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BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020
~今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革~
書籍の概要
企業間(BtoB)の電子商取引の市場規模は344兆円に上昇、EC化率はついに30.2%に達し、BtoC市場の19倍 とその規模も莫大です※。さらに物販を伴う製造業に限定した場合のEC化率は50%弱に達します。電話やFAX、メールなどを利用したアナログ的な業務から効率化を図り生産性を上げることを目的に、その利用は拡大してきました。
※経済産業省「平成30年度電子商取引に関する市場調査」
企業間の電子商取引は専用システムであるEDIが多くを占めておりますが、昨今、「法人向けのネットショップ」といえるBtoB-ECに注目が集まっています。BtoB-ECサイトでは、受発注が行われる前段階の集客や見込客の管理などマーケティング的な要素も持ち合わせています。既存取引先との取引円滑化にとどまらず、新規顧客の拡大や顧客接点の強化、受注機会の拡大等を図れることから売上・利益拡大も期待されます。
働き方改革や労働人口の減少が課題になる中、業務の効率化や売上・利益の拡大、さらにはデジタルトランスフォーメーションもにらみ、今後もBtoB-ECサイトを通じた受発注処理の普及は進んでいくと見られます。
本書は、BtoB-ECの背景や効果などの基本から市場全体の動向、ユーザー企業がBtoB-ECに取り組もうとするときに参照できる導入手順までを解説しています。また、製造業や卸売業の企業にアンケートを実施し、ユーザー企業の取組状況や意向も掲載しています。本書は、BtoB-ECをこれから始めようとする企業や、BtoB-EC市場に参入しようとする企業がBtoB-ECを体系的に捉えることができる報告書です。