15日に財務省が発表した11月の貿易統計、
2兆274億円(約150億ドル)の赤字となりました。
年間で20兆円(約1500億ドル)ペース・・。
・・・。
ということで、恥を承知で、
この「貿易の赤字」について、いろいろと調べてみたいと思います!
まず、
貿易収支の計算方法は、
輸出額 ー 輸入額 = 「貿易黒字」or「貿易赤字」
ということで、今回(R4年11月分)発表された貿易統計によると、
輸出額(8兆8,375億円)ー 輸入額(10兆8,649億円)
= ー2兆274億円(貿易赤字)※約150億ドル
となりました。
「売った額(輸出)」より「買った額(輸入)」が多いということですね。
要因としては、
・資源価格の高騰
・円安
などが、主な要因といわれています。
貿易は、為替にも影響がありますね。
貿易は、「売る(輸出)」と外貨がもらえます。
日本で使うために、その外貨を売って、円を買うので、
「貿易黒字」の場合には、「円高圧力」の傾向となります。
しかし、今は、円安。
輸入製品、輸入原材料などの値段が上がり、国内物価も上がっています。
一方、お隣の国アメリカはというと、
世界最大の「貿易赤字国」です。
2021年の貿易収支は、約1兆2000億ドルの赤字。
(2021年では、日本の100倍でした)
(出展:UNCTAD)
アメリカは、「消費大国」と呼ばれ、実にGDPの7割を「消費」が占めています。
アメリカの成長率の牽引も「個人消費」といわれています。
経済が発展しているからこそ、貿易赤字になりやすい構造にもなっているかもしれません。
「産業」は、為替をはじめとする、様々な経済要因に、大きな影響を受けます。
私たちのIT業界もしかり。
IT技術や、製品はアメリカをはじめとする欧米諸国が大きな影響力をもっています。
弊社も、自社パッケージを持ち、システムインテグレーションサービスを展開している中で、
為替等の影響で、コストが大きく変動します。
そういった中で、どのようにお客様に「最適解」を提供するか。
様々な課題に対し、真向から立ち向かい、
どんどん会社・自分を成長させていきたいなと、個人的に思います^^