どんな自分になれるんだろう?
毎年の就活生がきっと何度も自分に問いかけた言葉のはず。
自分に向いている仕事を考えることも大事だけど、 社会人になってどんな大人になりたいか、どんな力をつけたいか。今日は未来の自分を考えてみませんか?
ちょっと前に大学を卒業したばかりの先輩。2017年卒で、エバーセンス新卒1期生の金子 日南(ひなた)に、昨年12月の内定者インターンからの半年で、どんな自分になれたのか、振り返ってもらいました。
面白さをどう伝えたら、魅力を感じてもらえるか。
高校のころからずっと、人に喜んでもらいたい、驚かせたい、予想外って言われたい、と思うタイプでした。 部活のメンバーの誕生日には、サプライズに全力投球。 嘘の退部届をターゲットに渡して、不安や寂しい気持ちにさせてからの…誕生日おめでとう!とか、どうやったら面白がってくれるかばっかり考えていました。4人兄弟の長女で、弟たちと過ごしていたから、いたずらっ子になったのかもしれませんね。
そんな喜んでもらいたい、驚かせたい、という気持ちもあって、大学ではPRや広告に関わるゼミに在籍。商品の面白さ、良さ、をどう伝えたら相手に魅力的に感じてもらえるか、に日々取り組んでいました。 利用者はどんな人で、その人たちがどんなことなら驚いてくれて、面白がってくれるかを考えることが楽しくて、就職活動でも、PRや広告に関わる企業を志望しました。
家族が幸せなことが、前進する力になる。
しっかり吟味して、いいなと思った企業だけを受けたかった私は、webサイトで企業のことをじっくり調べてからエントリーするようにして、 コツコツ就職活動を開始。
数を受けなかったこともあり、選考に落ちると持ち弾がなくなって、すぐに不安になりましたね(笑)
その日も、お祈りメールをもらって少し落ち込んで帰宅したのですが、家族はいつものように楽しそうにしていて、元気をもらえたんです。ああ、家族っていいなって。家族が幸せで明るいからこそ、私も前に向かって進んでいけるんだって。
選考企業を増やそうと思ってwantedlyを開いた時に、たまたま「家族」というキーワードがふわっと浮き上がって見えてきて、「家族の幸せ」を願う「エバーセンス」に出逢いました。
私が選考に進むかを決める。
エバーセンスの選考は、本当に独特で、今でも強く印象に残っています。1次面談後、当時の採用担当だった管さんから、超長文のメールをもらって。
私のいいところや課題、これからどうしていけば、もっと成長できるかという期待。 あの面談時間だけで、ここまで私のことを見てくれたんだという驚きがありました。 そしてメールの最後には、
「自分で考えてみて、もしいいなと思ったら、選考に進むか連絡をください」
とあったんです。
そうか、私が選考に進むかを決めるんだって。初めての体験でした。
2週間かけて、本当にじっくり考えて、選考に進みたいとお返事して…。
面接でお会いする社員の先輩方全員がサービスに誇りを持っていて、ユーザーからは素敵なレビューが沢山つく、みんなが好きなサービスを、もっともっと広めていきたい!と感じたんです。 入社後のキャリアを、自分で選んでいける制度にも背中を押されて、エバーセンスへの入社を決めました。
書けるって強いぞ!書く力で心を動かす人に。
インターンの前は、もっとゆるっとした会社なのかと思っていたけれど、本当にみんなストイックで、結果や目標にこだわる強さのある会社です。12月からインターンとして参加してからは、日々こなすのに精一杯でした。
私が担当するのは「こそだてハック」の記事を通して、女性や子供を持つ家庭の彩りを豊かにする商品を紹介すること。黙々と読者のことを考えて、いい商品を選ぶ。
以前採用面談に参加した時に「飽きたりしませんか?」なんて聞かれましたが、正直、まったく飽きないです(笑)だって商品の違いだけじゃなく、届ける相手も違って、想像することがいくらでもあるんですよ。先輩方の記事を読むと「なんて素敵な文章なんだろう!」って感動することもいっぱいあります。
入社してからずっと側で指導してくださった(渡邊)渚さんは、本や雑誌を何度もなんども読み返して表現方法を身につけた方で、こんな表現があるんだ!素敵だなっていつも感じています。私がこれだけ気持ちが動いている。言葉で人の心を動かせるんだって。書く力、言葉にする力があれば、どこでも発信、価値が届けられる。
「書けるって強いぞ!」って思うんです。
心を動かす書き手になるには、言葉を知らないといけない。そして、考えていないと言葉は出てこない。 エバーセンスに入社してから、写真や色だけを眺めていた雑誌の読み方も変わり、使われている言葉使いに目が向くようになり、表現が一つひとつ身についてきたことを実感しています。
・なぜこのページに来たの?
・どんな悩みがあるの?
・なぜ読んでくれるの?
ユーザーを想像して、必要としている価値を考えて、言葉を紡いでいく。細かい表現にこだわり続けて、もっともっと多くの人の心が動く書き手に。誰よりも価値を伝えることが上手い人になりたい。それが、どこでも必要とされる人になることだと、今は感じています。