※本記事は、2020年3月2日公開時の情報です。
プロフィール
教育事業本部 (出向:学校法人角川ドワンゴ学園)
2018年入社
「テクノロジー×教育」の可能性に惹かれた
当社はこれまで、「将棋電王戦(※1)」の企画実施など、デジタルとかけ離れた分野にIT技術を持ち込み、新しいコミュニケーションを創出してきた会社。学生時代、新たに教育分野に進出するというニュースを見たときは、果たしてどんな未来を創っていくのかと、思わずワクワクしました。こうした既成概念にとらわれないサービスや、KADOKAWAグループとのシナジーで、教育業界にイノベーションを起こせる点に魅力を感じて、当社を志望。入社する前から興味のあった、ネットと通信制高校の制度を活用した「N高等学校」の運営に携わりたいと考えていました。新卒採用に「受験料制度」を導入した真意について共感したことも、この会社を選んだ理由です。また、当社の面接は一次から三次まですべてマンツーマン。集団面接の企業が多いなか、学生一人ひとりにじっくり向き合ってくれる姿勢に共感し、志望度が高まりました。
※1 ドワンゴが主催するプロ棋士と将棋ソフトウェアとの棋戦。2017年に終了。
ロボット操作による卒業証書授与を実現
希望が叶って、入社後は教育事業本部に配属。学校法人角川ドワンゴ学園に出向という立場で、ネットの高校という新しいスタイルの通信制高校『N高等学校』の企画運営に携わっています。生徒たちの学びにつながるイベントやプログラムなどを企画し、それを実現していく仕事。入社してからの2年間で、多くの企画を次々に具体化しました。たとえば、航空会社とのコラボレーションで、通学が困難な生徒に新たな学習の場を提供する「遠隔操作ロボを用いたトライアル授業」を実施しました。また、世界を代表するソフトウェア会社で学生がアプリ開発を行うイベントや、日本の行政を題材にドラマ制作をする「省庁ドラマ“みんなのドラマ”制作プロジェクト」、「ニコニコ動画」への投稿がきっかけでブレイクした、あるミュージシャンの特別授業を開催したこともあります。そのほか、2019年春に行われた第一期生の卒業式では、アメリカに留学している生徒に対して、ロボット操作による卒業証書授与を行いました。私たちが直接生徒と関わる機会は、それほど多くはありません。けれども、「おもしろかった」「学びを得られた」といった反応が届くたびに、大きな喜びを得られます。また、自分の企画がニュースで話題になるなどし、学校の知名度アップに貢献できたときもうれしい瞬間です。
未来が生まれる場を創る
当社は、誰もやっていないことを実現していく会社。私たち社員一人ひとりにも、そのDNAがしっかり根づいていると思います。日本の学校ではお金について学ぶ機会がないことに疑問を感じた私たちは、生徒たちに実践的な金融教育ができる場を提供したいと考えました。そこで、著名な投資家にお願いして特別顧問になってもらい、昨年5月に「N高投資部」を設立。リアルな株式投資に挑戦し、実社会で活きる金融知識を身につけるという部活動をはじめました。ちなみに、「N高投資部」特設ページのメインビジュアルは、有名な漫画の作家さんに依頼しました。「N高等学校」の企画運営に携わる私の存在意義は、「未来の教育のスタンダード」を創ること。新しい時代に合った、新しい学びの場を提供し、新しい社会システムを創造していく「未来の学校」の企画を通して、生徒たちの豊かな学びをサポートしていきたいです。
とある1日のスケジュール
11:00 出社&メールやSlackのチェック
12:00 ミーティング
13:00 ランチ
14:00 チーム内でブレスト会議
20:00 退社
20:30 新卒の同期と食事会
就活生へメッセージ
教育事業本部では、「N予備校」などネットの仕組みを活かして双方向で教育が受けられるサービスを提供しています。
教育というと硬いイメージがありますが、社会のニーズを先読みし、
固定観念にとらわれずチャレンジすることは、他の企業と同じです。
教育をベースに新しいことに挑戦したい方はぜひドワンゴを検討していただければと思います。
一緒に教育の未来を創っていきましょう!