What we do
認定NPO法人D×P(ディーピー)は、10代の孤立を解決するNPOです。
10代の孤立は、不登校・中退・家庭内不和・経済的困難・進路未定・無業などにより、安心できる場や所属先を失ったときに起こります。
D×Pは、全国の若者を対象としたオンライン相談「ユキサキチャット」と大阪ミナミの繁華街にあるユースセンターで10代と出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。コロナ禍では、保護者に頼れない10代へ食糧支援・現金給付を実施し、生活のサポートをしています。
2012年の創業時より関わった10代は12,250名。(2023年度までの実績)また、これらの取り組みは寄付で実施しており月額寄付サポーターは3,705人となりました。(2026年3月時点)
Why we do
■ D×Pが取り組む「ユース世代の孤立」という課題
社会には、困ったときに頼れるはずの制度や支援が数多くあります。それでも、その前提にうまく乗れない若者がいます。
・家庭が機能していない、家や学校に居場所がない
・相談しようとしても理解されない
・SOSを出した結果、否定されたり、かえって状況が悪化してしまった
そんな経験を持つ若者も少なくありません。
制度の条件に当てはまらない、支援につながるまでに時間がかかる。
そうした壁が重なり、若者は少しずつ人や社会とのつながりを失っていきます。
D×Pが向き合っているのは、こうして生まれるユース世代の孤立です。
■ D×Pの関わり方
D×Pの活動は、いわゆる「支援」から始まるものではありません。
まず大切にしているのは、若者が再びSOSを出せるようになる関係性を育てていくことです。
困りごとを、うまく言葉にできなくてもいい。
今は、何も決められなくてもいい。
ユキサキ相談、ユキサキ便、ユースセンターでのアウトリーチ。
形は違っても、すべての事業に共通しているのは、「ひとりではない」と感じられる関係性を、時間をかけて育てていくことです。
一時的につながるのではなく、必要なときにまた戻ってこられる存在であり続けたいと考えています。
■ D×Pが目指していること
D×Pが目指しているのは、若者を就職させることや、早く自立させることではありません。
この先も人の手を借りながら、自分なりに生きていけると思える状態をつくることです。
キラキラした未来でなくてもいい。「明日も生きていけるかもしれない」と思える感覚が、少しずつ積み重なっていくこと。
それが、D×Pが掲げる「ひとりひとりの若者が、自分の未来に希望を持てる社会」です。
How we do
◼︎ユキサキチャット事業部(オンライン相談+給付支援)
2018年からオンラインで全国の若者からLINE相談を受けています。必要に応じてお住まいの地域の連携先や支援制度をお伝えしたり、コロナ禍からは状況によって食料や現金を給付することもあります。
※登録者数19,817人、現金給付額累計1.1億円、食糧支援の発送食数延べ413,880食(2026年3月時点)
◼︎アウトリーチ事業部(繁華街のユースセンター)
2023年から大阪ミナミの繁華街に繰り出す若者に向けて、ユースセンターを開いています。食事や仮眠をしたり、季節的な行事も企画するなどエネルギーを溜められる活動をしています。また、若者のニーズに合わせて、個別の相談や同行支援なども行っています。
※利用人数延べ12,054人、食事提供数述べ9,833食(2026年2月時点)
◼︎調査提言
事業の中で繋がった若者を対象にアンケートやヒアリングなどの調査を行い、記者会見や行政との意見交換会を通じて提言を行っています。