こんにちは!株式会社ドゥーファの人事の松岡です!
今回はドゥーファに今年の1月に入社した菅野 秀平(かんの しゅうへい)さんにインタビューいたしました!
菅野さんはこう見えて1児のパパ!
新卒では人材派遣会社に入社、そこからドゥーファへジョイン。現在はエージェントとしてドゥーファで活躍。
前職の安定した環境やポジション、そして家族がいるなか、スタートアップのドゥーファに何故入社しようと思ったのかを聞いてみました!
ーーでは本日はよろしくお願いします!是非、菅野さんがドゥーファに入社しようと思ったきっかけやドゥーファでの今のお仕事について聞かせてください!
まずは学生時代から質問させてください!学生時代はどのような進路に進みたいとお考えでしたか??
実は高校時代の将来の夢は保健室の先生だったんですよ。この話は、僕の見た目とのギャップも含め、めっちゃびっくりされますね・・・
ーー菅野さんなら、その夢を描いていても納得ができます(笑)!ちなみに何故保健室の先生になろうと思われたのですか?
母をとても尊敬していることが大きな要因です!
母子家庭の環境で育ち、女手一つで僕を育ててくれました。そんな時に「どんな大人になりたいのか」を考えたときに「母親のようになりたい、いつでも周りを明るくする、渦中にいる母のようになりたい」と思ったんですよね。
僕自身は母のようになれるにはどうしたらいいのかを考えた時に、僕は学生に対して何かできる存在になろうと思ったんです。それが保健室の先生でした!
ーーお母様のことを本当に尊敬されていらっしゃるんですね!菅野さんのお人柄から、その思いがひしひしと伝わってきます・・!
そこから保健室の先生を目指していったんですね!
はい。保健室の先生を目指すとなると、大学は臨床心理、教員の資格を取得しないといけず、進学するのは1つの大学に絞られたので、その大学に進学しました。
進学して大学3年生の時に、大学の教授から「男性は保健室の先生になれない」と言われたんです・・・。その時に「確かに思春期の女の子から中々相談してもらえないだろうな・・・」と思いましたし、また、学校に1人の需要なので倍率がとても高い・・・正直無理だと思ったんです。
ーーそうだったんですね・・・。保健室の先生になるために進学したのに悲しいですね・・・。
そうだったんですよ・・・。
でも、そもそも「保健室の先生ってなにか」「結局自分は何をしたいのか」を真剣に考えるきっかけにはなりました。考えた結果、僕はその人にとっての「元気になる薬」になって、楽しい気持ちにさせたりすることなのだと思ったんです。保健室の先生って、心のよりどころのような存在だと思っていて、「僕はそういう存在になりたいんだ」という答えにたどり着きました。
ということもあり、途中で就職活動の軸を保健室の先生から人材業界に変更しました!
ーー人材業界に軸を変更した理由をもっと教えてください!
きっかけは、就職活動中に出会ったキャリアアドバイザーでした!
当時、就職先の進路についてとても悩んでいて、とても親身になってくれました。僕もこんな大人になりたいと憧れを抱きました。
キャリアアドバイザーなら、保健室の先生でなくても「元気になる薬」「心のよりどころ」になれると思い、人に関わることをしている人材業界を選びました。
爽やか菅野さんバージョン
ーー新卒で入社した会社はどのような会社でしたか??
新卒で入社した会社は、派遣会社でした。当時は、まだまだベンチャー気質な感じがあるようなところでした。
通信業界の顧客が多く、大手通信キャリアや大手家電量飯店への派遣をしていました。最初の配属は、この大手通信キャリアや大手家電量販店に派遣をされる側だったんです。
この頃は「とりあえず本社に行きたい」と思ってがむしゃらに頑張っていました。とりあえず、ひたすらにめっちゃ物を売りました((笑))
そんなひたすらに物を売っていた2年目の終り頃に本社への社内公募が出たんですよ。
入社したころから本社で働きたかったので迷わずエントリーをして、何百入の中から社内公募第1号として1人だけ選ばれたんです。その時はとても嬉しかったですね~!
ーーすごいですね!!なかなか勝ち取れるものではないですよね・・・プレゼンなどあったかと思いますが、どのように社内公募1号に選ばれたのですか??
そもそも人材業界はキャリア支援をすると思っていたが、入社した時にやりたいことと違っていた。。というのは正直あったので、何としてでも本社に行くという強い気持ちはあったのかなと思います(笑)
社内公募ではもちろんプレゼンがあり、「働いている人や売る人のサポート・ケアをするポジションの必要性」を伝えました!
法人を担当としてクレームを受け入れる担当にもなるから、やらせてほしいとも伝えてできたポジションでもありました。
会社もこのポジションの必要性については考えていたとは思うんですよね。実際に離職が多いことは目に見えていたのですが、そこまでサポートに力を入れることまで考えれていなかったので、ポジションを設けていなかったというのが現実としてあったんです。
ーー働いている人や売る人のサポート・ケアをするポジションが必要だと思われたきっかけなどあったのでしょうか?
入社をして配属をされた先で仲良くなる人も、結局は違う会社なので、新入社員の時から少し違和感を感じていたんです。同期70~80人はどう思っているのか気になり、LINEグループを見たらほぼ全員が退職していたんですよね・・・
その時に、せっかく入社して、同じ会社で働いていたのに「自分は何もしてしてあげれなかった」と情けなく思ったことがきっかけで、離職率を下げたいと思ったんです。
また、会社目線になった際に1年以上稼働しないと利益がでない、赤字になることを考えた際にもこのポジションは必ず必要だと提案もしました。
ーー実際に本社ではどのような仕事をされたのですか???
本社では、新しいポジションで採用マネージャーと営業と僕の男性3人のチームでスタートしました。
新しいポジションでスタートした時が、丁度2017卒の入社時期だったこともあり、新卒100名のサポートとケアをしていくことからスタートしました。関東全てに配属された新入社員70か所を全部1人で回っていました。
新入社員の子たちと話していく中で、どのような会社なのかも分からずに入社する子が多かったんですよね・・・。何よりも、この新卒の子たちは既に配属先にいる状態で、関係構築するのが難しかったですし、関係構築で話しているとクライアントから怒られるなんてこともありました・・・やはりやめてしまう子が多かったです・・・。
せっかく入社したから「どうにかこの会社で働く意味を見出してほしい」その思いだけでずっと頑張っていました。
ーースタートしてみて、成果はいかがでしたか??
2017年に関してはなかなか成果はでなかったです・・・ただ、ガムテープをしているだけという感じでした。
2018年に女性2名も新しくチームに加わり、2017年は半年未満で離職率30%でしたが、2018年は半年未満の離職率0%になりました!
2018卒の新入社員とは入社前から関係構築をとても頑張ったことが大きかったかなと思います。飲みに行って、事前に苦労することや仕事のリアルを伝えていたんです。それでも頑張ると言ってくれた彼女・彼らを入社後もサポートして応援し続けました。
ーーしっかり成果として数字を上げられていますね!!
そうですね!
あとは、法人営業開拓も一緒にしていたんですよ。開拓先は事務職、法人営業、エンジニアなど。なんで開拓をしたのかでいうと、この会社に入社して、販売の経験のみでいいのか、もっと色んなキャリアを積めるようにしたほうがいいのではないかと思っていたんです。
「ある程度経験を詰めるようにしてあげたい、成長させるようにしたい」をモチベーションに当時は新規開拓をしていました。
ーーここまではご自身のしたいことができている環境なので順風満帆かと思いますが、ご転職のきっかけはどのようなことがあったのでしょうか??
会社の体制が2019年からガラッと変化したことから始まりました。
体制が変わる前までは、法人営業とサポートを行っていたが、サポート業務のみになったんです。当時の僕としては、新規開拓営業をしてみんなのキャリアの選択肢を広げてあげたいと思っていました。
僕がしたいことと違っていたので、部署異動願いを提出して営業できるようにはなりました。しかし、既存営業部隊の配属だったんですよね。でも、新規開拓はしたかったので、新規開拓を一人だけでしていました(笑)!平日も土日もひたすらに新規開拓し続けていました。
ただ僕がどれだけ頑張って1ヶ月で15件案件を獲得しても、与信で落ちることが本当に多くて、この頃から会社に対して不信感を抱くようにもなりました。入社した子たちも僕自身の動きも何も報われないと感じたんですよね・・・
そんな時に、転職をきっかけとする大きな出来事があったんです。
それは、僕の長男の3歳のお誕生日に手形をとった時でした。子どもの手形は去年よりも1.5倍くらい成長はしているのに、僕は去年から何も成長していないと感じたんです。環境に文句を垂れているだけで、父親としてもダサくて、許せなくなったんですよね。子どもの成長にも勝てるようになろうと感じて、その時に転職を決意しました!
笑顔が本当に素敵!また、笑顔も多いのが菅野さんの魅力ですね!
ーー2020年10月初旬から転職活動をスタートして、2020年12月にはドゥーファで複業スタートというかなり速い転職活動でしたね!
これは本当の本当ですが、ドゥーファしか見てなかったです!!これほんと(笑)
複業や働き方にとても共感をしましたし、ビジョンがそもそも好きだったんです。
ーー業界は人材業界をみていたんですか??
業界にこだわりもなかったです。ビジョンに共感をしたところだけを選考で受けたのがドゥーファでした!
実は新卒時も人材業界は1社受けて1社、大学も1校受けて合格という流れできています(笑)
ーードゥーファではどのようなことをしたいと思い、入社しましたか??
ドゥーファでは営業をしたくて志望しました!
一戸さんとの面接で会社の状況を聞いて、大変な状況を自分自身が変革していきたい、変革できるようになりたいと思ったんです。僕には何ができるのか、まずはエージェント事業で売上をあげていくことが重要と思いました。僕が入社したことによって、会社の状況が少しでも良くなり「良くなってきたのは、丁度菅野さん入社したころだよね~」となればいいなぁと思っていました。
ーー最初は複業としてスタートでしたが、どのようなことをしていましたか??
12月は候補者との面談にも少しずつ入り始めていました。前職での2018年くらいから人材紹介の免許も持っていたこともあり、実は前職で転職したい子を転職させていた経験も少しはあったんです。
ーー今までは派遣がメインだったかと思いますが、エージェント事業をスタートしてみていかがでしょうか??
エージェント事業は覚えることがありすぎるなという印象でした・・・派遣の時とは情報量が違いすぎると感じましたね。
また、今まではストック収益でコツコツだったところが、エージェントはショットでの売上を上げる難しさ、数字を読む難しさがあるなとも感じました。
僕経由で人生がいい意味で変わっている人が増えているといいなと思いながら仕事をしています。
ーードゥーファに入社をしてみていかがでしょうか??
理想と現実をくっつけるのは大変だなと感じますね・・・
掲げているビジョンと紐づいたことができているのかはとても難しいです。でもドゥーファの進化の過程に携われているということが、とても貴重な経験だと思っています。
また、個人の成長が会社の成長に大きく反映される会社のフェーズでもあるので、いい意味でプレッシャーや責任感を感じながらできる今の環境にとても感謝しています。
ーーなかなか、ドゥーファに飛び込むのは勇気が必要かと思いますが、菅野さんの今の原動力となるのはなんでしょうか?
間違いなく「家族」ですね。そうなったきっかけがあるんですよ。
前職にいたころは、かなり働いて土日も仕事をしていたんです。心身ともに疲労していたのですが、でも土日も仕事したいし・・・という感じでした。当時は奥さんとめっちゃ喧嘩したりしていました・・・今となっては自分のしていたことに反省してます・・・。
ある時、奥さんが市販のお弁当を食べながら泣いていたことがあったんですよね。「ご飯作れてなくてごめんね」と言われて、その時に「俺、最悪やん・・・」と感じましたね。
家族がいて仕事ができていること、命綱がついているのにその命綱に感謝ができていなかったことをとても反省しました。
仕事ができている理由に感謝しようと思ってからは、土日に仕事をしたくないわけではなく、働くために家族をもっと大切にしたい、できるだけ一緒にいたい。仕事を頑張るためでもある、そういう生活のベースを大切にすることに気付いたんです。
昨年からは、かなり家族との時間を大切にしていますね!
とてもとても素敵な菅野さんのご家族のお写真!土日はよく公園にお出かけされるそうです!
ーーリモートするようになり家族との時間はいかがですか?変わりましたか??
子ども関わる時間も少し増えたかなと思います!みんなでご飯食べたり、お風呂入ったり、食器洗いしたりしていますね。土日は公園に行って、一緒に遊んだりしていますね!
会社での自分と、家族での自分を役割を考えながら、今は仕事をしています!
ーー最後にメッセージをどうぞ!
チャレンジをすることは大切、失敗を恐れずに飛び込んでみたらいいかなと思います!
失敗は怖くないです。そういうチャレンジができるのはドゥーファだと思っています。
ドゥーファで是非今までの働き方を変えたい、自分の力を試したいでも構いません!一緒にお仕事ができることを楽しみにしています!
真面目な一面とお茶目な一面がある菅野さんです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
これからもドゥーファのメンバーをご紹介していきます!
▼積極的に採用しています!▼
◇エージェント
◇インターン生