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プロダクトには愛が必要だ―。日立製作所・Microsoftを経たエンジニアがたどり着いた『開発に最も必要なコト』

企業と人のポテンシャルを引き出し、成功へのカギや新しい価値を見つけるために、動画を駆使したDX推進を支援し続けているエビリー。企業の動画活用に必要な機能をワンストップでご提供する、国内最大級のクラウド型動画配信システムmillvi(ミルビィ)と国内最大級のYouTubeデータ分析ツール kamui tracker(カムイトラッカー)の二つのサービスを展開。動画配信関連テクノロジーやビッグデータを活用し、企業のみなさまが抱える課題を解決へと導きます。

今回は、動画市場データを可視化して分析し、企業やクリエイターの皆様のニーズに適したマーケティング戦略の構築や、動画チャンネル運営をトータルサポートするkamui trackerの開発部のコアエンジニアである栗原さんにインタビュー。エンジニアとして名だたる大手企業を渡り歩いた栗原さんが、なぜベンチャー企業のエビリーを選んだのか、そしてエビリーでの開発業務の魅力について語っていただきました。


プロフィール|栗原啓成 東京工業大学大学院卒。大学卒業後、株式会社日立製作所に入社。システムエンジニアとしてBtoB向けWEBサービスの運用・保守業務のほか、工場向けのアプリケーション開発を担当。その後、日本マイクロソフト株式会社にてAzure のサポートエンジニアとして Azure Monitor の製品サポート業務に従事。2021年12月より株式会社エビリー プロダクト開発本部 kamui tracker 開発部にてエンジニアとして活躍中。

多才な経歴を持つコアエンジニアが、大手企業からベンチャーへ転職した理由

↑先日実施した「もくもく会」の様子

現在はエンジニアとしてエビリーの第一線で活躍している栗原さんですが、意外にも大学時代はプログラミングには全く縁がなかったそう。

「当時の僕は全く異なる分野の研究を行っていました。就職活動の際に、IT業界に将来性を感じており、そこでご縁があった日立製作所に入社を決めました。最初は、BtoB向けWEBサービスの運用・保守業務を担当し、その後は工場向けのアプリケーション開発を行っていました。当時の上司が開発やマネジメントもでき、将来は会社をリードしていくであろうという非常に尊敬できる方で、その方からビジネスのイロハを学ばせていただきました。将来的に、上司のように技術力で会社を引っ張っていく存在になりたいと考えるようになりました。

その後、エンジニアとしてさらなる高みを目指したいと思い、Microsoftに転職し、Azure サービスのシステム設計サポートや、トラブルシューティング業務を担当していました。日本のIT業界の第一線でのエンジニア業務ということもあり、非常に楽しく仕事をしていたのですが、自分の経歴を可視化してみようくらいの軽い気持ちで登録したベンチャー専門の転職サイトでエビリーからスカウトをいただきました」

これまで大手企業で働いてきた栗原さん。

なぜ大手企業からベンチャー企業への転職を決意したのでしょうか?

「Microsoftを出るとしたら、ITコンサル系の道を歩むか、ベンチャー企業の二択しかないなと当時は考えていました。ベンチャー企業を考えていた理由は、業務の担当範囲です。
大企業で大きなサービスを担当していると、設計から開発、保守・運用とすべての領域を担当することはなかなか難しいのが現状です。一方、ベンチャー企業であれば、設計・開発から保守運用、開発以外のインフラ構築など幅広い業務に携わることができるのではないかと思いました」

充実した職場環境と、満足できる待遇や将来性がある中で、胸に芽生えた新しい環境で挑戦してみたいという思いと明確なポリシーが日に日に膨らんでいった栗原さん。業界トップレベル企業でのエンジニア業務という経験と誇りを胸に、「転職するなら今しかない」と選んだ企業がエビリーでした。

「転職の際の企業選びで軸にしていたことは、エンジニアとして全領域に関われること、そして、今後伸びるであろう業界で事業を行っていることでした。今後伸びていく業界では、競争も激しく、様々なサービスを生み出す必要があると思います。このような挑戦的な環境ならば、モチベーションが高まりますし、エンジニアとして様々なことに挑戦できるだろうと考えていました。エビリーは映像業界にてYouTubeを主軸とした事業を伸ばしていたので、僕の希望にもマッチしていましたね」

入社前にエンジニアのLT会にも参加し、社長にも直接「技術力でチームを引っ張っていく存在になりたい」と、自らの未来図を積極的に語っていた栗原さん。

圧倒的なコミュニケーション能力を武器に、主にプログラミングを勉強する目的で、複数人が集まって各自「黙々」と作業をする『もくもく会』を主催するなど、プライベートでも様々なイベントを企画し、日々社内外の人脈を形成し続けています。


ゼロイチで生み出す楽しさ。ベンチャー企業で実感する「成長」と「自社サービス開発の醍醐味」

2021年12月にエビリーに入社して半年が経った今、kamui tracker 開発部のコアメンバーとしてバックエンド開発業務に従事する以外にも、栗原さんは部署横断での様々な取り組みを推進しています。

「エビリーに入社してみて改めて、裁量の幅広さを実感しています。大企業ではある程度決まった事項に対して、どう工夫するかが評価されており、同じ企業で働いていながら受託作業者のような心象を抱いていました。エビリーに入社した理由の一番大きな決め手でもあったのですが、自分のプロダクトに愛情を持てそうな環境でした。エビリーでは、自分が担当するプロダクトの全てを担当可能です。やっぱり、自分が考えて生み出したものには愛情が芽生えますし、このサービスをもっと良くしていこうという気持ちが湧いてきます。

今はある新機能に対して、設計・開発の検討など、サービス開発の一番最初から関わっています。サービスが生まれる瞬間から関わることができ、プロダクトに一層愛着が生まれました。これはエビリーに入社して特にやりたかったことでしたね」

学生時代、新聞営業のアルバイトをしていたという栗原さん。当時、自身は全く新聞に興味を持っていなかったにも関わらず、仕事とはいえ顧客に売り込みをしていくことに疑問を抱き続けていました。

「自分がいいと思っていなかったものを相手に営業する。これって矛盾が生じていますし、実際にもストレスを感じていましたね」と振り返ります。

エンジニアとして最も大切な『プロダクトに愛着を持って開発業務に従事する』という思いをエビリーで実現した栗原さん。今後リリース予定の新サービスの設計においても様々な提案を重ね、ゼロイチで開発に携わっています。

「エビリーは新サービス開発においても、非常にチャレンジできる環境だと言えます。そのサービスが必要な理由、必要な機能、スケジュールをしっかりと提案することで、ボードメンバーも耳を傾けてジャッジしてくれる機会が皆平等に与えられています。これはエンジニアとして嬉しいですし、エンジニアが働く上で気になる職場環境の面でも他社のエンジニアも興味を持ってくれるポイントです」

メイン業務の他にも、チームの生産性を高めたり、新卒社員や中途入社の方など誰もが気軽に質問できるよう、栗原さんは社内でメインコミュニケーションツールとして導入されているSlackチャンネルの軽微な開発を行いました。様々な質問が行き交うこのスレッドは知識の海となり、誰もが小さな質問から気軽にでき、過去の質問も簡単に検索可能で、チーム内のコミュニケーション向上にも一躍買う形で積極的に活用されています。

エビリーでは、今後もプロダクトに愛を抱き、ともにゼロイチでまだ見ぬサービスを生み出してくれる、開発コアメンバー人材を募集しています。

「エビリーはベンチャー企業ですので、開発サイクルの速さも特徴かなと思います。大手企業では一つのサービス開発において様々な部署が関連し、スケジュールを立てて調整し、稟議を通してなど、リリースまでに半年以上を費やしていくこともざらです。

しかし、エビリーではその判断スピードが非常にスピーディーで、相談の翌日には設計がスタートするようなタイムリーさがあります。市場のニーズに迅速に応えられるサイクルの速さで、技術が身に着くことも魅力のひとつですね。若手で成長志向の方や、ゼロイチで生み出したい、プロダクトに愛を持ちたいと考えている方にはぜひジョインしてもらえたらと思います」

最後に応募を検討されているエンジニアの方にメッセージをいただきました。

「エビリーは今、大きな成長フェーズの中にあります。サービスが開始して一定の年数が経過すると、どんなサービスにでも必ず歪が生じます。よりユーザーニーズに対応したサービスに改善するためには、転換期が必要です。そのため、より良いアーキテクチャを生み出し、エビリーが抱える大量のデータを効率的に活用するデータ基盤を作り上げたいと考えています。非常に高い壁ではありますが、やりがいがあり、これを乗り越えることでエンジニアとしても大きな経験に繋がります。開発経験はもちろん、データベースに詳しい方などジョインして欲しいです。データベースのサポートエンジニア経験など、データベースのスペシャリストの方も活躍できる環境かと思います。少しでも気になる方はぜひ『もくもく会』などにも参加していただき、お気軽にご相談ください」

栗原さんのように、顧客に愛されるプロダクトをゼロから生み出してみませんか?ワンストップソリューションで拡大し続ける動画活用のニーズに応えていく―――。

私たちが信じる未来へ、ともに走り続ける仲間を求めています。

(取材/ライター 山本エミ)

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