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先輩社員が今だからこそ語る、「3年目までにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと」

前回掲載した「新卒入社から1年目までに、やっておいてよかったこと・やっておけばよかったこと」記事の続きで、今回は、株式会社デパートの先輩メンバーが考える、社会人3年目までにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことについてお話を聞いてみました。

社会人生活が長いほど、積み重ねた経験も多く、若い世代に伝えられることがあるかと思います。過去を振り返り、自身の経験を元にそれぞれが伝えたい「想い」について、知ることができました。

是非ご覧頂けますと幸いです。


2019年中途入社 シニアチーフアカウントディレクター: 田中さんの場合

やっておいてよかったこと①:仕事にお金以外の意味を見出す

1つ目は、仕事をするうえで、「人の役に立てた」や「楽しいな」と思える瞬間など、「成功体験」みたいなものを、小さくてもいいから作ることが大事だと思います。

人生の中で、仕事に関わる時間はとても長いため、毎日「早く終わらないかな」と思いながら働くよりも、「ここが楽しいからやってみよう!」というような、前向きな気持ちを持って仕事をしたほうが、自身の成長につかながると思います。

以前インタビューでも話しましたが、美容業界にいた時に、その気持ちに早い段階で気づくことができました。自身の心境を変える、大きな経験だったと思います。


やっておいてよかったこと②:会社で学んだことを仕事以外で活用する

2つ目は、「会社で学んだことを、家族や知人など、身の周りの困っている人の役に立てる」ということです。

デザイナーの場合は、知人のライブのフライヤー制作を行う、エンジニアの場合は、Webサイトを制作するなど、自分の得意分野を活かすことが可能だと思います。
ディレクターの場合は、抽象的ですが、困っている知人や家族を助けてあげると、とてもいい経験になると思います。

私の場合は最近だと、コロナウイルスの影響で中々予約が入らずに困っている美容師の友人がいるため、Webサイト制作の提案を行い、集客の手助けをしています。

このように、仕事で学んだことを自身の生活で活かすと、責任感が出てきたり、友人にいいものを提供できると、また新しい出会いへとつながります。そうすることで、人生が豊かになり、「仕事も頑張ろう」と思えるようになるため、このような経験を積むといいと思います。


やっておけばよかったこと:自身の知識を活かして、友人や家族の手助けをする

やっておけばよかったことは、実際にやっておいてよかったことと同様で、自分ができる範囲で、「友人や家族の手助けをする」ということです。やはり、喜んでもらえると、こちらも嬉しいですよね。早くから行うことで、仕事が楽しく感じ、やりがいにつながりますし、成長の度合いがかなり変わると思います。私も体験したことにより、心境が大きく変化したため、是非多くの方に経験してほしいです。


2018年中途入社フロントエンドエンジニア :毛利さんの場合

やっておいてよかったこと:人に教える

やっておいてよかったことは、「人に教える」という体験を、早い段階で経験したことです。

以前在籍していた会社では、1年目から同僚にコーディングを教え、2年目には後輩にもコーディングを教えていました。
最初は、「自分すらわからないのに、人にどのように教えたら良いのか」や、「自分も仕事があるのに、人を見る余裕があるのか」など不安に思うこともありました。しかし、今振り返ると、実際に教えたことで、何より自分が一番に学ぶことができたと感じています。

わからなければ教えることはできないため、教えるために理解する、という勉強につながりました。そして、それを自分の言葉できちんと説明できる、というところまで落とし込まなければ教えることはできないため、結果的に自身の理解につながり、仕事に活かすことができました。

他人のためではなく自分のためにも、「人に教える」という経験をしておいてよかったと感じています。


やっておけばよかったこと①:コミュニケーションを大事にする

3年目までにやっておけばよかったことの1つ目は、「コミュニケーションを大事にする」ということです。

入社1〜2年目が顕著でしたが、仕事をしている時に話しかけにくいオーラが出てしまっていました。また、話かけてもらえても、忙しさを理由に、受け答えが雑になってしまったり、態度が表に出てしまったりということも時にはあったかと思います。

企業で働くうえで、コミュニケーションは一番大事にしなければならない部分だと思います。しかし、当時は話しかけてもらえなかったり、自分から話しかけても怖がられてしまい、コミュニケーションがうまく取れていませんでした。また、コミュニケーションが円滑に取れないことで、業務に支障が出てしまうこともありました。

現在は、話しかけやすい雰囲気づくりや話すときの声のトーンの工夫、理解が一致しない場面でも一回飲み込み、しっかりと相手の話を聞きながら客観的に説明する、ワンクッション置くなどの工夫をすることで、コミュケーションの受け答えを改善することができました。

しかし、もっと早くに気がついて、改善しておけばよかったなと思います。


やっておけばよかったこと②:自分の市場価値を意識する

2つ目は、「入社3年目までに」と言わず、今すぐにでもやっておいた方がいいと思うことですが、自分の職種の一般的な価値、市場価値を、もっと早くから意識しておけばよかったと思っています。

僕の職種はフロントエンドエンジニアですが、特に技術職は、自分の技術が価値になるため、早めに自覚したほうが良いと思います。少し目線を広げて、世の中でのフロントエンドの技術のレベルや、自分ができることについて考える必要があります。逆に、自分の得意なことや苦手なこと、技術的な部分も、もっと早い段階から意識しておけばよかったと感じています。

自身の価値について認識していることで、やりたいことや会社から求められていることがわかるようになります。また、客観的に自分を見つめることができれば、目標を立てやすくなると思います。


やっておけばよかったこと③:体系的な学びを得る

最後は、「体系的な学び」をしっかりと早いうちに受けておいた方がよかった、ということです。これは、デパートの新卒の方たちは学んでいるかと思います。しかし、僕の場合は叩き上げで即戦力として現場に放り込まれ、失敗から学ぶことの繰り返しでした。そして、あとから「基礎を学んでおけば、ここまで遠回りしなくてもよかったよね」と気がつくことがたくさんありました。

最初は「早く仕事がしたい」と思うかもしれませんが、基礎の部分は絶対にあとから活きてくるため、しっかりと勉強しておいた方がいいと感じています。


2018年中途入社シニアチーフデザイナー :末廣さんの場合

やっておいてよかったこと:外に出ていろいろな経験をする

今はコロナウイルスの流行で難しいと思いますが、やっておいてよかったことは、「できるだけたくさん外に出て、たくさんの人と出会い、いろいろな経験をしたこと」です。僕の場合は少しやり過ぎたな、と思うところもありますが(笑)

30歳に近づいてくると、体力的なこともありますし、仕事が本格的に忙しくなることもあり、出不精になると思います。そのため、体力があるうちにとにかくたくさん遊んでほしいと思います。人とのつながりもそうですが、せっかく作る仕事をしていますので、いろいろな業種の人、いろいろな人から得た考えやアイデアを活かして仕事に取り組むことができたらいいと思います。


やっておけばよかったこと:仕事の効率化を図る

やっておけばよかったことは、「仕事の効率化を図る」ということです。具体的には、ショートカットキーを使える操作は、面倒臭がらずに後回しにせず、できるだけその場で調べて取り掛かる、という癖をつけることです。

単純に作業が早くなるということもありますが、そのような癖をつけることで検索力が上がり、ミーティング中にすぐに調べてアイデアが出せるようになると思います。また、僕の心象では、仕事を効率化している人はメールやチャットの返信が早いように感じます。忙しい人ほど些細なことへのレスも早かったりするため、癖をつけておくといいと思います。


今回は、中途入社の先輩メンバー3名から、入社3年目までにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことについてのお話を聞きました。

どの経験も、仕事をするうえで大切なことであり、自身の為になると思います。

是非参考にしてみてください。

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