こんにちは。今年の春、新卒でフェンリルに入社したせとです。
はじめてフィード投稿させていただきます。
新社会人の幕開けは誰もが様々な感情を抱くと思いますが、今年は新型コロナウイルスの影響により、例年とはまた違った想いで迎えている新卒が多いのではないでしょうか。
私自身、入社初日が近づくにつれて期待に胸を膨らましながら、見えない不安を感じていました。
そこで今回は、新卒が抱えていた入社前の不安や入社後の気持ち、入社直後からはじまったリモートワーク事情など、新卒の本音をお伝えしていきます!
入社前の怪しい雲行き
3月に入るとコロナウイルスの影響で様々な行事や活動が自粛となり、私自身も卒業式や卒業旅行などが中止になりました。(学生最後に友達と沢山思い出を作りたかった)
「入社式は開かれるの?研修は?」「社会人1年目はどうなるの?」
世の中の情勢をみながら、日々不安が募るばかり...
そんな中、フェンリルからは内定者合宿と入社式を中止とする連絡が続けざまに届きました。予想はしていましたが、実際に中止となるとショックと同時にホッとした複雑な心境。
当たり前の日常がガラッと一転するなんて。ほんの数ヶ月前までには想像もしていませんでした。
全員マスク姿での辞令授与式
4月1日。緊張と期待、不安が入り混じる中、入社式は中止となりましたがマスク着用のもと新卒入社26名の辞令授与式が行われました。
入社初日で一番印象的だったのは、全員マスク姿で記念写真を撮影したことです。
そのような状態での写真は、どことなく異様な光景でした。
後日、部門の先輩から伺ったのですが、私たち新卒にとって節目となるこの日を、どうにかして思い出深いものにし、安全に迎え入れられるように人事部のみなさんが尽力してくださったそうで、本当に感謝の気持ちいっぱいです。
久しぶりの同期との再会
今年は、入社前の合宿も中止となり、同期と顔を合わせるのは昨年10月の内定式以来となりました。久しぶりの再会で照れくさい雰囲気でしたが、徐々に打ち解け合い柔らかい表情に。
ちなみに、辞令授与式の前、集合場所の会議室に入ると、それぞれの席の上に何か置かれていました。それは、名刺や社員証、カードホルダーなどがセットされた”ウェルカムシート”でした。
それらを手に取りながら、「なんてオシャレなんだ!」と、マスクの下でニヤニヤ。(マスクしててよかった)
これからの社会人生活の中で忘れられない日になりました。
リモートワークでの研修
入社から2日間は出社をして、オリエンテーションやPCのセットアップをしていましたが、3日目からはリモートになることが伝えられました。
私は実家暮らしのため家族への感染を心配していたのでホッとしましたし、両親も安心した様子でした。ただ、リモートでどんな研修をするのだろうと想像できなかったです。
同期との距離が近づいた人事研修
新人研修は、人事部主導の研修からスタート。コンテンツによりますが、Webinarやe-learningを使って行われました。
期間中は毎日ビデオ通話で人事と新卒全員で朝礼と終礼を実施。全員が必ず一言は発言できるようになっていて、同期とのコミュニケーションが取れました。
ビデオ通話の画面上には参加者の顔と名前が表示され、名前を覚えるのが苦手な私にとって最高のアイテムを手に入れた気分でした。
実際、早々に同期の顔と名前を覚えることができたので、リモート研修も悪いことばかりではないかも?
部門ごとの研修がスタート
約2週間の人事研修が終わって、部門ごとの研修がスタートしました。全部門が参加する合同座学もありますが、基本的には、部門ごとで研修内容は異なります。私は、おしゃれで優しい上司の方とマンツーマンで研修をしています。
フェンリルにメンター制度があってよかったと、リモート中だとより一層感じました。右も左も分からない新人に、進むべき道筋を示してくれるので安心して研修に励んでいます。
新卒が感じるリモートのメリットとデメリット
リモートでの研修が開始されて1ヶ月が過ぎ、この生活に慣れてきましたが就業時間を終えると「なんか疲れたー!」という感覚になります。
通勤時間がないこと、ゆっくり寝れることは早起きが苦手な私にとってはプラスなこと。ですが、リモート期間後に出社するようになった時に、社会人としてのペースを掴むことができるのかが心配です。
また、私は自身のペースでリモートワークをしていますが、小さな子どもがいる家庭などではプラスなことだけではないだろうなと思ってしまいます。
リモートワークのデメリットは、コミュニケーション不足になることです。これはリモート期間を通して1番実感していることで、特に、同期とのコミュニケーションがあまり取れていません。対面で会えないため、チャットやビデオ通話の使用で溝を埋めていますが不安な気持ちになります。
本来なら同期とご飯を食べに行ったり直接おしゃべりをして仲良くしたかったのですが、今はそれが叶わないのでその日が来るを楽しみに待っています。
入社1ヶ月で身につけたこと
ちなみに余談ですが。。。社会人になってから身につけたことは3つで社会人意識、研修での知識、余計な脂肪です。
家に1日中いる生活になってから、運動不足により知らぬ間に体重が恐ろしいことに。1日500歩も歩かない日々が続いていました。(1日200歩未満の日も)
そこで、新たにはじめたことはラジオ体操、なわとび、ウォーキング、ストレッチなどなど。特に、なわとびは小学生ぶり。無心で飛び続けていた小学生の時とは違い、今では100回飛ぶだけで息が切れる状態です。リモート中、自身のスタイルに合った方法で適宜に運動不足を解消していきたいです。
同期の新卒スタッフにアンケートを実施
他の新卒スタッフはどんなことを感じながら過ごしているのかをアンケートで聞いてみました。
同期が抱える様々な想いを感じることができたアンケート結果を一部抜粋してご紹介します!
ー 入社初日の気持ちや印象的なシーンは?
私と同じように、マスク姿での辞令授与と写真撮影が印象に残っているという人や、ウェルカムシートがうれしかったという人が多くいました。
その他、「社会人としての自覚が芽生えた」「新卒へのメッセージが心に響いた」などの意見がありました。
ー リモート研修が決定したとき、どのような心境に?
リモート研修については、ネガティブな意見が多くなるかもと思っていたのですが、ポジティブな意見が多く、みんな前向きに捉えているようでした!
・通勤がないため感染リスクが減ることに安心。
・リモートでの新卒研修は会社にとっても初めての経験なので、自分たちが良いサンプルになればよいと思った。
・社会の流れに迅速に対応できる会社と実感。
・リモートでの研修内容やコミュニケーションの面での不安があった。
ー 実際にリモート研修を体験した感想は?
みんなの感想に私も思い当たる節があり、ポジティブとネガティブの両方の意見がありました。
・ビデオ通話で、先輩や同期の新たな一面を発見することが楽しい。
・人事研修中では、同期全員の顔がみることができて良かった。
・悩んだり困ったりした時に、その場で質問できないこと。
・集中力が切れやすい。
・チャットで質問する時は、毎回文章を考えて確認しての作業が大変。
・本来の研修と比較するとリモート研修では達成度が低くなると感じた。
ー リモート中に新しくはじめたこと
ランニングやストレッチなど体を動かすことを新しくはじめる人が多く、私も同じことをはじめたのでみんなもリモート中の運動不足を解消しようとする気持ちが伝わりました。
中には、紅茶とハーブティーを飲むことをはじめた人も。「眠気覚ましのために体を冷やす効果があるコーヒーを飲んでいましたが、足だけ冷え切ってしまうことが辛く、体を温める効果のあるハーブティーや紅茶に切り替えた」とのこと。
その他、自炊をはじめた、掃除をこまめにする、好きなアイドルのダンスの振り付けを覚えるなど多彩な取り組みがあったのでおもしろいなと思いました。
是非とも参考にしたいです!
ー 社会人1年目の抱負
それぞれの部署の先輩方に伝えたいほど、明確な抱負を同期のみんなが持っていました。
同期の抱負を全てお伝えしたいのですが、泣く泣く一部抜粋してご紹介します!
・謙虚さ素直さを忘れずに色んなことを吸収すること。
・人の1.1倍頑張る。
・恐れず挑戦をし、失敗してもそれを糧に成長をすること。
・仕事の流れや経験を積み、先輩になった時にきちんと教えられる立場になりたい。
・社会人やエンジニアとして必要な知識を学び、アウトプットして会社に貢献できる人材になりたい。
・どこでも通用し、活躍できる社会人になるための土台をつくる。
・デザインと技術のフェンリルにいるので、専門に囚われず幅広い知識を獲得して、デザインがわかるエンジニアになりたい。
あっという間に過ぎた社会人1ヶ月
まだ1ヶ月ほどしか経っていませんが、リモートワークの環境で慣れない作業とインプットの多さに疲弊し、泥のように寝た研修1日目の夜を懐かしく感じます。
入社前から研修中まで色々なことを思い出していくうちに、オフィスで早く働きたい気持ちが強くなってきました。(用意されていた自席には2日間しか座ってない)
入社して1ヶ月ほどでこの記事を書くことは戸惑いもあったのですが、今のリアルな気持ちや、新卒が抱える不安や希望を、みなさんにお伝えすることができているとうれしいなと思います。
研修を通して基礎を固めていき、自身の武器を磨いてプロフェッショナルになれるように努力していきたいです!