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「日本語でも英語でも会話できるし、会社自体がバイリンガルって感じ! コミュニケーション面で悩む必要は一切ないと思いますよ!」
驚くほど流暢な日本語で会社説明をしてくれたのは、アメリカ人のRobさん。今回は、日本のベンチャー企業としては珍しいほど国際色豊かなEMC Healthcare株式会社で働く、海外出身メンバー3名にお話を伺いました。
会社の魅力や現在の業務内容だけでなく、会社の文化や入社時の懸念など、リアルな会話を全編【日本語収録】でお届けします! 「英語ができなくても入社できるの?」「どんな雰囲気の会社なの?」という質問にズバリお答えできる記事になりました。では早速、聞いてみましょう!
Rob (Sherling Robert)
出身:USA
言語:英語・日本語
役割:DevOps・フロントエンドエンジニア
好きな食べ物:お好み焼き、ピザ、ハンバーガー
最近の出来事:アキバの忍者カフェに行ったら、古語風の言い回しで接客を受けるうちに恥ずかしくなってきてしまい、コンセプトカフェ恐怖症になった。
Lai (Lai Yu Chun / 頼 育駿)
出身:台湾
言語:中国語・英語・日本語
役割:ソフトウェアエンジニア
好きな食べ物:そば、寿司、チャーハン
最近の気持ち:海の見える公園を散歩するのが好き。鎌倉・江ノ島エリアに住んで働くのもいいなあ。
Silvano (Silvano Todesco)
出身:カナダ
言語:英語・日本語・フランス語
役割:ハードウェアエンジニア(プリント基板の設計・製造、機械設備など)
好きな食べ物:ラザニア、豚骨ラーメン、梅酒
最近の趣味:毎月第一土曜日、渋谷のタワレコ近くに行ってローライダーのホッピングイベントを見ること。
EMCの海外出身メンバーってどんな人たち?
お集まりいただき、ありがとうございます!まずは簡単に自己紹介をどうぞ!
Rob:ロブです! 普段はソファでのんびりしながらDevOpsとフロントエンド、ネットワークなんかも幅広く色々触っています。前職から日本企業で働いていて、転職でEMCに来ました。
以前日本に留学していて、生活の上では常に日本語を使っています。でもプログラミング系の話って世界中で情報が行き交ってるから、仕事上では英語で表現するのが自然なことも多いかな。
Lai:ライです。ベビモニのカメラ関連ソフトウェアと、Owlcareのデバイス・センサー周りの開発を担当しています。以前仕事で日本に短期滞在して、そこから日本の生活環境が気に入っています。
Silvano:シルバノです。私の仕事はハードウェアエンジニア。デザインして、プロダクトのケースやプログラムセットアップ、テストとトラブルシューティングまで、全部のプロダクトでやります。……うーん、私の日本語はちょっとわかりにくい……?
Rob:かまへん! 伝わったらええんちゃう?
EMC Healthcareとの出会いの経緯は?
Rob:転職活動の時に、面白いことやってる会社だなと思ったから応募しました。「世界をより良くする」みたいな抽象的な目標を持ってる会社はたくさんあるけど、EMCの場合はヘルスケアに絞られてるからもっと具体的だと思ったね。おじいちゃんもおばあちゃんも赤ちゃんも安全に元気に暮らせる毎日を作りたい!って思って。
Lai:海外のスタートアップで働きたいと思って、いろんな会社を見ました。日本のスタートアップはプロダクト作りを外注している会社が多いので、0→1で自社開発しているEMCは興味があると思って応募しました。
Silvano:大学生の時、16ヶ月間のエンジニアインターンシッププログラムがありました。その時いくつかの会社と国で仕事をしましたが、日本の仕事やカルチャーが一番面白いと思いました。
私の地元は人口1500人くらいの小さな田舎町で、(対して)東京は世界の中でも人がたくさんいる街。山手線の電車は1本に2000人が乗りますね。私の町の人、みんな1回で乗れます(笑)。人の数も文化もVery different だから働きたいと思いました。
そして私は大学でハードウェアシステムを勉強していたので、新しいデバイスを作りたいと思っていました。だから、RFデザインとかWi-Fiデバイスの開発・サポートができるこの仕事は、すごくいいと思いました。
自由な風土と助け合いのおかげで、言語の壁も文化の違いも楽しめる
選考の中で印象に残っていることは?
Lai:選考はすごくスムーズで、1ヶ月くらいで入社できました。実際のプログラムを作って実力をテストするのに2週間、その後でオフィスに来てと言われて。日本の会社はルールが多いので時間がかかるかなという印象でしたけど、そんなことはなかった!
Rob:たしかにめっちゃ早かった。僕は初対面から入社まで2週間もかかってないよ。「仕事がいつから始まる?」って聞いたら、CTOのStevenさんが「明日はどうでしょうか?」って言うから、その場で契約したくらい(笑)。そのスピード感はプロダクトづくりにもあって、形にするのがすごく早いなと思うよ。
選考で印象に残っているのは「エンジニアリングの制度ってどうされてますか?」って伺った時のことかな。「まだ無い制度だから、やりやすいように作ってもらえればいいよ、任せるよ」って言われて。入社前から「本当に任せる」なんて、他の会社で言われたことなくて!
当時はメンバーが非常に少なかったこともあって、自分の選択が及ぼすインパクトが大きいなと感じたから少しプレッシャーもあったけど。同時に柔軟性があるなと思ったし、自分の好きなように作り上げられる面白みを感じたね。わくわくした!
Silvano:私とCTOのStevenさんは同じカナダ人だった。Stevenさんの通っていた大学と、私の地元はとても近い。車とフェリーで、5時間くらい!
Lai:それは全然近くないよ!(笑)
Rob:いやでもアメリカとかカナダってすっごく広いから、5時間の距離でも「近い」ってなっちゃうのは、あり得る、あり得る!
Silvano:Yes, it’s really close! (笑)
入社するにあたり、不安はありませんでしたか?
Silvano:けっこう多かった!まず、初めて別の国で暮らすことは心配でした。しかもその時、日本語は全然話せませんでした。できるのは……「ありがとう」「ごめんなさい」「トイレはどこですか」の3つだけ。
Rob:それめっちゃ大事な日本語! 十分じゃね?(笑)
Lai:たしかに、日本語のレベルについていけないのは一番心配でした。でもEMCだったら英語を話せる人もいるし、少し困った時は誰かが翻訳してくれるので問題ないですね。
Rob:僕含め、みんな勉強熱心だしね! いつも漫画読んだり勉強したりして、新しい語彙をインプットしている。
Lai:あとは日本の職場の文化として、ルールが多いとか、仕事の後で飲み会に行かないといけないんじゃないかと思っていて、慣れるかなあって心配でした。実際はEMCの場合あまり飲み会がないし、けっこう自由なやり方で働けるのでいいと思いますね。
Rob:僕の場合はぶっちゃけ前職で経験積んでるわけなんで、スタートアップで給料が合うかなってのが悩んだこと。でも全然大丈夫だった。しっかり対応してくれたから、スムーズに働き始めることができたよ。
Silvano:でも一番怖かったのは、ホームシック。 カナダに帰りたいと思うのが心配だった。でも、今はNo homesick! 東京は全部が新しくて面白くて、好きになったので帰りたくないです。EMCの仕事も楽しい。
Rob:よかった〜。僕は「留学経験あるし日本語も喋れるから平気平気!」って思って日本に来たのに、会社員になったら2ヶ月くらいで「帰りてぇわ〜」って言ってた(笑)。めちゃめちゃホームシックだったよ。今はそんなことないけど!
Lai:真逆で面白い(笑)。日本のどこが一番好き?
Silvano:日本で一番好きは……ふふ、私の妻!
Rob: わははッ!奥さん日本人だしね!めっちゃいいそれ!!(拍手で大盛り上がり)
僕らの思う、EMCのKeep&Change
EMCの好きなところは?
Rob:みんなが自由に気持ちよく働ける社風かな! 特徴を持った人たちがそれぞれやりたい・できることをやっているのがすごくプラス。小さい会社だからこそ、それぞれと会話がスムーズで早く作り上げられるのもいいね。国際文化もあって親しみやすいし。
Silvano:さまざまな人たちと一緒に仕事ができ、Chill な仕事環境です。テレワークと、ツールもいいです。はんだ、マイクロスコープ、3Dプリンターなどを、家で使いたいと言ったら、いいよって貸してもらえました。
あとは30分のnap(昼寝)OKのルールがあります。いいルールだと思う。使ったことないけど(笑)。
Rob:僕は全然普通に使ってます! 眠いまま仕事してたら集中できないからね。寝てリフレッシュした方が時間を効率的に使えると思うので、いい制度だと思います。
Lai:仕事のやり方が自由なのがEMCのいいところ。自分で決めることが多い。裁量の大きさはこれからもkeepしたいです。
逆に、これから変えていきたいことは?
Silvano:ハードウェアエンジニアリングの机を整理したいです。でも掃除に関してはほとんど私の責任(笑)。なかなかきれいにならない……。
Lai:人手が足りなくて、一人ひとりの担当している仕事が多すぎることですね。開発とメンテナンスを同時に担当するよりも、メンテナンスチームがあった方が開発にフォーカスできるので。
Rob:それな〜。範囲がそれぞれ広いから、誰が何を担当しているかわからなくなって、意思疎通に問題が出ている時があるんよね。みんなが努力しても仕事が浅くなってしまうこともあるから、改善されればもっと気持ちよく働けると思う。
エンジニアとして非常に仕事ができる人でも、トラブルシュートで呼び出されるとさっきまでのアイデアを忘れちゃったりもするわけで。パフォーマンスを最大化するために効率的な制度・体制が作られていけばいいなと思います。
最後に、読者にメッセージを!
Rob:日本語も英語も通じる柔軟な会社だし、怒ってる人を見たことないくらい、みんな優しくて穏やか。赤裸々になんでも言える関係があります。変なやつはおらん!
Silvano:多分コミュニケーションは問題ありません。私の日本語はBad……でも心配しないで。翻訳ツールは世の中にいっぱいあるし。この会社は、Relax、My pace、そして時々忙しいです。
Lai:スタートアップで働くことで、大きな会社よりもユニークな経験ができると思いますので、興味があればぜひ来てください。成長角度も大きいので、面白いと思います。
Rob:システム自体はけっこう複雑で、センサーもデバイスも本当にたくさんある。僕自身「それ初耳!」って思うようなことがあったら質問してる。キャッチアップに数ヶ月かかったけど、何も問題なく教えてくれる社風だから、遠慮しないで欲しいです。
どんなことでも気軽に質問してください! ご応募、待ってます!
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