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Claude × Notion × GAS — プログラマーでなくても作れるAI業務基盤

プログラマーでない一般のビジネスパーソンが、既製のクラウドサービスの組み合わせでAI業務基盤を構築するなら、現時点の最適解は Claude × Notion × GAS(Google Apps Script) だ。前稿「経験知見を集合知に」では、「なぜ暗黙知をチームで共有する仕掛けが必要か」を書いた。本稿はその具体策だ。この結論に至るまでに、試行錯誤の時間があった。その経緯ごと書いておく。当初の試行:Notionで完結できるはずだアプローチとして最初に試みたのは、Notion AI を使ってNotion内で完結させることだった。Notionはすでにチームの情報基盤として機能していた。議事...

大村市、「子育てしやすい自治体」全国1位 — 地元で暮らして見えた「当たり前」の積み重ね

2025年11月、日経BP総合研究所が発表した「子育てしやすい自治体ランキング2025」で、長崎県大村市が全国1位に選ばれた。2位は兵庫県明石市、3位は千葉県流山市。4位以降に東京都心3区が続く。このニュースを聞いたとき、嬉しいと同時に、少しほっとした。私はEnvitalの事業の傍ら、大村市で約5年間、地域づくりに関わらせてもらってきた。東京に本拠を置きながら大村と行き来する二拠点生活を続ける中で、地元のお母さんたちから「ここは子育てしやすい」という声を繰り返し聞いてきた。子ども3人の家庭がごく普通にいる。全国的に少子化が叫ばれる中で、この感覚はちょっと特別だなと感じていたので、数字で裏...

経験知見を集合知に — AIで「一人の頭の中」をチームの武器にする

海外テック企業の日本市場参入を15年間支援してきて、確信していることがある。この仕事で最も価値のある資産は、個人の頭の中にある経験知見だということだ。クライアントとの関係性。業界の力学。「この相手にはこう話すと響く」という交渉のカン。「この技術はあの顧客の課題に刺さる」という直感的な結びつけ。15年分のそうした暗黙知が、私の頭の中にある。問題は、それが私の頭の中にしかないことだった。暗黙知のボトルネック少数精鋭のチームにおいて、個人の暗黙知は最大の武器であると同時に、最大のボトルネックになる。私がミーティングに出ている間、チームはその場で交わされた文脈にアクセスできない。議事録を書いても...

Notionカスタムエージェントで"クローンAI"に近づく

なぜ「AIエージェント」なのか2025年末、Notionがカスタムエージェント機能のベータ版を公開した。従来のAIアシスタントとの最大の違いは、バックグラウンドで自律的に動くという点だ。チャットで呼び出すのではなく、トリガーやスケジュールに応じてAIが勝手に仕事をしてくれる。これは小さなチームにとって革命的だ。Envitalは現在、国内外のパートナーと複数プロジェクトを並行で回している。議事録の要約、タスクの転記、リサーチの整理——こうした「やるべきだが手が回らない」作業が山積みだった。ほんの2時間ほどで7つのエージェントを作った2026年2月のTeam Monthlyで、この実践結果を...

バッテリーAIの新潮流 ── ファウンデーションモデルとエージェント型ワークフロー

EV・蓄電池市場の急拡大に伴い、バッテリー管理の複雑さが加速度的に増しています。車両開発サイクルはわずか24カ月にまで短縮される一方、バッテリーの化学系は多様化し、LFP・NMC・ナトリウムイオン・全固体と選択肢が広がり続けています。新しいセルが登場するたびに数カ月にわたる特性評価試験をゼロからやり直す ── この従来型のアプローチでは、もはや開発スピードに追いつけません。弊社がテックパートナーとして日本における事業開発全般を担っている英Eatron Technologies社が、2026年2月に開催されたSDV Automotive Expo Tokyo(東京)にて、この課題に対する新...

CES 2026:超低消費電力エッジAIが日常デバイスに知能を埋め込む

2026年1月にラスベガスで開催されたCES 2026では、AIがクラウドからデバイス側(エッジ)へ降りてくるトレンドが一段と鮮明になりました。中でも米Syntiant社は、超低消費電力のニューラル・デシジョン・プロセッサ(NDP)を軸に、音声・映像・振動センシングを組み合わせた「フルスタック・エンボディードAI」のデモを多数披露し、注目を集めました。CES 2026でSyntiant社が公開したデモSyntiant Delivers Full-Stack, Embodied AI to Real-World Users at CES 2026Syntiant社は2017年にカリフォルニ...

BluWave-ai:26.01 カナダでEV Everywhere™ 2年間の本番運用完了

EV(電気自動車)の普及が進む中、「いつ充電するか」が電力グリッドの安定性と再生可能エネルギーの活用度を大きく左右する時代に入っています。弊社代表の中村が日本における事業開発全般を担っている加BluWave-ai社が、EVドライバー向けのスマート充電アプリ「EV Everywhere」の本格展開と、ユーザー参加型キャンペーン「Clean Charge Challenge」を開始しました。BluWave-ai Launches Clean Charge Challenge for EV DriversBluWave-ai社はカナダ・オタワに本社を置くAIエネルギー企業で、電力グリッドの最適...

CES 2026 ── バッテリーAIはエッジとクラウドの融合へ

2026年1月にラスベガスで開催されたCES 2026では、AIがクラウドからデバイス側(エッジ)へ降りてくるトレンドが一段と鮮明になりました。とりわけバッテリー管理の領域では、安全性とリアルタイム性が求められるため、エッジAIとクラウドの役割分担が重要なテーマとして注目されています。弊社がテックパートナーとして日本における事業開発全般を担い、日本における顧客開拓と日本支社の運営を担っている英Eatron Technologies社が、CES 2026を受けたブログ記事を公開しました。CES 2026: Why The Future of Battery Intelligence Liv...

英Eatron社による日本支社設立

弊社が、日本支社機能の代行として、市場リサーチ、プロダクトの紹介、ローカライゼーション戦略、チャネルパートナーの獲得、顧客獲得などの、日本市場進出の支援をさせていただいてきたEatron Technologies社 (本社:イギリス) が、このほど正式に日本に支社を設立することになり、オフィスの選定から会社登記手続きまでが完了しました。弊社が手掛けてきた「バーチャル日本支社モデル」にて、このEatron社がまずは次のフェーズに移行し、国内での営業スタッフやFAE (フィールドアプリケーションエンジニア) などの人材を募集していきます。ご興味のある方は是非お声掛けください。Eatron T...

外国語の学習はもはや不要?:エッジAIのSyntiant社によるKnowles社買収に思うこと

エッジAIチップをヘッドセットなどのウェアラブルデバイスに組み込めば、全く遅延のない同時通訳が実現出来き、フランス人がのフランス語での質問内容が、ごく自然に日本語に訳され、こちらの耳に聞こえ、その返事も自然に相手に伝わるというシーンがいよいよ現実的になってきた気がします。Syntiant社 (本社米国カリフォルニア州)とは、弊社クライアントであるEatron Technologies社 (英国) との協業を通じて出会い、日本市場への進出を支援して参りました。同社のエッジAI半導体で特に消費電力面で優位性に着目しており、ウェアラブルデバイスへの適用でその威力をしています。今回のKnowle...

バーチャル日本支社モデル

弊社では、チームとして自動車/モビリティ、エネルギー、脱炭素領域を中心に日本進出を図る海外企業、特にテックスタートアップの支援を複数同時並行で行っています。これら海外企業には、競争力/先進性の高い製品/サービスを有していて、欧米、アジア圏などホームマーケットでは既に顧客ベースを獲得し、また製品/サービスの市場投入が進んでいるものの、日本市場はこれからで、日本での初期顧客獲得までは本格的市場参入に踏み切れないでいる会社が多数みられます。我々はこのような海外企業の本国本社との直接契約を通じて、日本市場における顧客/パートナー開拓をお任せいただき、日本での顧客/パートナーベースが一定程度できた...

長﨑県大村市コミュニティアプリ「おむすび。」

代表の中村の長崎県大村市での活動が拡大しています。これまでの同市の未来都市構想アドバイザーとしての企画・立上げ支援に加え、同社での官民連携会社コネクトの設立と、取り組みの第一弾である、地域ポータルアプリ「おむすび。」プロジェクトを進めています。「おむすび。」は、地域生活に役立つ情報にスマホ1つで簡単にアクセスし活用でき、地域のつながりをはぐくむことを目指しており、今年度「子育て支援」、「地域助け合い」と地域通貨「ゆでぴ」の3サービスから開始し、今後さらに拡大していく予定です。

バッテリー管理ソリューションのEatron Technologiesが資金調達を完了

バッテリー管理ソリューションのEatron Technologiesが資金調達を完了Envitalが日本市場への進出支援を手掛けている、英国Eatron Technologies(イートロン・テクノロジーズ)がシリーズA2の資金調達を完了しました。リードインベスターは、同社のAIベース・バッテリー管理ソフトウェアの顧客パートナーでもある先駆的開発者であるLG テクノロジー・ベンチャーズが担い、他にも自動車メーカー等関連企業からの戦略投資を獲得しています。Envitalでは、Eatron社の有する高精度のSoX※推定ソフトウェアに早くから着目し、日本の自動車OEM、Tier 1、バッテリー...

社会に浸透する未来も近い?ESS (Energy Storage System)

カーボンニュートラル社会の実現に向けて、再エネ(再生可能エネルギー)の拡大は必須ですが、その課題の一つとして必要なタイミングに合わせて発電できない点が挙げられます。太陽光発電は日中の日照時に限られ、風力発電は深夜に一番出力が大きくなり、家庭や事業所で電気を必要とする夕方以降の時間には合っていないなどです。そのため再エネで発電した電気をいったん貯めておき、必要な時間に取り出して需要にあてるためのESS (Energy Storage System 定置用蓄電池) のニーズが高まっています。また日本でも電力取引市場の整備が進み、自家消費せず余剰になった分を市場で販売するというオプションも今後...

リモートワーク:Envitalの働き方とは?

2023年現在、出社を全くしない「フルリモートワーク」を行う企業は32%であるとの調査結果があります。一方、ほぼ出社&リモートワークなしの企業は52%ほど。出社をする働き方の企業が多数派でありますが、コロナ禍が落ち着いてきた現在も、リモートワークを行う企業は多いようです。アメリカでも、ある調査によると、約16%の企業が物理的なオフィスを持たずにフルリモートで活動しているようです。そしてなんと98%のワーカーが少なくとも一部の時間はリモートで働くことを希望しているようです。Envitalでも、リモートワークを基調として活動しています。機動的な動きをする際に、リモートワークはメリットとデメリ...

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