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社会人12年目の人事が入社1週間の新入社員にビジネスマナーを教わった

新入社員が仲間入り!さて研修どうする...?

こんにちは。人事部の渡邉です。4月も終盤に差し掛かり、新入社員もようやく会社に慣れてきたころでしょうか。
フィードフォースでも4月3日に入社式を行い、5人の新しい仲間を迎え入れることができました。

60名規模の会社に5人の新入社員が加入することは会社にとってはかなりのインパクトで、オオゲサじゃなく社運をかけた採用です。
彼らがいち早く戦力となり会社に貢献してくれるかどうかで会社の成長が大きく左右されますので、新入社員研修の企画にも力が入ります。

そんな新入社員研修の中でも欠かせないのが、ビジネスマナー研修です。
社内外の方に失礼のないような言動・立ち居振る舞いができるかは社会人にとって非常に重要で、社会人になりたてのこのタイミングで必ず身につける必要があります。

でも、ただマナーを教わるだけの研修ってつまらないし身にならないのでは...?そんな疑問から、フィードフォースでは一風変わったビジネスマナー研修を実施しています。

ビジネスマナーを教わるのではなく、ビジネスマナーを教える研修

研修初日、私は新入社員に下記を告げました。

「1週間後に顧客訪問時・顧客来客時のビジネスマナーを教えてください。形式は問わないので、新人が失礼なく顧客訪問・来客対応ができるように」

新入社員たちは、1週間後に人事にビジネスマナーを教えられるように、自分自身でマナーを調べ、先輩社員にも聞きながら、発表用の資料を作成していたようです。

発表当日は、「事前準備」「商談」「事後対応」それぞれの具体的なシチュエーション別の基礎的なマナー、失敗しやすいポイントなどを丁寧に教えてくれました。
内容はかなり細かくまとめられており、例えば名刺交換1つとっても、「役職ごとの名刺交換の順番」「相手が複数いる場合」「名刺を忘れないような予防策」「名刺を忘れてしまった場合の対応」など具体的なシチュエーションかつ実践的な内容となっていました。

↓当日の様子↓

ビジネスマナーを教える研修の効果

いわゆる普通のビジネスマナー講座を人事が実施するのではなく、「人事に教える」という形式にしたことで、下記3つの効果があったように思います。

1.教わるよりも教えるほうが身になる

上記の内容を人事がただ教えるよりも、今回のように自分たちが教える側に立ったほうが、何倍も身になるものと考えています。
マナーを調べる・先輩社員に聞く・資料にまとめる・分かりやすく伝えられるように工夫する...という過程を通すことで、本当の意味でマナーを理解することができたはずです。

2.先輩社員を自然と巻き込むことができる

会社では自分1人だけの力で取り組むことには何の意味もなく、周囲の力を借りながら成果を出すことが何より重要です。しかし、新入社員はまだ先輩社員との人間関係が築けておらず、先輩社員の力を借りることに心理的ハードルを感じがちです。また、中には自分の力だけでやりたいんだ、と勘違いしている人もいるかもしれません。

ビジネスマナーを教える研修では、新入社員だけの力でビジネスマナーを教えるレベルになるのは難しいので、必然的に先輩社員の助けを借りることになります。こうして、先輩社員の力を借りて成果を出していくことに慣れてもらうことがこの研修の2つ目の理由です。

幸いなことにフィードフォースの先輩社員は新入社員に対して皆協力的で優しく教えてくれるので、研修を通して先輩社員と交流ができたメンバーも多かったように思います。

3.先輩社員の刺激になる

昨年、一昨年に新人だったメンバーも、気づけば後輩ができて指導をする立場です。
新入社員から「人事にビジネスマナーを教えなきゃいけないのでアドバイスください!」とお願いをされるわけですが、これが中々のプレッシャーです。
間違ったことを教えてしまってはかわいい新入社員の発表が失敗していまいますし、教えた人が悪いということになりかねません。また、教える側の先輩社員のマナーがなっていないと先輩としてカッコがつきませんから、良い意味での緊張感も生まれたようです。

こうして、若手先輩社員が指導をする立場としての自覚を持つことができたという意味でも、ビジネスマナーを教える研修をやった意味があったと感じています。


フィードフォースでは現在も絶賛新入社員研修中。新入社員は日々学び成長しています。彼らが戦力となって会社と社会に貢献してくれる日も近い!楽しみです!!

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