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こんにちは。アイブレインズの佐藤です。
今日は、「仕事を辞める理由」について思うことを書いてみます。
自分の経験や、求職者・友人の話をもとに整理しました。
目次
仕事を辞めたい理由
お金の問題を分解してみる
人間関係の問題を分解してみる
本質的な理由は「納得感の欠如」
納得感を高めるためのアクション
評価基準や自分への期待値を確認する
役割や裁量、意思決定のプロセスを明確にする
アイブレインズのバランス
どんな人がアイブレインズに合うか
最後に
仕事を辞めたい理由
多くの人が同じ理由を言います。
データがあるわけではないのですが、体感8割はこれです。
「今のお給料では苦しくて…」
「人間関係がつらい」
でも、これらは結果として現れた不満であり、本当の原因は「納得感の欠如」だと私は考えています。
お金の問題を分解してみる
「お金が理由で辞めたい」という声を、もう少し掘り下げてみると、多くの場合、次のような状態に行き着きます。
- 成果と報酬が結びついていない
- 評価基準が不明確
- 今後の成長やキャリアが見えない
例えば、
- 売上が上がっていても、仕事を巻き取っても、給料は上がらない。
- 「何を頑張れば昇給するのか」を聞いても、濁される。
- 仕事を続けた先に、どんなスキルが身につくのか想像できない。
こうした状況が続くと、「この給料はおかしい」という感覚になっていきます。
つまり、問題は金額そのものではなく、
自分の価値がどう測られ、どう還元されているのかが見えないこと。
同じ給与でも、納得できる人と不満を感じる人がいるのは、ここに理由があるのではないでしょうか。
人間関係の問題を分解してみる
次に、「人間関係がつらい」というケースです。
このケースも、単に「相性が合わない」という話だけではありません。
多くは、組織設計の問題に起因しています。
- 意思決定のプロセスが見えない
- 権限と責任の所在が曖昧
- 意見が却下された理由がわからない
- 人員配置に課題がある
例えば、
- 会議では前向きな反応だったのに、後から突然方針が変わる。
- トラブルが起きると、現場だけが責められる。
- 声の大きい人の意見ばかりが通る。
- 特定の人物を貶める発言を上司が行っている。
こうした積み重ねが「人間関係がつらい」「上司と合わない」という言葉に置き換わります。
職場における人間関係の多くは、個人の相性よりも、ルールや前提が共有されていないことによる摩擦ではないでしょうか。
本質的な理由は「納得感の欠如」
お金の問題も人間関係の問題も突き詰めると、共通するのは一つです。
「なぜそうなっているのか説明されていない」
- 「なぜこの評価なのか?」
- 「なぜ自分と新入社員の給料が同じなのか?」
- 「なぜ現場を知らない人が判断をしているのか?」
自分の置かれている状況が納得できる形で説明されていないことが問題なのです。
しかし、この納得感を完璧に説明したり、システムとして落とし込むことは非常に難しいですよね。
だからこそ経営は難しく、ベンチャーではカリスマ性のある社長さんが強いのかもしれません。
納得感を高めるためのアクション
多くの人は転職で環境を変えますが、転職後に同じ壁にぶつかる可能性も否めません。
だからこそ、自分で納得感を積み上げる努力や練習することも大切だと私は思います。
評価基準や自分への期待値を確認する
- 上司や人事に「自分の成果の評価」について具体的に聞く
- 昇給や昇格の基準を明文化してもらう など
役割や裁量、意思決定のプロセスを明確にする
- 不明確な権限や責任を整理する
- 「なぜその判断になったのか」を質問する
- 会議や意思決定の場に参加できるよう依頼する など
小さな行動でも、納得感は少しずつ高まり、働きやすさを自分で作ることが出来るかもしれません。
上記のようなアクションが難しかったり、改善が見えないなら離れる判断も正しいと思います。
アイブレインズのバランス
アイブレインズでは、数字に強い社長と、人の扱いに優れた幹部でバランスを取っているように感じます。
- 社長の、数字に基づいて、論理的に整理する力。判断力。
- 幹部の、人の感情や世間の空気感をすくい上げる力。対応力。
この両方があるからこそ、まだ完全ではない組織の中でも、納得感を生み出しているのかもしれません。
※上記の書き方だと、両者が足りない部分があるようですが、そうではありません。
例えば、幹部も元経営者で投資の達人。とても数字に強いのですが、会社を回す役割分担的な話です。
どんな人がアイブレインズに合うか
正直に言うと、アイブレインズもまだまだ整っていない部分があります。
その中で、
- 正解がなくても、まず一歩踏み出せる人。
- 社長や幹部が相手でもガツガツコミュニケーションを取れる人。
こうした人にとっては、裁量が大きく、自由でおもしろい環境です
逆に、わからないことを聞けずに立ち止まってしまう人や、とても几帳面な方は、モヤモヤする場面もあるかもしれません。
最後に
「まあ、やってみよう」
「自分がルールを作っていいの?」
そう柔軟に動ける人にとって、アイブレインズはとてもやりがいを感じる会社です。
ルールや制度の安心感よりも、自分で形をつくる手応えを大事にしたい方には、きっと合う環境だと思います。