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男性の育休取得率100%を目標にしない理由。

※こちらのストーリーは2021年6月に公式noteで公開した内容を転載しています。

こんにちは、コーポレートの真辺です。
先日、「育児・介護休業法」が改正されました。男性の育休取得を促す内容が盛り込まれ、各社が男性育休の環境整備に大きく舵を切っています。

SDGsの流れも相まって、育休の取得率を100%に掲げる会社も増えてきており、世の中がどんどんいい方向に進んでいるのを感じます。
一方でエバーセンスとしては、取得率100%をあえて目標にしない組織づくりをしてきました。

各社がそれぞれの立場で考えを発信することは、多様な社会をつくることにもつながりますし、働く個人にとっても選択肢が増えると思うので、今回は私たちの考え方をお伝えしたいなと思います。

目次

  1. 幸せの正解は、ひとつじゃない。
  2. 中心にあるのは、いいものづくりをする組織であるということ。
  3. 小さな会社で働くわたしたちが、これからの働き方を作っていく。

幸せの正解は、ひとつじゃない。

現在の男性の育休取得率はご存知ですか?
2019年時点で、わずか7.48%です。政府は2025年までに30%を目標にしていて、今回の改正でどこまで浸透していくかということにも注目が集まっています。

ちなみにエバーセンスでは取得率100%は目指していませんが、結果的に現在の男性育休取得率は100%となっています。現在も6月にお子さんが産まれたばかりのパパが、半年間の育休を取得しているところです。

エバーセンスは家族をテーマにプロダクトを作っているので、子育てに特に関心の強いメンバーが揃っている、ということもあるかもしれません。
それでも100%を目標に置かないのは、家庭により幸せの価値観は異なるからです。

多くの男性は育休を取得したいという調査結果も出ていますが(※)、取得しない方が良いと考える人も一定数います。価値観はひとつではないし、子育ても、家族の幸せのあり方も、正解はひとつではありません。
(※)男性新入社員の約8割が「子どもが生まれたときには、育休を取得したい」。(日本生産性本部「2017年度 新入社員 秋の意識調査」より。)

だから、会社として大事にしたいことは、取得してもいいし、取得しなくてもいい、という選択肢を持っておくこと

取得したいという人は、希望の期間をストレスなく取得してほしいし、取得しない人も肩身の狭い思いをすることなく、堂々とその選択をしてほしい。

世の中の価値観が変化するのは素晴らしいことだと思いますが、それにより新たな「べき論」が増えて、息苦しく感じる人が増えないと良いなと思っています。
それぞれが自分たちらしい道を選択できるよう、サポートしていける世の中を作っていけたら嬉しいです。

▼続きはぜひ公式noteで!

https://note.com/eversense/n/n811fdbcb54f2#htutg

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