エニグモの組織紹介シリーズ今回は、ソーシャルコマース事業本部 プロデュースグループにて、BUYMAのサービス成長を牽引する「MDチーム」についてご紹介します。
MDチームマネージャーの西川さんに、チームのミッションや具体的な業務内容、そして今後の展望まで詳しくお話を伺いました。マーケティングや企画職に興味がある方は、ぜひご覧ください!
■エニグモやBUYMAについて
まずは、私たちが運営する「BUYMA」というサービスについて改めてご説明します。 BUYMAは、世界中に在住するパーソナルショッパー(出品者)さんと、日本の購入者さんをつなぐ、CtoCのグローバルマーケットプレイスです。最大の特徴は、自社で在庫を抱えたり製造を行ったりしない独自のビジネスモデルである点です。
世界各地の出品者さんが、現地のトレンドアイテムや希少な商品を出品してくださることで、BUYMAというプラットフォームは成り立っています。この仕組みこそが、他にはない多彩な品揃えを生み出す源泉となっています。
■MDチームのミッションや役割は?
そんなBUYMAにおいて、私たちMDチームが掲げているミッションは、「BUYMAの品揃えを整え、多くのユーザーの”欲しい”に応える場所を作る」ことです。 言い換えると、世界中のアイテムの中から「今、求められているもの」を見極め、理想的なラインナップを構築し、商品の魅力を最大限に引き出すことで売上の最大化を目指しています。
一般的なアパレル業界のMD(マーチャンダイザー)が担う「仕入れ」や「在庫管理」とは異なり、BUYMAにある商品を「どう見せ、どう届けるか」を戦略的に考える、「プロデュース」や「マーケティング」に近い役割を担っているのが特徴です。
マーケティングファネルにおいては、商品への「興味喚起」から「購入」、そして「継続購入」に至るまで、売上に直結するフェーズが私たちの主戦場となります。
■チームの体制について
MDチームは現在、カテゴリベースで担当が分かれて活動しています。BUYMAの売上構成は「レディース」と「メンズ」の比率が非常に高く、レディースが約6割、メンズが約4割となっています。その他、ベビー・キッズやビューティー、ライフスタイルといったカテゴリもあり、メンバーが兼任するなどして対応しています。
メンバーのバックグラウンドは、バイヤーやアパレルメーカーの営業など、ファッション・アパレル業界出身者が多く在籍しています。
各メンバーが自分自身の得意な領域(例えばメンズチームはラグジュアリー、ストリート、カジュアル、韓国系など)に分かれてコンテンツを考えたり、売上目標を持って企画を立案しています。このカテゴリ以外でも自分自身がやりたいと思った企画についてはリードする場面もあり、比較的自由に自分のやりたいことに携わることができます。
■具体的な業務内容
MDチームの業務は非常に多岐にわたります。トレンドをキャッチするリサーチから、サイト内コンテンツ制作、コンテンツやキャンペーン・クーポンを適切なユーザーに届ける配信業務、出品者さんへ商品を出品いただくための連携、そして売上データや施策の効果測定のための分析業務など幅広い領域をカバーしています。
コンテンツ制作(特集・ブログ)
BUYMAを訪れたお客様に商品の魅力を届けるため、日々多くのコンテンツを制作しています。
【特集コンテンツ】
「このブランドをもっと広めたい」「新作アイテムを知ってほしい」「日本未入荷のブランドを紹介したい」などといった目的で、LP形式の特集ページを企画・制作します。
その時売れるものや、MDとしてさらに売っていきたいものを集約して訴求しています。サイトの中既存ユーザーに向けてという側面もありますが、SEOに強いコンテンツは外部からの流入も多く獲得できるため、サイト内外に向けた重要な集客施策となっています。
制作はMDチームが制作の全行程を担当するわけではなく、同じ事業部にデザイナーが所属するクリエイティブグループと連携して進めます。私たちが企画構成案を作成し、それを元にデザイナーと「どう見せるか」を話し合いながら、デザイン・コーディングを経てリリースするという流れです。
【ブログ(New Arrivals)】
特集ページよりも、もう少しライトにスピーディに情報を届けたい時には、ブログ機能「NEW ARRIVALS」を活用します。メンバー自身が管理画面から執筆・公開できるため、「昨日急上昇したヒットアイテム」を即座に紹介するなど、鮮度の高いトレンド発信が可能です。
また、ブログ自体も検索流入(SEO)が見込めるため、流入目的の記事を作成したり、今週のクーポンやタイムセール施策の訴求に使ったりと、目的に応じて柔軟に活用しています。
配信(メルマガ・LINE・アプリ通知)・プロモーション
ユーザーとのタッチポイントを広げるため、プッシュ型のコミュニケーションも担当しています。 メルマガやLINE、アプリのプッシュ通知を活用し、特集やシーズンのおすすめアイテムの紹介、メルマガ限定クーポンの配布などを行っています。例えば、メールは50代以降のユーザーの閲覧率が高いなど、配信先によって特性が異なるため、配信内容についてもユーザー特性を意識しながら作成しています。
売上への貢献度が特に大きいのが、毎週実施しているクーポンやタイムセール施策です。 「バッグカテゴリ限定」といったセグメント施策から、「全商品対象」の大規模施策まで幅広く企画します。
そのほか、MDチーム主導で設定する「MDタイムセール」も戦略的に活用しています。これは検索結果への割引表示や値下げアラートの自動送信など、訴求力が非常に高い機能です。「ブラックフライデー」のような大型セールもMDチームがプロジェクト全体のハブになっており、この機能を活用して「目玉商品」を設定しサイト全体の盛り上げています。
出品募集
BUYMAならではのユニークかつ重要な業務に、「出品募集」があります。BUYMAはCtoCのマーケットプレイスであり、私たちが商品を買ったり作ったりしているわけではなく、出品者の方に商品を出品していただくことで成り立っています。
そのため日々のSNSや国内外のメディアによるトレンドリサーチを通じて、「今流行っているのに、BUYMAにはまだ出品が少ない」という商品を見つけます。その情報を元に「出品募集記事」を作成し出品者さんに「この商品を出品していただけませんか」と情報提供を行うことで、出品を促進しています。
アプローチ方法は記事で募集することもあれば、直接お話ししたり、メールで細かく募集したりすることもあります。社内には、PSR(パーソナルショッパーリレーション)という、出品者さんとのリレーションを主に行うチームがありますので、協力しながら進めています。
CtoCである以上、商品があることが一番の基盤ですので、ここは非常に大事にしている業務です。
売上・データ分析(月次・週次定例)
これまでお話ししたコンテンツ制作やセール運用を行う上で、数値分析は欠かせません。GoogleアナリティクスやBIツール(RedashやLookerなど)で構築されたダッシュボードを活用し、「どのブランドやカテゴリが売れているか」「どんなユーザーがいつ買っているか」といった情報を日々確認しています。
高度な分析については、社内のデータ活用推進室(データアナリスト)と連携して進めることもあります。MA(マーケティングオートメーション)ツールを用いた配信業務も同様です。
週次・月次の定例会議では、これらのデータを持ち寄り、「なぜ売れたのか?」「次はどうすべきか?」を議論します。トレンドやニーズに合わせつつも、必ず数値の裏付けをもって企画を立案・実行し、振り返りをして次の施策に繋げるようにしています。
※現在活躍しているメンバーの多くも、BIツールなどを用いたデータ分析は未経験で入社し、業務を通じてスキルを習得しています。現時点でスキルがなくても心配はいりません。データ分析力を高め、「数値を武器にしたい」という方には最適な環境です。
■他チームとの連携について
具体的な業務内容の際にもお伝えしましたが、MDチームは、様々なチームと連携しながら業務を進めています。
BUYMAは各種SNSアカウント(YouTubeやInstagram、TikTokなど)や、オウンドメディアの「スタイルハウス」を運営するソーシャルリレーションチームや、ポップアップストアやイベントなどを行うショールーム「BUYMA studio SHIBUYA」を運営するブランド戦略チームもあります。
そういったチームと連携しながら、インフルエンサーへのギフティングやYouTuberとのタイアップなど、サイト内でコンテンツを作ったりメルマガを送ったりするだけでなく、より多くの方にBUYMAを知っていただく活動も行っています。
その他、プロモーション活動は広告やSEOメンバーとも連携しますし、大型セールや機能変更が必要なプロジェクトなどは、ディレクターやエンジニアとも連携します。
さらに、「MAX90%OFF」などの強い訴求を行う際は、景表法などの観点から法務チームと事前に連携し、キャンペーンの再にギフティングやインフルエンサーに商品をお送りしたりする際は、経理チームとも連携したりと、全社的な協力体制の中で業務を進めています。
■働き方やコミュニケーションについて
働き方は、リモートと出社を併用するハイブリッドワークスタイルです。現在は週2回チームメンバーで出社する日を決めて、定例会議などは可能な限りオフラインで行うなど、対面でのコミュニケーションも大切にしています。
対面で顔を合わせる機会があることで、「他チームのMTGではこんな話が出ていた」といった情報の共有から、「週末どこに行った」「家のペットの話」といったプライベートな話題まで、日々の業務のなかで気兼ねない話もします。こうした何気ないやり取りを通じて、お互いの人となりを知ることが、チームの信頼関係に繋がっています。
■エニグモでMDチームでマーケティング担当として働く魅力
MDチームでの仕事の魅力は、「ファッション領域」の楽しさと、「IT・マーケティング領域」の楽しさ、その両方を味わえることにあります。 トレンドの最先端にある商品や、まだ知られていないレアなブランドに触れながら、それをどう世の中に届けるか。数値を自ら分析し、企画を立案し、実行してダイレクトに結果が返ってくるプロセスは、マーケターとして非常に大きなやりがいを感じられます。 また、全員が同じ業務をするのではなく、各自が得意なことにコミットできる環境のため、自分の強みを活かしながらサービス成長に貢献しているという実感を持つことができます。
MDというユーザーと近いポジションだからこそ、BUYMAのサービス改善やプロモーション施策を主体的にリードできます。
各メンバーの得意領域に応じて、他チームのマーケティングメンバーや、ディレクターや、デザイナー、エンジニアとも連携しながら、企画、実行、効果検証まで一気通貫で進めることができることも魅力です。
さらに、今後はAIやテクノロジーの活用をより一層加速させていきます。 すでにメルマガのタイトル作成には生成AIを導入しており、過去の開封率が高かった「成功法則」を学習させた独自のプロンプトを作成し、AIが生成したタイトルと人間が考えたタイトルでABテストを行うなど、業務効率化と精度向上を実現しています。そのため、AIやデータ活用など時流に乗ったスキルを磨くことも可能です。
今後はトレンドのリサーチや予測など、さらに高度な活用に挑戦していきたいです。
■どういった方が活躍するか
仕事の進め方として、上からの指示だけで動くのではなく、自ら課題を見つけ、その解決のために行動を起こすスタイルが求められます。そのため、「自走力」があるメンバーが活躍しており、バリューでいうと「セルフスターター」がMDチーム、そしてエニグモ全体で大事にしている価値観です。
もちろん、一人で全てを抱え込むわけではありません。過去の施策事例や会議資料などもオープンになっており、情報を収集しやすい環境ですし、挑戦を後押しするために、チームメンバーや他部署にも相談しやすい環境が整っています。
周囲と協力しながら自律的に動ける方であれば、この環境をフル活用して、大きく活躍できるはずです。そういった方のご応募をお待ちしています。
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