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エビリー開発ハッカソン開催!オープンイノベーションに繋がるイベント裏側をチラ見せします

エンジニアやデザイナーなどIT技術者が集まってチームを組み、意見やアイデアを出し合いながら決められたテーマに沿って短期間に集中的に開発作業を行う「ハッカソン」。1日~1週間の短期間でプログラミングのアイデアや制作物を競うイベントでは、ゼロから完成まで作り上げる達成感に加え、チームで成し遂げた経験値の獲得など様々なメリットがあります。

<ハッカソンの4つのメリット>

  • ①若手エンジニアなどの人材育成につながる
  • ②新規事業や新商品の創出
  • ③社内外の交流・コミュニケーションの形成
  • ④モチベーションアップ

エビリーでは今期1Qに、開発チームで独自のハッカソンイベントを実施。メンバー間のより深い交流と、サービス開発の基本技術のボトムアップを目的に、社内業務効率化ツールをテーマに「これがあったら便利だろうな」というサービスの新規開発や、既存システムの改善作業などについてチーム毎に発表が行われました。

<ハッカソン開催ルール>

  • チーム分け:3~4人/チーム
  • チーム全員が参加し、アウトプットは必須
  • 毎月最後の金曜日 11:00 ~ 18:00に開催し、Q全体会議で成果発表、時間(8分/チーム)

<賞金>

優勝:1万円 /人

<評価ポイント>

  • 課題定義力
  • 課題解決力
  • チーム力
  • 完成度

<審査基準>

  • チーム以外のメンバー全員投票
  • 各チームに対して上記評価ポイントに採点(1~5点)
  • 評価者平均点数の高いチームが優勝とする

7月に開催された発表会では、チーム毎にテーマに沿って課題定義(解決したい課題/開発した理由など)、解決案(構成など)の共有のほか、メンバー役割や、各チームメンバーが担当した内容、デモ、KPT、学びや気付きについて発表が行われました。


■Aチーム

チームメンバー:浮須、後藤、遠藤、 鹿野

概要:勤怠報告に関して、出退勤の打刻とSlackでの出社報告の二度手間を解決すべく、Slack上での発言で打刻することで、開発だけでなく、ビジネスでもより多くの人に使ってもらえるのではないか。


  • 審査コメント:リリース手順bot くんに変更したので修正が必要。共感できる課題のため、ぜひ実装させてほしい。完成度を高めていると尚良かった。

メンバーコメント:課題解決のために単一機能を提示しただけだっため、競合する機能が出た時点で初期案はボツになってしまった。しかし、実装が局所的で分担が難しかった解決したい課題や利用者が思い浮かぶものだったため、各自が課題を意識して自走することができた。

■Bチーム

チームメンバー:品地、石川、池田

概要:本来の目的を見失った、あまり使われていない「社員図鑑」。一覧が部署ごとにページが分かれていて人をみつけ難く、Google スライドで管理されているので編集も手間。誰でも簡単に触れるようにWebアプリケーション化し、追加や削除も機能として入れることで図鑑の管理も簡単にしたい。

審査コメント:案としてはそこまで奇抜なものではなかったが完成度は素晴らしい。会社規模を考慮した持続性ある点が良かった。

メンバーコメント:規模が大きくなった且つ更に大きくなる今こそ、社内の人を把握できるように社員図鑑のアップグレードが重要。Firebase + React + Chakra UIなら作業日数3日でプロトタイプを仕上げられるなど小さい工数でWebApp化できることがわかった。チーム内で作業を分散して目標を達成できた。

■Cチーム

チームメンバー:中塩、高田、羽諸

概要:エンジニアの課題解決と、開発技術の提案のため、Skill Mapperを作成し、誰がどのスキルに強いかを共有し、何かあれば聞けるようにし、開発組織の全体で強い/弱いを見える化し、弱い部分を採用活動に利用する。


審査コメント:煩雑な作業を簡易的にするための設計が良い。機能の洗い出しがしっかりと考えられていて、1個のプロダクトとして完結している。実用的なアプリのため、完成度をもっと高めてあれば尚良い。

メンバーコメント:ヒアリングを通して課題を要件に落とし込むことができた。バックエンドの実装はほぼ無く、Amplify × Nextで爆速の開発ができた。

■Dチーム

チームメンバー:栗原、渡辺、八木澤

概要:コーポレート担当が運営しているイベントについて、イベント作成、出欠確認などの準備に付随する単純作業を効率化できる自動化アプリケーションを開発。

審査コメント:ターゲティングがはっきりしていて実際使われそう。"圧倒的"課題解決力と、プロセスがしっかりしている。すでに運用されているだけでもすごい。開発スピードがとにかく速い。

メンバーコメント:コーポレートの悩みを軸に、ユーザーを定義したプロダクト開発が実践できた。また、試験運用したことで、問題点・使用変更の確認ができ、Slackの実装概要を知ることができた。

ハッカソン優勝チームの発表&CTOからの総評

↑崔 元杰CTOによるレビュー

優勝チーム:Dチーム

CTO総評:Dチームの短期間にPDCAを2回まわし、実運用まで完成したことを評価。

エビリーで初めてのハッカソンを試して、ある程度当初の目的は達成できたと思います。

  • メンバー間の深い交流
  • サービス開発の基本技術の全体のスキルアップ

ビジネス側からもぜひ抱えている課題を解決してほしい要望もあって、今後はビジネス側の課題も対象にして他部署との交流も深めていきたいと思います。


開発チームでは、今後も定期的にハッカソンを開催予定です。今回ご紹介したハッカソンをはじめ、エンジニア同士の繋がりを作ることで、社員の意識改革やオープンイノベーションを巻き起こしていきます。


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(ライター/山本エミ)

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