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エウレカ新チーム発足!AIチーム責任者 臼井が語るエウレカの魅力とエンジニアの未来について

今回は、エウレカで新たに発足されたAIチーム責任者を務める臼井のエウレカストーリーをご紹介します。臼井は、理学研究科の修士課程(物理)を修了後、プログラミングほぼ未経験でありながら、新卒で独立系SIの企業で、プラント監視システムや集中治療室システムのWindows ネイティブフロントエンドの開発を経るなど、経歴が豊富なフルスタックエンジニアです。

はじめから飾らないエウレカに興味がわいた

エウレカのことは入社1年くらい前から、現CTOの金子がイベント登壇しているのを見たことがあって、存在は知っていました。それから特に意識をしていた訳ではなかったのですが、ダイレクトリクルーティングでエウレカからスカウトをもらったのをきっかけに、名前を知っている会社だったので、ほんの好奇心と腕試しの気持ちから話を聞いてみることにしたんです。

そんななか最終的にオファーを承諾する決め手になったのは、配属予定だったチームの人(当時 TechDev Teamマネージャー 金子森川)と実際に会食をさせてもらい、その時の残業時間や組織のリアルな状況などを内情を隠さずに話してくれて、変に飾らずずいぶん正直な人たちだなと思ったのが大きかったですね。当時まだCTOだった石橋の説明も、具体的で説得力があったのを覚えています。

それと、当時から評価制度がしっかりしていて、若手からベテランまで成長を促進する環境があると感じ、組織自体にとても興味がわきました。ちょうどGoへフルスクラッチが完了する前後のタイミングだったので、エンジニアとしても面白そうだと思いました。

私自身は、理学研究科の修士課程(物理)を修了後、新卒ではプログラミングほぼ未経験で技術力重視、全社員の内理系エンジニア9割以上の150人くらいの独立系SIの会社で、工場監視システムや集中治療室システムのWindows ネイティブフロントエンドを開発していました。前職は流通小売系事業会社の子会社の内製エンジニアで、ECやスマートフォンアプリの企画レベルからの全工程に関与していました。エウレカのカルチャーや環境など、前職との大きなギャップも新鮮で魅力に感じましたね。

難易度が高いほどやりがいを感じる

業務においては、難易度が高く、かつ成功すればインパクトが大きいものほど好きです。特に、大学で学んだ情報科学や自然科学の考え方や知識が実問題に適用でき、かつ有効であるとわかったときは特に嬉しいですね。まさに「Eureka(わかった)!」、という感じです(笑)。

私は、属人化の危険性を理解した上で時間局所的に属人的にならざるを得ない知識・知恵・経験を要するものを好みます。ソフトウェア開発者は、一般的に属人化と標準化のはざまで揺れ動くものだと思います。「標準化」≒「私が死んでも代わりはいるもの」という状態をつくり出しますし、トラックナンバー* が1の状態は健全ではない状態ですし… 難易度的に致し方ない場合は、ある程度許容しなければならないのでは、と個人的には考えています。

* プロジェクトのメンバーの内、トラックに轢かれるとプロジェクトが継続困難になる人数

ただ、それもある程度は標準化したのちに、もっと尖ったことにチャレンジするべきだとは思います。自分の存在価値とは、仕事とは、もありますが、なにごともバランスが重要ですね。そして、エウレカには、そのバランスを実現できそうなポテンシャルがあると感じます。

自分の経験上では、自然科学の中でも純粋な数学や理科などの専門性を生かして稼げる人って少ないように思うんです。ただ、エウレカには、そういった分野に理解がある人が多いので、共通言語で仕事ができる嬉しみがあります。

将来のキャリアについて

基本的には、いつまでも手を動かし続けたいです。もし、エンジニアという職業が30年後も存在するのであれば、ですが。また、自分より優秀な若手の成長を促進し続けたいですね。自分の成長も大切ですが、10人の若手が自分の何十倍もうまくやれる存在になれば、自分が間接的にでも寄与できる世界の生産性への寄与が、何百倍以上にもなりますから。

エンジニアという職種もそうですが、マネジメントの面白みにも気が付きました。自分自身が優秀な人と働くために、そして優秀な人が育つための環境づくりを大切にしたいです。やることはやって、新しいことへのチャレンジと失敗への非難をしない、寛容で自由闊達な雰囲気づくり。失敗を責めたり制限するのではなく、振り返りをすれば良いんです。

実現のためには、自分の成長も怠ってはいけないと強く感じています。自分が若手の立場なら、同じ専門職能で話にならないレベルの人間に学ぼうとも思わないですし、職能あるいは専門性が近い領域の何らかの点で、尊敬や憧れを持たれ続ける存在にならなければ実現できないと考えています。

他人へ影響を与えることは、工業的なプロセスではできないことだと信じています。自己研鑽を続け、肥沃な土壌のように長期的に周囲の人の成長を促進できる人物になりたいです。

AIチームとして抱える課題、これからの展望は?

人工知能関連だけでなく、研究開発的なミッションも任されたAIチームとして、小さいチームながらもエウレカの組織と事業に非連続的成長をもたらす中心的な体制を構築したいです。

また、一般的に日本の企業は、大学における専門性の評価ができず、高度な知的訓練を受けた人材の競争力を引き出しきれていないと感じているのですが、これを活かすことができれば、他社が真似をできないようなビジネスを生み出すチャンスにもなり得ると考えているので、そういった課題もバックグランドとして持ちつつ、取り組んでいきたいです。私自身、大学院を出たプレイングマネージャーとして、まずはエウレカで各メンバーの高度な専門性を、事業に生かせるような土壌を形成していきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、AI/機械学習エンジニア 臼井のエウレカストーリーをご紹介しました。今後も引き続き、エウレカメンバーのインタビューを公開していきますのでお楽しみに!

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