【社員インタビュー#1】なぜ今、カンボジアにエンジニア転職することを決めたのか、その理由とは!!
インフラ・ブリッジエンジニア
長谷川 和也(はせがわ かずや)さん
1988年11月生まれ
1. 長谷川さんの入社までの経緯を教えてください。
僕はキャリアチェンジをして Dynamo へ入社しました。前職は機械設計で、地元愛知県の輸送機器メーカーにいました。作っていたのはダム建設などに使うモノレールや、風力発電タワー内のエレベーターなどで、愛知県ではありますが、トヨタ自動車さんとは関係がなくて、特殊な用途の機械をオーダーメイドする会社です。そこからエンジニア転職を決意して、プログラミングスクールに通って、Wantedly で Dynamo を見つけて応募したというところです。海外に住んだこともなくて、実はプノンペンに来たのはこれが初めてです。
2. 長谷川さんは以前、設計という仕事に就いていて、そこからエンジニアの職業に転職しましたが、そのきっかけとは何でしょうか?
前の会社も楽しかったですよ。日本全国を渡り歩きながら仕事したり。設計課ですが何故だかトラックやクレーンの免許も持ってます。そんな中、新型コロナウイルスが日本にも入ってきて、社長の代替わりの話もあって、年末年始のお休みに自分のキャリアについて初めて真剣に考えたんです。僕、大学を中退してまして、電気工学や情報工学を勉強していたんですけど論文とかちゃんとできず心残りがあって、やっぱり興味あることを突き詰めてやってみたいと思いまして、エンジニア転職を決意しました。年明けに辞表を出して、プログラミングスクールに申し込んで、今ではやってみたかったことができています。
3. 弊社での長谷川さんの仕事内容を教えてください。
インフラエンジニアでブリッジエンジニアです。僕のいるチームでは受託開発しているサービスのインフラ構築・運用・保守・点検をしています。アプリを開けば当たり前に動くサービスも実は毎日のようにサーバーが壊れたりしているんです。それでもお客様にサービスを提供し続けられるように、サーバーを群にしていくつか欠けても良くしたり、代替サーバーへ瞬時に切り替わるようにしたり、兆候を汲み取って新しいサーバーに交換したり、サービスを安定させる仕組みを日々作っています。また、日本向けに提供されているサービスにも実は開発に外国人が関わっていたり、日本語と英語と専門用語が理解できる橋渡しが必要になる場合があります。僕のもう一つの役割がそれになります。日本語で決まったことを整理して外国人に説明したりお願いしたりしています。僕は留学経験もないですが、主に Slack を使ったコミュニケーションということで勉強しながら何とかやってます。ちなみに社内の過半数は流暢な英語を話すカンボジア人です。
4. 仕事を通してエンジニアという職業は長谷川さんにとってどのように感じますか?
実際にエンジニアになってみて、世の中でユーザーさんの生活の一部になっているサービスの裏側を任されて、もちろん責任重大ですが進化し続けるソフトウェアやネットワークの技術を知ること分かることができる喜びはこの職種ならではだと思います。インフラエンジニアということで Linux やサーバーを触るんですが、それは趣味でパソコンを組み立てていたことと繋がっていて楽しくやらせてもらっています。数学とかパズルとかが好きな人はエンジニアで間違いないはずです。生涯勉強し続ける必要のある領域ですが、それでお金がもらえる訳なので絶対におすすめです。
5. カンボジアに来て半年経ちますが、海外での仕事と生活についてはいかがでしょうか。
プノンペンはエンジニアとして働くのに絶好の環境です。インフラがちゃんと整っていながらも大都会の息苦しさはありません。衣替えは必要ないし朝寒くて布団から出られないこともないですし、フードデリバリーやキャッシュレス決済は日本以上に便利ですね。外国人と働くことについては、ただ日本語が通じないというだけですね。地域が変われば文化が違うのは日本と同じです。カンボジアの方はどこに行ってもみんな英語がしゃべれるので生活をしながら今後エンジニアにとって必須スキルとなる英会話の勉強もさせてもらっています。
6. これから海外で働きたい方へのメッセージをお願いします。
機会があるのなら是非一度海外で働いてみてください。そのことがきっかけで自分のやりたいことがはっきりしたり、迷っていたことのやる気が出たりすると思います。生活するのと旅行するのとではもちろん違いますが、プノンペンくらいの街であれば日本と変わらない生活ができます。新型コロナウイルスで渡航の手順が複雑にはなっていますが大使館や航空会社がサポートしてくれるので意外と大丈夫です。
7. 最後に今後の目標を聞かせてください。
まだまだエンジニア歴半年なので、もっと速く多くの経験を積むのと、英語も身に付けないといけませんね。写真が好きで画像処理とか機械学習とかにも興味があるので、それも個人的に勉強をして価値あるものを作っていつか仕事にできたらなんて考えています。