2026年7月23日、福岡市中央区大名のPEAKY’Sにて、スポーツビジネス交流イベント「sports base fukuoka エピソード4」を開催しました。
今回のゲストは、佐賀県SSP推進局 SSP総括監の日野稔邦氏。
「佐賀県はなぜスポーツを活かすのか。行政だからできたこと、そして苦難。」をテーマに、佐賀県が2018年から推進してきたSSP(SAGAスポーツピラミッド)構想や、スポーツを通じた地域づくりについてお話しいただきました。
目次
スポーツを、地域を動かす産業へ
講演では、佐賀県が掲げる「スポーツビジネスをSAGAから」という考え方が紹介されました。
スポーツを「する」だけで終わらせるのではなく、
観る。
支える。
育てる。
そして、稼ぐ。
ここまでを一つの流れとして考え、スポーツを地域経済を動かす産業へつなげていく取り組みです。
行政だけですべてを完結させるのではなく、県内のスポーツ資源と企業をつなぎ、新しい商品やサービス、雇用、ビジネスを生み出していく。
さらに、県内だけでお金を循環させるのではなく、スポーツを通じて県外からも収益を生み出すことの重要性が語られました。
スポーツを競技や地域貢献としてだけではなく、事業として継続させていく視点に、多くの参加者が耳を傾けていました。
行政だからできたこと。そして、行政だからこその苦難
今回のテーマには、「行政だからできたこと」だけではなく、「そして苦難。」という言葉が入っています。
行政がスポーツに関わることで、競技団体、企業、アスリート、地域をつなぎやすくなります。
一方で、多くの関係者との調整が必要となり、成果が出るまでに時間がかかる取り組みでもあります。
スポーツを活用した地域づくりは、単発のイベントを開催するだけでは実現しません。
関係者と目的を共有し、協力体制をつくり、継続して取り組んでいく必要があります。
日野氏からは、構想の華やかな部分だけでなく、取り組みを進める中で直面した苦労や、行政の立場でスポーツを動かしていく難しさについてもお話しいただきました。
完成された成功事例を聞くのではなく、その途中にあった試行錯誤まで知ることができる、貴重な時間となりました。
行政とスポーツが連携することで、地域はもっと良くなる
講演の締めくくりでは、トップアスリートと地域の選手が一緒に練習できる環境づくりや、行政とスポーツが連携する可能性について語られました。
行政が競技団体や企業、アスリートをつなぐことで、選手の育成だけでなく、雇用やビジネス、地域活性化へと取り組みを広げることができます。
「佐賀県は、いつもアスリートを支えます。」
このメッセージとともに講演は締めくくられました。
スポーツ政策や地域づくりについて、行政の担当者から直接話を聞ける機会は多くありません。
参加者にとって、スポーツを地域の未来へどのようにつなげていくのかを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
講演後は、立場を越えた交流会へ
講演後には、参加者同士の交流会を開催しました。
スポーツチーム関係者、企業担当者、自治体関係者、学生など、さまざまな立場の方が参加しました。
講演内容をきっかけに、
「行政と企業がどのように連携できるのか」
「地域にスポーツビジネスを根付かせるには何が必要か」
「スポーツを通じて、どのような新しい事業が生まれるのか」
といった会話が会場の各所で広がっていました。
講師の話を聞くだけでなく、参加者同士がつながり、それぞれの立場から意見を交わす。
sports base fukuokaらしい交流の時間となりました。
sports base fukuokaとは
sports base fukuokaは、スポーツを軸に、事業、マーケティング、営業、地域づくり、組織などを学ぶ交流イベントです。
スポーツチームだけでなく、スポンサー企業、行政、スポーツ関連企業、学生など、立場の異なる人が集まります。
講演を聞いて終わるのではなく、参加者同士がつながり、次の仕事や取り組みが生まれる場所を目指しています。
イベントを一緒につくる学生も募集しています
エンドラインでは、sports base fukuokaの運営を手伝ってくれる学生を募集しています。
会場準備や受付、参加者案内などを担当しながら、講演を聞き、スポーツチーム、企業、行政などで働く社会人と交流できます。
毎回参加する固定制ではなく、部活動、サークル、授業、アルバイトなどの予定に合わせ、参加できる回だけのスポット参加も可能です。
また、28卒の新卒採用や、継続して実務に関わる長期インターンも募集しています。
スポーツ業界に興味がある方、イベントを参加者として見るだけでなく、つくる側を経験したい方は、ぜひ「話を聞きに行きたい」からご連絡ください。
開催概要
イベント名
sports base fukuoka エピソード4
「佐賀県はなぜスポーツを活かすのか。行政だからできたこと、そして苦難。」
日時
2026年7月23日 18:30〜21:00
会場
PEAKY’S
福岡市中央区大名2-1-20 ARK20 2F
登壇者
日野稔邦氏
佐賀県SSP推進局 SSP総括監
主催
モリアゲアドバイザー/エンドライン株式会社