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出会い=恋人だけじゃない。元保育士のデザイナーが目指すのは、多様な繋がりを生むプラットフォーム作り。

今回ご紹介するのは、9月に入社した松本美奈(まつもと・みな)さん。YYCのデザイナーとしてジョインし、現在はYYCの価値を再定義するプロジェクトのリーダー的役割も担っています。松本さんがDiverseに入社した理由と、仕事を通して実現したいことを聞いてきました!

最初の仕事は保育士。楽しかったけど、今しかできない仕事がしたいと思った

―まず、これまでの経歴を教えてください。

元々は、地元の徳島で保育士をしていたんです。仕事はすごく好きだったのですが、保育士は資格さえあればいくつになってもできるなと感じて。どうせなら若い時にしか経験できない仕事をしたいと、思い切って東京の企業に営業として転職しました。

完全未経験でしたが、やっていくうちにすごく楽しくなりました。営業先のホームページを自分で作成することがよくあったのですが、その時に、Webデザインって楽しいなと思って。どんどんデザインへの興味が強くなっていきました。

転職して約1年後、独立して新規事業を立ち上げた元同僚から、「会社を手伝ってほしい」と話をもらいました。まだ社員が3名しかいなくて、やろうと思えば何でもやれる状況。これはチャンスだと思って、事務も兼任するという条件付きで、デザイナーとして入社しました。街コンやフードイベント企画が主な事業で、Webだけでなくチラシやポスター、チケットなど紙媒体のデザインも幅広く担当できてすごく刺激的でしたね!

入社して10ヶ月後、ミクシィの子会社に。その流れで、当時ミクシィグループだったDiverseにジョインして婚活パーティーのデザイン全般を担当しました。その後、自分の経験が活かせそうなのと、事業に可能性を感じて、ミクシィの新規事業部に一度異動したんです。

誰とどこで働きたいかを考えた時、真っ先に浮かんだのがDiverseだった

―様々な仕事を経験されてきたんですね!新規事業にチャレンジした時はどうでしたか?

思い切って新規事業に挑んでみたものの、全く未知の世界だったこともあり想定外のことがすごく多かったんですよね。そこで一度立ち止まって、改めて自分のキャリアについて考えてみました。誰と、どこで働きたいのかなと考えた時、思い浮かんだのはDiverseだったんです。

Diverseを離れる時、社長の津元さんや取締役の小久保さんがすごく応援してくれたんです。社員が離れるのって、経営陣からしたら普通は歓迎できることではないと思うんですが、「自分のやりたいことにチャレンジするのは素晴らしいことだ」と本気で応援してくれて。社員というより、1人の人間として接してくれているんだなという印象が強く残っていました。
あとは、社内の雰囲気もすごく良いんです。どんな考えも否定しない文化が根付いていて、働いていて心地よかった。

色々と考えた結果、多様性を受け入れてくれる会社で仕事がしたいと思って、Diverseが1番だという結論に。戻った時、皆とても温かく迎えてくれて、やっぱりここを選んで良かったと感じました!

18周年を迎えるYYCの価値を再定義したい!チームを先導してコンセプト設計に取り組む日々

―確かに、Diverseは一度離れてから戻ってくるスタッフも温かく迎え入れる風土がありますね!戻ってきてからはどんな業務を担当されているんですか?

今年の9月にDiverseに戻ってきて、「YYC」のデザインを担当することになりました。
ちょうど全社的にOKRが導入され、目標達成するためにプロダクト・チーム・個人の課題を話し合いをしているところでした。その結果、プロダクトでは18周年を迎えたYYCの価値を時代に合わせて再定義しようという結論に。

私自身ではデザイン業務を進めるにあたりコンセプトがはっきりしていなくて進めづらいなと思っていて。そのことをマネージャーに話したところ、「OKRで決めるタイミングでもあるし、やってみる?」と、これまで全く経験したことのないファシリテーターに任命されました。

ファシリテーターの仕事は想像以上に難しかったです…!データを分析し、自分の考えと組み合わせて会議でプレゼンしたり、チームメンバーの意見を引き出してまとめたり、どれも完全に未経験で戸惑う場面は多々あります。最初の頃は特に、間違えたくないという気持ちが強すぎて、会議中すごく固くなって全体の雰囲気もガチガチにしてしまっていました(汗)。

でもある日、「間違えたくない」というのは自分のエゴでしかないと気付いたんです。目的はYYCの価値を再定義することで、そのために有意義な会議をしなくてはいけないんですよね。自分がどう見られるかは置いといて、皆が意見を言いやすい雰囲気作りを心がけるようになりました。

未経験である分、素直さと柔軟さを武器にチャレンジしたからこそ学べたことなのかもしれません。これは、未経験でもチャレンジしたいという気持ちを応援してくれるDiverseだからできたことだと思います。

他にも、思わぬ収穫がありました。会議をしていると、普段の業務では聞くことのない、メンバーそれぞれのYYCに対する想いが見えてくるんです。皆それぞれに思い描いていることがあって、全部をまとめきるのは大変なんですが、目指している方向性は違っていないなと実感しました。

出会い=恋人だけじゃなく、多様な繋がりを生み出したい

―チームメンバー全員が理想を持って働けるのはすごく素晴らしいことだと思います。松本さん自身は、YYCに対してどのような理想像を描いているんでしょうか?

正直に言うと・・・YYCに携わる前はいわゆる「出会い系」のイメージが強かったんです。でも、YYCに携わってユーザーの声を聞いていくうちに、イメージが大きく覆されました。実際は恋人だけでなく、友達や仲間を見つける方も多いんです。「趣味友が見つかった」「メッセージをやり取りするだけでも楽しい」という口コミを見るとほっこりします。

最近「マッチング疲れ」という言葉も聞きますが、YYCはすごく気楽にコミュニケーションできる場所だと思います。気合い入れて人と会うぞ、という感じではなく、皆さんとてもフランクに繋がっているなと感じます。そんな、多様な出会いの場を提供しているYYCは、他のマッチングサービスにはない価値があると感じています。なので、YYCの価値を再定義して言語化し、より多くの人に使っていただける場にしたいですね!

ー松本さん、ありがとうございました!

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