ウェディングやレストランなど「食」に関わる事業を展開するディアーズ・ブレインは、農作業や農業への理解を深めると同時に、人材育成を目的として、2019 年より「Dears FARM」プロジェクトをスタートしました。主には新卒導入研修の一環として、農家さんへ訪問させていただき、田植えや稲刈りの実地体験を行っています。
今年も田植えのピークとなる5月に、21・22年度入社のキッチンスタッフと共に田植えを行いました!毎年、田植え機ではなく、手で植える昔ながらの田植えを体験させていただいています。意外にも田植えを経験したことのある社員は少なく、Dears FARMでの田植え体験を皆とても楽しみにしている様子です。
長靴で田んぼに入る経験すら初めてのメンバーが多いため、みな最初は泥に足を取られそうになりながらも、それ自体がとても楽しそうです。苗代を持ち、目安になる印のついた紐の横に植えていくのですが、数十分ほどで手植えにも慣れ、どんどんとスピードアップ!大人数での作業ということもあり1時間ほどで畑一面に苗を植えることができました。
秋の収穫まで農家の方へ管理をお願いすることになりますが、定期的に訪問し、草取りや水質調査、その他地域の活動に参加させていただくこともあります。田植えを経験するだけではなく、毎年楽しみに迎えてくださる地域の方々との交流もとても大切な時間となっています。料理を作り、提供する仕事を行っているキッチンスタッフだからこそ、多くの食材やそれに携わる人々を知り、お客様へお届けする料理がさらに価値のある内容となるよう、こういった研修を今後もブラッシュアップしていきます。