R.T.
部署/職種:ジョブカン事業部/勤怠・労務・給与企画開発グループ(秋田)
入社年月:2025年1月
2023年9月、DONUTSは秋田県・秋田市と企業立地協定を締結し、2024年3月に国内7箇所目となる秋田オフィスを設立しました。秋田オフィスは、本社・札幌オフィスに続くプロダクト開発の第3の拠点として、バックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」シリーズをはじめとした、DONUTSのプロダクト開発の重要な拠点に位置づけられています。2025年1月には新オフィスが稼働開始し、秋田市長をお招きして開所式が行われました。
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秋田オフィスでは、学生インターンの採用と若手エンジニアの育成に注力しています。全社のサービスに横断的に対応するエンジニアの採用活動拠点として、今後5年間で50人の雇用目標を掲げ、秋田県No.1のIT企業を目指しています。
そこで今回は、大学進学を機に秋田から上京し、Uターン転職を経てDONUTS秋田オフィスで働いている、R.T.さんにインタビューしました。
―これまでの経歴について
大学では、ゲーム制作や映像表現のグラフィックデザインを中心に学んでいました。新卒でシステム会社に入社後、SIer(システムインテグレータ)として大手信託銀行にメインフレームの自動化システム開発・保守担当として常駐し、本格的にプログラミング業務に携わるようになりました。
何もわからないところからのスタートでしたが、数年後には若手ながらもメインフレームのエンジニアとして、最上流に近い工程に関わるところまで役割を広げることができ、現場責任者やチームリーダーとしてマネジメントも経験するなど、約14年間勤務しました。
―秋田でのUターン転職を考えたきっかけ
コロナ禍で自分の仕事やライフプランを見直したことを機に、将来的には秋田に戻ることも前向きに検討していました。
東京で開催されたAターンフェア(秋田県主催の就職や移住に関する総合面談会)にも何度か参加しており、以前秋田に住んでいた頃よりも秋田にIT企業が存在・進出していることは知っていましたので、自分の希望する仕事ができるなら首都圏にこだわる必要はないと感じていたためです。
―DONUTS入社の決め手を教えてください
DONUTSのことはライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」や「ジョブカン」、「D4DJ Groovy Mix」「Tokyo 7th シスターズ」などを通じて10年以上前から知っていましたので、Aターンフェアで話を聞いてみようとDONUTSのブースに立ち寄りました。
メインフレームのエンジニア職を秋田で探すのは難しいだろうと思いつつ、自分のキャリアを活かせる転職先を探していたのですが、DONUTSではエンジニア職だけでなくマネジメント職での求人も行っていると聞き、この会社なら前職の経験も活かして秋田で働くことができると感じました。
Uターン転職にあたり、地元企業の水準では収入が減ることを懸念していたのですが、これまでとほぼ変わらない収入を維持して秋田で生活できるメリットも大きかったです。
ただ、秋田に戻る=大学時代から18年間慣れ親しんだ東京を離れることに、悩みがなかったわけではありません。仕事面・プライベート面・将来も含めたライフイメージなど様々な観点から慎重に検討を重ねました。
最終的には秋田に住む両親が気がかりだったこともあり、地元活性化の一助になればと、秋田に戻ってDONUTSに入社することを決意しました。
―秋田オフィスについて教えてください
2024年3月の設立以降、シェアオフィスで業務を行っていましたが、2025年1月に新オフィスに移転しました。私自身も新オフィス移転後に赴任し、オフィス長・リードエンジニア・学生インターンと少数精鋭で、和やかな雰囲気で業務をしています。
DONUTSは秋田以外にも地方拠点がありますので、ミーティングや業務上のコミュニケーションには、テレビ通話やチャットが多く使われており、本社との距離はあまり感じません。静かで、自身の作業にも集中しやすい環境です。
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―現在の業務内容について教えてください
秋田オフィスは開設から1年未満の新しい拠点ですので、まずは自分自身がDONUTSの文化や雰囲気を実際に感じてから、それを秋田オフィスに持ち帰りたいと考え、入社後は約1か月ほどの本社勤務を経て秋田に赴任しました。
現在は、秋田のインターン採用に関する課題検討を主に担当しています。秋田でもIT企業のインターン募集はありますが、やはりエンジニア志望の学生にとって、首都圏に比べると選択肢が豊富ではないようです。
DONUTSの秋田オフィスでは、学生インターンを積極的に受け入れ、働きながら学生が実力や意欲を測ることのできる課題の提供を目指しています。インターンを通じて、エンジニアの実務経験はもちろん、DONUTSで働くことで、社会人になることへの不安を少しでも払拭したいと思っています。
また、オフィス設立という貴重な経験ができる環境にもあるので、前職でリーダーとしてチーム運営を行っていた経験を活かし、秋田オフィスのメンバーを開発チームのエリアマネージャーとしてしっかり支えたいです。効率よく業務を進められて、エンジニアが集中して最大限のパフォーマンスを出せるオフィス環境の整備に努めていきます。
―秋田におけるDONUTSの強みを教えてください
DONUTSではプロダクトを自社開発しており、自分たちのアイディアを活かして新しいサービスや技術の開発に従事することができます。また、これまで新潟・高知・札幌などの地方拠点設立に携わってきた経験豊富なメンバーが、秋田オフィスをサポートできる体制が十分に整っています。
IT企業を目指す秋田の大学・専門学校の優秀な若手の人材に、DONUTSが多くの活躍の機会を提供し、秋田県No.1のIT企業として成長することが、秋田への貢献につながると考えています。
また、DONUTSが新たなサービスとして2025年1月にリリースした縦型ショートドラマアプリ「タテドラ」の開発には、秋田オフィスのエンジニアも携わっています。幅広いサービスを展開しているDONUTSだからこそ、画期的で魅力あるサービスの開発に秋田から携わることができると感じています。
このようなDONUTSの強みを前面に出して、DONUTSというブランドを秋田で大きく打ち出していけたらと思っています。
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―秋田オフィスが求める人材と理想
プロダクト開発はチームで行うことが多いので、開発に必要なスキルに加えて、協調性やコミュニケーション力も必要です。これまでのキャリアを活かし、開発チームをリードできるエンジニアや、新しい技術を学んでエンジニアとしてこれから秋田で活躍したいと考えているエンジニア志望の学生を求めています。
理想としては、DONUTSを支えるサービスを生み出す拠点として、すべてのメンバーが活躍できる環境を秋田オフィスは目指しています。秋田でエンジニアを目指す方に「DONUTSに入りたい!」と一番に思ってもらえる存在になりたいですね。
そして学生インターンや新卒で入社した方が、今度は開発のメインエンジニアとなり後輩を育成するなど、継続性のある拠点としてオフィスを成長させていくことが重要だと考えています。
―趣味や特技を教えてください
私は比較的多趣味で、TV・スマホゲームやライブ等へのイベント参加、筋トレなどいろいろと楽しんでいます。高校までは部活動でバレーボールやバスケットボールもしていました。
しかし、ライブなどのイベント参加のためには主に首都圏に出なければいけないので、体力・時間・お金と相談しながら、これまでとは違うオフの過ごし方も考えたいですね。
秋田に住むのは高校生以来ですが、車に乗れるので当時より行動範囲も格段に広がります。ご飯がおいしいお店を探すなど、秋田でしか楽しめない趣味も見つけていきたいです。
―DONUTSで働きたいと考えている方へ一言お願いします
DONUTSでは様々な事業を展開しており、システムエンジニア以外にも活躍できる職種がたくさんあります。私もメインフレームサービスからWebサービスに身を移しましたし、これまでの経験を活かして業務を最後まで遂行し自走する力があれば、そこから広がる活躍の場がDONUTSには必ずあります。
仕事である以上、プロ意識・緊張感・責任感は必要ですが、それ以上に現状を楽しむ力があれば、十分に力を発揮できるはずです。もちろん、首都圏から秋田へ来られる方には、私自身の経験もふまえてサポートします!
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