エニグモ採用担当右川です。
2024年、エニグモは創業20周年を迎え、単体事業から新たに「エニグモグループ」としてさらなる進化を遂げようとしています。
強固な財務基盤を活かした積極的なM&Aや新規事業への投資を推進し、これまで以上に大きな挑戦へと踏み出す中、IR(インベスター・リレーションズ)チームはその中核として、重要な役割を担っています。
本記事では、IRグループが果たす役割、日々の業務内容、チーム体制、そしてエニグモグループにおいて大切にしている価値観についてご紹介したいと思っています。
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「エニグモ からエニグモ ”グループ”へ」
■IRグループの役割とは?
IRグループのミッションは、投資家やステークホルダーとの信頼関係を強化し、エニグモグループの持続的な成長を支えることです。
企業価値を正確かつ分かりやすく伝えることを目的に、主には、投資家向けの開示資料作成や財務分析、市場調査、機関/個人投資家、アナリスト、各種メディアとのコミュニケーションなどを行っています。
【業務の具体例】
【年間スケジュール】
■IRグループ体制について
新しい経営戦略としてM&Aを軸とした新収益の獲得を積極的に推進していくことが決定し、これまで経営企画室の一部として行われてきたIR業務は、経営企画室がM&AやPMIに専念する体制に移行したことで、コーポレートオペレーション本部の一グループとして再編成されることになりました。
新体制では、コーポレートオペレーション本部を統括する管理取締役のもと、IRグループが財務経理や法務、人事など他部門と密接に連携しながら、より戦略的で専門性の高いIR活動を行います。
<管理取締役金田のインタビュー記事>
入社3年半で取締役に就任。「役職は権力ではなく責任」、「役職が人を育てる可能性もある。」
■エニグモIRグループが大切にしていること
エニグモのIRグループが日々大切にしているのは、企業全体の漠然とした課題を捉え直し、どのテーマをどのタイミングでどのように伝えるかを事業や外部環境が変化する中で、ロジカルな根拠を持ち、納得感のある内容をお伝えすることです。
また、IR活動では、各投資家の視点を意識し、企業の持つストーリーを論理的かつ魅力的に描き、的確に伝えることが重要です。
情報を外部に発信する際には、「この情報が投資家にどう受け取られるか」「会社の意図が正確に伝わるか」を常に考慮しています。
コーポレートストーリーを意識し、会社としての起点を明確にした上で、開示する情報に投資家目線での付加価値を加えることを重視しています。
こうしたIR活動の上で欠かせないのが、企業の事業・サービスのビジネスモデルへの理解、各部署の役割、各メンバー業務内容を深く知ることです。例えば、各部署・メンバーが日々追いかける内部KPIがどのように売上や販管費、利益などの外部KPIに結びついているかを把握し、この理解をもとに事業の状況や外部環境を正確に捉え、柔軟かつ広い視点で情報を組み立てていくことが必要と考えています。
そのため、IR特有の専門性や経験だけに頼るのではなく、事業やサービスに対する興味を持ち、社内の多様なメンバーと連携し、収集した情報を分析して資料に落とし込む力が重要です。
IR業務はその会社ごとに異なる特徴や役割を持つため、他社での経験がそのまま当てはまる共通解がない職種であると考えています。
エニグモでは、IRの直接的な経験がなくても、事業会社で企画、バックオフィス、運用業務などを通じてKPIを意識しながら業務を進めた経験を持つ方が活躍できる環境があり、そのような方にとって、エニグモIRグループは、新たな挑戦をし、成長できる場であるといえます。
■エニグモIRグループの未来
20周年を迎えたエニグモグループは、新たな挑戦に向けて着実に歩みを進めています。その中で、IRグループは成長戦略を支える重要な存在として活躍しています。私たちと一緒に、エニグモの未来を描く仕事に取り組んでみませんか?