※現社名「Eightキャリア」は、旧社名「イードア」が2026年5月にSansanグループ入りした際に改称したものです。本記事では当時の呼称として「イードア」を使用している箇所があります。
こんにちは!Eightキャリアの採用担当です。
今回は、当社の創業6年目から現在に至るまで、実に11年間にわたりキャリアコンサルタントとして第一線で走り続けてきた河野さんにインタビューを行いました。
将来への模索を続ける中でイードア(現:Eightキャリア)に出会い、11年間何を求めて走り続けてきたのか。変化を乗り越えた日々、そしてSansanグループへの参画を経て新たに立ち上げられた「ECD」チームでの展望について、その歩みと、大切にされている価値観をたっぷりと語っていただきました!
―本日はよろしくお願いします!河野さんは今年で入社11年目ということで、まさにEightキャリアの歴史を知るメンバーのお一人ですが、まずは入社当時のオフィスの様子や会社の雰囲気について教えてください。
河野さん: よろしくお願いします。私がイードアに入社したのは11年前です。当時のオフィスは渋谷の金王坂にある、1階が絨毯屋さんのビルの一角で。メンバーも代表の中村さんと私を含めた合計7名だけでした。
当時の会社の雰囲気は、アットホームでありつつも、一人ひとりが高い主体性を持ち、プロフェッショナルとして「自分で仕事を見つけ、成果をしっかりと出す」というスタイルで仕事をしていました。現在のような組織機能や事業部連携はこれからという時期で、まさにベンチャーならではの熱気と自律性にあふれた環境でしたね。
―そんな創業期のイードアに新卒で入社されたわけですが、決め手は何だったのでしょうか?
河野さん: 実は当時、将来の目的も明確でなく、就職活動もほとんどしていませんでした。ただ卒業直前になって、「このままの甘い意識で年を重ねても良い大人になれないのでは」と危機感を覚えたんです。若い時期の仕事への向き合い方が、将来の自分自身の人間としての器をつくるんじゃないかと考えました。
だからこそ、自分が何をやりたいか(職種や業界)は全く重要ではなくて、「仕事に向き合う姿勢」や「人間としての価値観・考え方」が磨かれる、叩き直されるような場所だと感じられたイードアに身を投じることを決めました。
よく採用の現場でも「人間力」や「人間的成長」という言葉が使われますが、それってサッカーが上手くなるとか、早く走れるようになるとか、そういった「分かりやすいスキルの獲得」とは性質が違うものだと思うんです。成果を出すかどうかという話ともまた少し違って、仕事そのものへの真摯な向き合い方、人に対する丁寧な接し方、そうした「人間としての成熟」を求めていたし、11年経った今でも「自分は成熟できているだろうか」と、常に自問自答を続けています。
―11年間の中で、特に思い出深い出来事や、ご自身の礎になったと感じるエピソードはありますか?
河野さん:最も泥臭く、そして自分の基礎を作ってくれたのは、現在のスタートアップ支援事業部部門長である野口さんの下で必死に数字を追いかけていた時期ですね。
当時の野口さんは、毎日すごく高い意識で仕事をリードしてくださっていました。大変な案件ほど自ら進んで対応し、圧倒的な成果を出して模範を示してくれるんです。常に先頭で結果を出し続けるトッププレイヤーとして、すごく刺激になる存在でした。
そんな野口さんの背中に必死についていくため、スカウトの数や面談の回数といった基本のアクションを徹底的に、高い精度で積み上げました。当時は本当に大変でしたが、あの時に徹底的に数字を追い、行動しきった経験が、私の今の土台になっていると強く感じます。
それと同時に、私は量をこなす中で先輩方からそれぞれの強みを学びつつも、自分自身の仕事のやり方をしっかりと「体系化」する必要性を感じました。そして自分の中に落とし込んだ、再現性のあるノウハウを、後輩のメンバーに伝承していくプロセスも、組織の成長を間近で感じる非常に素晴らしい経験でしたね。
―長年この会社を見てこられて、会社の「良さ」や「カルチャー」はどのように受け継がれていると思いますか?
河野さん:組織が拡大しても、当社の根本にある温かいカルチャーは変わりません。中村さんをはじめ、組織全体が目先の数字に惑わされず、本質的な価値に向き合い続けています。
Eightキャリアの何よりの強みは、メンバーの「素直さと誠実さ」です。 誰もが利他的で、ビジョンに向かって愚直に前を向く力があります。私自身、この誠実な仲間たちと働けることを誇りに感じています。
一方で、 互いを気遣える優しい組織だからこそ、これからは「一歩踏み込んだ本音のコミュニケーション」を取っていける組織に進化していきたいです。遠慮なくアイデアをぶつけ合い、仕事に強い責任感を持って刺激し合える関係になれば、Eightキャリアはもっと面白く、強い組織になれると確信しています。
―「仕事に対するこだわり」という点について、Eightキャリアで働くコンサルタントに大切にしてほしいことはありますか?
河野さん: はい。私たちが「何をもってプロフェッショナルとするのか」を、メンバーみんなで常に問い続けていきたいと思っています。
私のチームのメインクライアントはスタートアップです。起業家やそこで働く方々は本当に優秀で、心躍るビジョンを描き、情熱的に世の中を変えようとされている素晴らしい方々ばかりです。だからこそ、メンバーも自然と敬意を抱き、クライアントのことが大好きになります。
それ自体はとても素敵なことですが、ただの「憧れ」や「ファン」のままで終わってしまうと、本当の意味でのパートナーにはなれません。
私たちが提供する「意思決定支援」や「マッチングプロセス」の精度、対峙するときのプロとしての振る舞いに、自分たち自身がしっかり誇りを持つこと。「私たちがプロとして伴走するからこそ、クライアントと対等に向き合い、共に未来を作っていける」そんな強いプライドをチームみんなで分かち合い、高い境地を目指して一緒に走っていけたら嬉しいですね。
―この度のSansanグループ参画を機にスタートした「ECDチーム」に新たに参画された河野さん。このチームが設立された背景と、そこに懸ける河野さんの想いを教えてください。
河野さん: この11年間は常に新たな難題に挑戦し続けてきました。今回の「ECD」チーム立ち上げも、自身のキャリアにおける大きな節目だと捉えています。
人材紹介という仕事は、人と企業の可能性を最大化する非常に価値ある領域だと思っています。しかし一方、今まで自らのプロダクトに情熱を注ぐ起業家やモノづくりの現場に触れてきたなかで、自分が支援者として長く現場に立つほど、「自分たちが愛し、誇りを持って世に届けられるサービスを通じて、より多くの人々に価値を発信したい」という新たな野心も生まれていました。
そうした中で、Sansanグループ「Eight」との連携というチャンスがやってきました。Eightというプロダクトの450万人のデータベースという圧倒的なアセットと、私たちが現場の最前線で培ってきた人材エージェントとしての熱量や泥臭いハンズオン支援。この両者を融合させ、事業を爆発的な成長フェーズへと引き上げるために、ECDチームが立ち上がりました。
―現在、ECDチームが担っている具体的なミッションや、走らせているプロジェクトについて詳しく教えてください。
河野さん: 私たちのチームには、大きく分けて3つのミッションが課せられています。
- エージェントとしてECDを活用した「決定実績(採用実績)」を出すこと
- 発展途上であるECDプロダクトへ、エージェント目線からUI/UXや機能の「改善フィードバック」を行うこと
- ダイレクトリクルーティング(DR)機能の販促チームとの連携で売り上げを創出すること
特に今期は、1つ目の「決定実績」において高い数値を掲げた重要プロジェクトに取り組んでいます。
ECDのユーザー(Eight登録者)は、すでに転職活動を進めている「顕在層」ではなく、日常的にビジネスプラットフォームを利用している「現時点では転職活動を積極的に行っていない層」が中心です。だからこそ、機械的なスカウトではなく、一人ひとりの可能性を開く適切なアプローチが欠かせません。
そのために、アプローチの最適化にはテクノロジーを最大限活用し、私たち人間は「ロジックだけでは語れないエモーショナルな意思決定支援」に集中する体制を作っています。 「テクノロジー×人の情熱」を掛け合わせた、これまでにないエージェントスタイルを作っていくのが目標です。
短期で圧倒的な成果を出すのはもちろん、長期的にもプロダクトの成長を支え、「私たちの磨き上げたサービスだ」と胸を張れるチームにしていきたいですね。
―最後に、Eightキャリアの選考を受け、一緒に働こうと考えている未来の仲間に向けて、メッセージをお願いします。
河野さん: 私がオファー面談や、人生の選択を前にした候補者の方々にいつも話していることについてお伝えしたいです。
Eightキャリアは「産業構造改革を通じて未来を創る」ことをミッションに掲げていますが、私は『雇用の動き=産業の動き』だと捉えています。どのような産業や企業であれ、その成長や進化のスピードは、そこにどれだけの人が集まり、適切な場所で活躍できているかと切り離せないと考えているからです。
つまり、雇用の動態を変えること(志を持った人が、最適な領域へ移動し、新たな決意をする機会を作ること)こそが、日本の産業構造全体を発展させる最もダイレクトな手段だと考えています。
現在、日本社会では事業の変革や新規領域への挑戦が強く求められています。しかし、それを支える「人材の流動性」という点においては、まだ大きな変化を起こせる余地が多分に残されていると考えています。特定の企業や業界の枠にとらわれず、才能が適切な場所へと巡るダイナミックな「雇用の地殻変動」を、社会全体でより加速させる必要があります。
私たちは、人の意思決定を支援するプロフェッショナルとして、この「雇用が動き、産業が変わる瞬間」を最前線で目撃し、そして自らの手で生み出すことができる非常にエキサイティングな領域にいます。
自らの意思で新たな環境へ踏み出す人の挑戦を、私たちが真摯に介在することで支え切る。そうした動きを世の中に生み出し、雇用の流動性を高め、ひいては日本の産業構造そのものをアップデートしていく。それこそが、私たちが一つひとつの対話やプロセスにこだわりを注ぐ最大の『存在意義』であり、この仕事の醍醐味です。
単なる御用聞きではなく、プロフェッショナルとして人と組織に深く対話し、時代の変化を自らの手で作り出したい。そうした熱い意思を持った皆さんと、この挑戦の場で一緒に働ける日を楽しみにしています。
河野さん、熱いお話をありがとうございました!
創業期の7名時代から11年間にわたり、自らの挑戦と組織の変革期を最前線で走り続けてきた河野さん。 直向きに仕事と向き合い続けてきた歩みや、プロフェッショナルとしての覚悟と情熱がひしひしと伝わってくるインタビューでした。
少しでもEightキャリアの環境や価値観に共感していただけた方は、ぜひ面談でお会いしましょう。お会いするのを楽しみにしています!