失敗から始まった私の就活
SPI、企業研究、GD、OB・OG訪問、ESの書き方、、、先輩から何となく聞かされていた就活のあれこれは自分にとってちんぷんかんぷんな事ばかりで、全くスイッチも入りませんでした。3年生の12月、とりあえず周りに流されながら、名の知れたベンチャー企業のインターンシップにエントリーするところから私の就活がスタートしました。
正直、12月の就活(これを就活と言っていいのか分かりませんが)は記憶にないぐらい、自分にとってあまりためにならなかったです。というのも、私は志望業界が決まっておらず、「ここで何をしたい」などと明確なゴールがなかったため、インターンシップや説明会に参加してもビジョンが見えてこなかったのが原因だと思います。1月になり、ほとんどの学生が業界を決め、企業研究をしている中、私はインターンで優遇されていた企業の面接を受けます。これが初めての面接でした。そして、見事に落ちました。この経験が、私の就活を大きく動かしました。
就活を意識し始めてから
志望業界が見えないのであれば、「どんな人になりたいのか」、「どんな生活を送りたいのか」、「私には何が出来るのか」を考えました。すると今まで悩んでいたビジョンが少しずつ見えてくるようになりました。私の就活の軸は以下の3つに絞られました。
・人の笑顔のためになることをする。
・人との関係を重視している企業を選ぶ。
・業界はアパレル、EC、美容、海外製品、留学エージェント。
この3つの軸を意識しながら、業界を絞ったり、ESを書いたりすることで、自分らしい就活をやっとスタートする事が出来たと思います。
エニグモとの出会い
以前から「BUYMA」というサービスは知っており、母が現役のアクティブユーザーであるため、身近に感じるサービスではありましたが、「エニグモ」という会社がやっているという事は知りませんでした。
就活中のエニグモとの出会いは、Wantedlyを閲覧している時にたまたま見つけた事がきっかけです。「あ!BUYMAの会社だ!」と思い、実際何をする会社なのか気になり、すぐに説明会の予約をしました。説明会に行ってみると、オフィスの作りや社員の方々の雰囲気など全体的にセンスのある会社だなという印象を持ちました。また説明会に来ている学生もオシャレに興味がありそうな人も多くてワクワクしましたね。説明会でBUYMAの事業の話を詳しく聞いて、その時点で「なぜこの国のこのブランドは出品しないのだろう…」、「ポップアップショップとかやったら絶対面白いのにな…」なんて思う事が沢山出て来ました。そう考えていると、これは自分に合っている会社を見つけたのかもしれないと思い、エニグモのESを書くことに決めました。
当初の第一志望はあの大手アパレル企業だった
最終的に、絞った業界はアパレル業界でしたが、実は当初の第一志望はエニグモではなく、ある名の知れたアパレル企業でした。元々、人と関わる事が好きなので、接客にも魅力を感じていましたし、服のテイストも、社風も、何もかもが自分好みで、「絶対にここで働きたい!」という一心で、そのアパレル企業の内定を取得すべくとにかく頑張っていました。
一方で、会社を訪れる度に、エニグモの魅力にどんどん惹かれている自分がいました。面接を通して、やりたいことや興味があることを意見としてあげることができ、それを実現する環境があるということに魅力を感じましたし、面接官の方々が、自分の話に興味を持って熱心に聞いてくださったり、私のアイディアや発想を新鮮なものとして受け入れてくれたことがとても嬉しかったです。面接官の方々とは初めて会ったにもかかわらず、そんな感じがしない雰囲気の面接にもとても好感をもちました。
最終的にどちらからも内定をいただき、その頃は志望度も同じでした。私がエニグモを選んだ決め手、それは“採用で関わって下さった役員と社員全員からの大量のフィードバック”でした。全員の方からのフィードバックは、本当に心に響きました。それも一言二言ではなかったです。ここまで自分をゼロの状態から真剣に見て下さり、自分では全く気付かなかった魅力の部分を引き出して下さったのはエニグモだけでした。このことから、全員の意見を価値のあるものとし、一人一人の個性を大切にしている会社だとも感じました。また、役員面接では他者との人間関係について多く問われた部分があり、その点においても、人間関係を大切にするエニグモカルチャーが自分と合っていると感じました。
内定者インターンを経験して
就職先を決定するにあたって自分の中で色々と考えて悩んだのですが、悩んだ理由の一つがエニグモは同期が少ないことでした。ですが、インターンを通して、同期ではなくても年齢の近い先輩方がたくさんいること、年齢を問わず壁の無いコミュニケーションが自然に行われていることを目の当たりにし、また、新卒内定者が少ないからこそ先輩方と関わる機会を多く持つことができ、濃い関係性が作れたことから、同期が少ないということがマイナスからプラスに変わり、不安は完全になくなりました。
またインターン中に、全部署の業務に関する講座を受けたのですが、それぞれの部署の業務がどのように連携してBUYMAのサービスが作り上げられているのかという全体像が見え、みんなで作っているという感覚を体感できたことによりますますモチベーションがあがりました。WEBサービスは日々行った対応や施策の結果を即座にデータとしてみることができるということを知り、私にとってはこれまで経験がなく新しいことなのでこれから実際に経験していけることが今とても楽しみです。インターンでいくつか実業務も経験させていただいた中で、やりたいことが次々と浮かんできています。データから読み取ってわかることと、リアルなユーザの声や反応を大切にしながら、私なりの強みを作って大きく成長していきたいと思っています。