2019年11月7日~8日にかけ、KPMPジャパン主催「第一回秘密計算ハッカソン」が開催されました。
平日2日間というイベントながら、「申し込みはしていないが・・」と、当日会場にいらっしゃった方もおり、参加者は当初予定を大きく上回りました。
今回のハッカソンは、「秘密計算でビジネス課題を解決する」をテーマに秘密計算技術を活用し、開発アイデアや性能を競うもの。EAGLYSは、国立研究開発法人情報通信研究機構、三菱地所株式会社、株式会社エルテスとともに協賛し、技術協力として、準同型暗号ベースの秘密計算ライブラリやシナリオに合わせたテストコード等を提供しました。
2日に及ぶハッカソンの結果、優勝は「秘密計算を用いて電子投票を行う」チームに。三菱地所賞には「脈拍を用いた異常検知での秘密計算利用」チーム。特別賞に「デートマッチングサイトの画像特徴量を秘密計算で行う」チームが選ばれました。
今回のハッカソンでは、実際のアクティビティの他、KPMG Ignition TokyoCEO茶谷氏のお話、
情報通信研究機構の林氏による「秘密計算」についての講義や、EAGLYSの三原による「秘密計算」のユースケースとツールの紹介、KPMG Ignition Tokyoソリューション部門責任者であり取締役のTim Denley氏のお話もありました。
秘密計算は、データを暗号化したまま、復号することなくデータ分析や処理などの利活用を可能とする技術です。この機会を機により多くの方に秘密計算に親しんでいただけたらと私達EAGLYSも願っております。
と、いうことで、
今回のハッカソンでEAGLYSはオープンソースライブラリを用いたチュートリアルコードおよび、
ユースケース例とそのデモコードを提供しており、今現在も公開中です!
興味のある方は、ぜひ以下よりご覧ください。
https://gitlab.com/he-hackathon/he-hackathon-2019