こんにちは!ニッポン手仕事図鑑のインターン生「ふたりごと文庫」編集長の浅野有希です。
株式会社ファストコムが運営する、日本の手仕事を動画で紹介するウェブサイト「ニッポン手仕事図鑑」は、日本の文化を紡ぐ職人さんのサポートに取り組んでいます。
その一つが、職人さんの個展プロデュースです。
『青栁派の硯展』をプロデュース
宝研堂 四代目製硯師・青栁貴史さん初の個展を兼ねた硯展『青栁派の硯展』を、
ニッポン手仕事図鑑がプロデュース協力しました。
2月20日~ 3月5日の14日間にわたって開催され、期間中には青柳貴史さんが仕立てた美しい硯の展示のほか、
青栁貴史さんと、ニッポン手仕事図鑑のビデオグラファー小林良也の2人によるトークショーも開催。ファシリテーターは編集長の大牧圭吾が務めました!
【開催概要】
■期間:2018年 2月20日(火)~ 3月5日(日) 11時~19時(最終日は17時まで)
■会場:蔵前MIRROR(ミラー)シエロイリオ3F EAST ギャラリー
■『青栁派の硯展』イベント特設ページ: http://houkendo.co.jp/suzuriten/
トークイベントの様子
製硯師・青栁貴史さんとは
「硯」
みなさん、これ読めますか??
「すずり」と読むのですが、私最初読めませんでした…
そうです、習字に使う「すずり」です。
青柳さんはその硯をつくる「製硯師(せいけんし)」さん。
この製硯師という肩書きはオリジナルで、製硯師を名乗っているのは日本で青柳さんだけだとか。
青柳さんは1939年から続く書道用具専門店「宝研堂」の四代目です。
浅草に工房を構え、オーダーメイドでの硯製作や修理・復元、
子供の工房招待や硯製作の実演など、幅広く活動されています。
今年1月にはTBS系列の「情熱大陸」に出演され、
伝統の技術を継承するだけでなく、新しい作品づくりに挑戦していくとともに、
日本の製硯の技術を世界中に広めていくためご活躍中です。
硯展の様子
ニッポン手仕事図鑑
2015年、ニッポン手仕事図鑑は「日本の手仕事をのこしていくお手伝いがしたい」という思いから、全国の職人さんの映像制作を開始しました。
今では映像制作だけでなく、様々な取り組みをしています。(それはまた別の記事で!)
青柳さんは2016年に映像制作をさせていただいたご縁から、今回ご自身初の個展をプロデュースという形でご協力しました。
これからも、日本の手仕事をのこしていくために様々な形で職人さんをサポートしてまいります!