきっかけで、フライヤーのことを知りました。
――同僚の方からの紹介だったんですね。当時からビジネス書はよく読んでいたんですか。
いえ、当時はビジネス書を読む習慣がなく、ハードルが高いものだというイメージがありました。フライヤーを使っていくうちに、自然と手に取る機会が増えましたね。
しばらくはユーザーとして使っていたんですが、転職を検討するタイミングでWantedlyに募集が出ているのを見つけ、応募しました。
――フライヤーでは、一次面接を大賀さん(代表)が担当します。面接を受けてみて、フライヤーの印象は変わりましたか。
いい意味で、想像とのギャップがありましたね。ユーザーとして使っていたときは、要約を1日に1本公開する、Webメディアのような会社なのかなと思っていたんです。
でも大賀さんから「コミュニティ運営や動画コンテンツなど、事業の幅を広げていきたい」というビジョンを聞き、ますます興味が湧きました。
フライヤーを選んだ2つの理由
―― 当時、何を転職活動の軸にしていたんですか。
「エンジニアとしてスキルアップできること」と「社会やその会社の成長にダイレクトに貢献できること」でした。
「エンジニアとしてスキルアップできること」についていうと、フライヤーは少数精鋭の組織だからこそ、いろいろ経験できそうだと感じたところが決め手でしたね。「インフラ関連を中心に担当できる人を探している」ということでしたが、バックエンドやWebフロントなど、フルスタックで担当できると聞き、幅広く経験を積みたい私にぴったりだと感じました。
入社して2年経ちましたが、本当に多くのスキルが身についたと実感しています。日々、いろいろと考える機会があって、大変ながらも学びが多いですね。
――もうひとつの軸、「社会やその会社の成長にダイレクトに貢献できる」に関してはどうですか?
前職は大手企業だったこともあり、直接お客さまとやり取りする機会はありませんでした。親会社から依頼された仕事をこなし、いつの間にかリリースされている……という体制だったので、担当したものとの距離が遠いように感じていたんです。
一方、フライヤーだと、企画や要件定義から携わることができて、リリースのタイミングにもある程度、自分の意思が入ってくる。この距離感がやりがいにつながっていると感じます。
面談で大賀さんの話を聞いて、事業に貢献できそうなポイントが見つかりましたし、自分と事業の方向性がマッチしていたのも大きかったですね。
――大手企業とは、仕事の進め方も違っているんですね。
フライヤーでは、日々新たなテクノロジーを取り入れて、失敗してまたやり直して、その後の運用を考えたりKPIを設定したり……と、試行錯誤しながら自分で進めていけるのもいいですね。
自分が開発を担当した機能によってお客さまに喜んでもらえたり、他のチームからの依頼に対応して「ありがとうございます!」と言われたりすることも、モチベーションにつながっていると感じます。
――幅広いプロジェクトにかかわっている、エンジニアならではの視点ですね。エンジニアは多くの会社にあるポストですが、そのなかでもフライヤーでエンジニアとして働くおもしろさはどういったところにありますか。
SaaSビジネスの企業では、プロダクトマネジャーがいて、その人が経営方針や企業戦略にもとづいてプロダクトを立案し、成長させ、成功に導いていくのが一般的ではないでしょうか。
その点、フライヤーは独特ですね。全体的な戦略はもちろんありつつ、セールスやプロモーションの担当から「お客さまからこのような声があった」「こんな機能がほしい」とリクエストをもらって開発することも多いんです。だからこそ業務の幅が広くて、まったく飽きることがありませんし、日々新たなスキルを身につけられます。
またフライヤーでは、バリューの一つに「三方良し」を掲げています。法人・個人のお客様はもちろん、コンテンツを提供してくださる出版社さんや書籍を売ってくださる書店さん、そして自分たちにとってもいいサービスとは何なのか、日々考えて試行錯誤するのが楽しいですね。
フライヤーとコラボした書店フェアで書店さんの売上が上がった、フライヤーが主催する「読者が選ぶビジネス書グランプリ」で賞を獲得した書籍が重版になった……そうした報告を聞くと、この事業の可能性を感じますし、開発のモチベーションにもつながります。
チームと個人に起こった変化
――この半年ほどでエンジニアメンバーが増え、プロジェクトの進め方に変化があったと聞いています。具体的には、どんなところが変わりましたか?
チームとして、計画的に動けるようになったことが大きいですね。それまでは「注文された仕事をこなす」という感じもあったのですが、いまはチームとして計画的にタスクを分割して、振り返りも行い、業務の生産性を上げることに目を向けられるようになりました。
テストコードの導入やFlutterを導入する取り組み、リポジトリパターンの導入、パフォーマンス基準の策定なども行い、品質向上に向けて動けているのも、大きな変化ですね。
――開発部門は、フライヤーのなかでも「常に進化を続けるチーム」という印象がありますが、それもこういった取り組みの影響なのかもしれません。伊藤さん個人でいうと、7月からマネジャーになりましたよね。マネジャーに挑戦しようと考えたきっかけはあったんですか。
エンジニアとして経験を積み、プライベートでは結婚や子育ても経験するなかで、キャリアに対する考え方が変わってきていました。「今後のためにどんな経験をしておきたいか」「組織に所属しているからこそできることは何か」と考えたとき、マネジメント経験によって、自分がさらに成長できるのではないかと思ったんです。
その考えを面談で伝えたところ、ポストを用意してもらうことができました。社員の目標や希望するキャリアに耳を傾け、機会を用意してもらえることに驚くと同時に、ありがたいことだと感じました。
トップダウンでいろいろ指示するというよりは、各メンバーの自律性を重んじるのがフライヤーのカルチャーです。個人の特性や希望に合った形で、タスクや機会を提供してもらえますよね。
――最後に、今後フライヤーで成し遂げたいことをお聞かせください。
直近の目標でいうと、いま取り組んでいる、基盤のリニューアルを成功させることですね。長期的なところだと、フライヤーのミッションである「ヒラメキ溢れる世界をつくる」を実現するために、一人でも多くの方にとって行動や思考の変化のきっかけとなるようなサービスづくりにかかわってきたいと思います。