はじめに
情報システム部の島崎です。
2023年、大阪本社のオフィスを改装しました。コンセプトや変化した点について説明します!
コンセプトは「出会えるオフィス」
フェンリルは2013年にグランフロント大阪に入居して以来、社員数の増加に伴いオフィスの増床を繰り返してきました。
しかし、2020年コロナウイルスの流行によって、全面リモートワークへ移行。ほとんどの部屋がガラガラの状態になってしまいました。
2023年は出社率が回復しつつありましたが、メンバーが各フロアに散らばっているため、決まった人としか顔を合わせない状況でした。そこで、オフィスを再構築することにしました。
新しいオフィスのコンセプトは「出会えるオフィス」です。
久しぶりに出社したメンバーや、出張で訪れたメンバーなどたくさんの人と出会えるようなオフィスにしたい、と考えました。
改装のポイント
今回改装したポイントをご紹介します。
・チームブース
座席は、一般的なフリーアドレスとは少し異なる「チームブース」として小さくまとめています。
各自で自由に座れますが、チーム単位でまとまって座るのを推奨しています。各ブースはキャビネットと植物で区切られており、目線は遮りますが気配は感じ取れるようにしました。
・テレキューブ
出社とリモートを併用して会議をするため、従来より少し大きな4人用テレキューブを2つ、1人用を5つ設置しました。両面ガラス張りで窓際に設置しているため、景色が良く開放感がありますよ!
・広いガラス張りの会議室
社内イベントや大規模な会議、入社時のオリエンテーションなどでの使用を想定しています。
机はキャスター付きで教室のようなレイアウトにも変えられます。ディスプレイはフェンリル史上最大の85インチ! 圧巻の大きさです。新規導入したカメラスピーカーは高画質で、AIカメラによって発言者の自動追尾も可能です。
また、レイアウトが変わってメンバーが迷わないよう、利用案内やフロア図を掲示したり、サイネージに会議室やテレキューブの予約状況を表示したりしました。テレワークが主体のため、出社してもオフィスのことがよく分からず出社しなくなるのを防ぐ工夫です。
情報システム部門としての工夫
最後に、情報システム部門の立場から工夫した点をご紹介します。
まず、Wi-Fiを強化し、つながりやすくしました。アクセスポイントの置き場所を考慮し、横長に広い部屋でも、全体に効率よく電波を飛ばせるようになりました。
さらに、会議室やデスクの配線が極力目立たないよう、すっきりとさせました。
足元のコンセントやLANの出口を端に寄せ、ケーブルボックス内に工夫して配線。乱雑さを感じさせないようにしました。有線LANも最低限の配置とし、机上のケーブルも減らしました。
改装お披露目会が開催されました!
リニューアルした大阪オフィスで、忘年会も兼ねて改装お披露目会が開催されました!
クリスマス前にちなんだケータリングを囲んで、楽しいひとときを過ごしました。新しいオフィスでメンバーが笑い合っている姿を見て、頑張って良かったと感じました。
オフィス改装を終えて
今回の改装は、さまざまな制約のもとで最善を尽くしました。
改装直後は座る場所が見つからないほどの混雑ぶり。メンバーにオフィス勤務もいいな、と感じてもらえたらうれしいです。