夢中を見つける

「夢中」夢中とは、夢の中にいるほど心が支配されている、入り込んでいるというような意味から、その物事だけに心を奪われている様子・状態のことをいうそうです。

夢中をみつける

心を奪われるというのは、「物」だけでなく、「人」や「場所」に夢中になれることもありますよね。
昨年、WBC (ワールド・ベースボール・クラシック)で14年振りに、日本が優勝した事が話題になりました。大谷選手を始め、侍JAPANの方々が日本・世界を賑わしていた際に、多くの人がこのWBCに「夢中」になっていたのではないでしょうか。「WBCロス」なんて言っている方もいらっしゃいましたね。
みなさんが今、自分自身が夢中になれることは何ですか？

この質問に、もし「私、今夢中になっている事ないかも...」なんて方がいらっしゃれば、是非自分自身とたくさん会話をし、経験し、「夢中」を探してみて頂きたいなと思います。
WBCは世界中に感動を与えてくれ、とても素晴らしいものでした。でもきっと、WBCの選手たちのように、1人1人が自分の人生の「主人公」であり、それぞれのストーリーを持っているし、創ることができると思うのです。
「夢中」って、じゃあどうやって探すの？って疑問が頭を過ぎるかもしれないですね。夢中が心を奪われる事だとすると、「好き」を探す事かもしれません。
しかし、好きだから夢中になってやるのか。やっているうちに好きになっていくのか。どちらが先か、「鶏が先か、卵が先か」正解はないのかもしれません😊

弊社が現在遂行しているKUDEN LEGENDという事業の中でも、松井秀喜 (元メジャーリーガー)さんや、高島郁夫(Francfranc創業者)さん等、「偉人」の方々に共通しているのは「好き」をみつけることです。

コーチングをしていると、多くの人が「なにが好きかわからない」「どうやって探せばいいのかわからない」と聴かせてくださいます。そんな中で、気づいたのはみなさん「自分で自分に制限をかけていること」です。

例えば
・時間があれば...~~~してみたい
・お金があれば...~~~してみたい
・私は何歳だから~~~~あるべきだ
・私はこういった性格だから~~~だろう
・今まで好きだったことはこれだから ~~~

本当はみなさん「好き」をたくさん心の中に持っていらっしゃいます。しかし、多くの方はこういった「条件・制限」や「固定概念」をいれることで、本当の気持ちを抑えている・蓋をしているということに気づきました。
そこで、是非みなさまにやって頂きたいのは「条件を手放す」ことです！現実的に「可能」「不可能」か、「できる」「できない」と、制限をかけて考える前に、一旦全て手放して「何に心を惹かれるのか・奪われるのか」それを「感じてみる」。
そうすると、自分で「こういう事が好きなんだ、やりたかったんだ」と認識することができます。「できるかできないか」は一旦置いておいて、「自分はこうなんだ」と気づくこと、そこからがスタートのように思います。そして少しずつできることから、行動していくことでいつのまにか「夢中」に出会っているのではないかと思うのです。
是非みなさんにとって「夢中」を見つけ、自分の人生の主人公として歩んでいってくださいね。