【❶簡単な自己紹介をお願いします。現在の役割や担当業務について教えてください。】
下口:コピーライターです。小さい制作会社、大きい制作会社、インハウスのコピーライターを経て2023年に入社しました。DECは少人数体制でありながら比較的規模感の大きな案件が多く、ライターとしての担当範囲も広めです。
持っていた経験値のさまざまな引き出しを開けたり閉めたりしながら、書いたり・まとめたり・提案したりしています。取材の案件もあります。
【❷DECで働く中で、最もクリエイティブに感じる瞬間ややりがいは何ですか?】
下口:プロジェクトの初期段階で、アイデアを生み出している時。クライアントの要望や課題を聞いて、それをベースに新しい視点を取り入れたり、これまでの経験を組み合わせてユニークな提案を形にしていくプロセスはとても刺激的です。
少人数体制だからこそ、企画からコピー、プレゼンまで幅広く関わることができ、その分やりがいも大きいです。
【❸これまでに携わったプロジェクトの中で、特に印象に残っているものは何ですか?その中であなたが果たした役割を教えてください。】
下口:基本的に、請け負う案件については「なんでもこい」の精神でいるのですが、それまで苦手だと思っていた取材案件を少し多めにこなした時は、自分の新たな引き出しが開いた気がして意外でした。
【❹あなたが今までに経験した中で、一番インスピレーションを受けた瞬間は何ですか?】
下口:生きている時間の全部にインスピレーションはある、と思っているので、テレビやネットニュース、本、なんでも創造の源泉にはなり得ますが、ライターとしての蓄積という観点ではいろいろな人のコラムや連載の文章を何十年も読み続けるような、8割がた趣味のような習慣を持っています。そういった「しつこさ」がひとつの特技であり、源泉です。
【❺他の部署や親会社である朝日新聞社とのコラボレーションで、どのようにしてクリエイティブな成果を生み出していますか?】
下口:コラボレーションにおいて、他の部署や朝日新聞社との連携からクリエイティブな成果を生み出すためには、まずお互いの強みや視点を最大限に活用し合う姿勢が大事だと思っています。
私たちの部署は少人数ですが、規模の大きな案件に広く関わる機会があり、そこで様々な視点を柔軟に組み合わせることができるのが、特徴のひとつ。
それぞれの人、部署、そしてお客様が持っている価値を丁寧に引き出し、少しずつ磨いていく誠実な姿勢でアプローチすることが、成果につながると信じています!
【❻DECでの仕事を通じて、これまでに最も成長した点や学んだことは何ですか?】
下口:そこそこライターの経験を積んでからの入社なので、それまでの経験値で通用すること・しないことは色々です。
クライアントとのやりとりや制作のプロセスで、お客様の企業文化や特有の用語の使い方など触れて提案方法をチューニングしたり、会話の角度を工夫してみたり、といった工夫や微調整で小さな達成感を積み重ねています。
【❼今後、DECで達成したい目標や挑戦したいことはありますか?】
下口:劇的なキャッチコピーを生み出したいというよりは、情報をじっくりと交通整理するタイプなので、まずは現状維持。
現状維持という言葉はネガティブに受け止められることが多いですが、今あるものを大切にすること、それを磨き続けることは実は大変です。
一発逆転コピーではなく、積み重ねるタイプの誠実派ライターもそれなりに存在意義はあるのです。
【❽DECに興味を持っている応募者に向けて、一言アドバイスやメッセージをお願いします。】
下口:本質的に、職業は自分で選ぶものなので「大変なこともあるけど、なんだかんだ言ってこの仕事が好きだ」と思えることがクリエイティブの第一歩だと思います。
個人の裁量が広い会社なので、広い視野でクライアントに関わることに楽しさを感じる方。あれこれ言いながら何かを作る事が好きな方。ぜひ一緒にお仕事をしましょう。