先日、とある方の講演を聞いていた時に、
「自分の良いところを1分間で20個書き出してください」
と言われました。自分の良いところを20個!?
普段から自分の悪いところばかりに目がいってしまう私は、
もちろん20個も書けず、7個しか書けませんでした。
日本人はお国柄謙虚なのか、悪いところや改善点はいくらでも書けるのに、
ほとんどの人が自分の良いところを見つけることが苦手だそうです。
その通り、私も自分の改善点だったらあっという間に20個書けてしまいそうです。
しかし、自分の良いところを見つけることは、
良好な人間関係を構築するためにもとても重要なのだそう。
自分の良いところを見つけられるということは、
相手の良いところを見つけることができるということ。
それを聞いて、いろいろ思い返してみると自分の子供のテストの点数でも、
いつも悪い科目ばかりに目がいっていることに気づきました。
悪い科目だけでなく、得意な科目もあるのに、悪い点数を見て
「どうして出来ないのだろう?」
「どうしたらできるようになるんだろう?」
と悪いところばかり気にしていました。
当然、そんな風に悪い点ばかり気にしているので、お互い良い気持ちにはなっていませんでした。
得意な科目は思いっきり褒めてあげればよかった、一緒に喜べばよかったと後悔しました。
でも、この経験を通じて、もっと自分の良いところに目を向けて、
相手の良いところを見つける達人になりたいと思いました。
相手の良いところを見つけて伝えることで、
より良い人間関係が形成され、相手のモチベーションも上がります。
そして、相手の長所を認識し、評価し、ポジティブな影響を与えることができたとしたら、私もこれ以上にない幸せを感じられるとお思います。
まずは、自分のいいところを20個あげてみたいと思います。
そして、家族・友人・同僚の良いところを20個あげ、伝えてみようと思います。
これからは、相手の良いところを見つける達人になりたい!そう思えた出来事です。