こんにちは！　D2C ID広報です。
先日開催されたイベント『IDEATIONS Vol.1』では、2022年10月に始動したばかりの新会社D2C IDについてご紹介させていただくトークセッションをおこないました。テーマは「マーケティング×クリエイティブで人も社会も動かしていく未来とは」、D2C dotとIMG SRCが合併し誕生したD2C IDについて熱い視線が注がれるなか、公でははじめてのプレゼンテーションの機会となりました。本記事ではその一部を抜粋しご紹介させていただきます。

＜スピーカー＞
山口浩健
取締役COO
堀内麻貴
統合マーケティング本部 コミュニケーションプロデュース部 プロデューサー
小野剛史
統合マーケティング本部 メディアコンサルティング部 プロデューサー
加藤雄也
IMG SRC STUDIO 体験創造ユニット プロデューサー

D2C IDについて

冒頭では、本トークセッションで司会進行を務めた取締役COOの山口浩健より、「D2C ID」について、D2Cグループ内での役割や新会社となった背景、ミッション、事業ドメインや提供領域について簡単に説明がありました。そしてその後、D2C IDを代表して登壇した各領域を背負うプロデューサー3名に、テーマに沿って話を伺うかたちでトークセッションがおこなわれました。マーケティングを駆使したクリエイティブ会社「D2C ID」がこれまで以上に価値の高いソリューションを提供していく決意と背景、そして具体的な事例が語られるとあって、来場者は熱心に聞き入る様子で、会場は程よい緊張感に包まれていました。

会社紹介の記事はこちらからご覧ください。

事業領域について詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。

ミッションと競争優位性

新会社のミッションは、会社の前身となるD2C dotとIMG SRCのメンバーでチームを編成し、2022年10月のスタートに向けて、会社の向かうべき方向性について議論・決定したものです。スピーカー3名もそのメンバーの一員で、それから2〜3ヶ月が経った現在の心境について語ることから、トークセッションの本題がスタートしました。

堀内：ワクワクしています！この一言に尽きるのかなと。プロジェクトチームのメンバーが限界まで話し合い、会社のこれからを考えぬいて生まれたものです。このミッション、カッコいいなと自信をもって言えますし、会社の北極星が示されたようにも感じています。そしてこの考えを大切に育てていけるような組織になりたいです。戦略立案からクリエイティブまで領域は広く、高い水準をもって挑んでいきますので、業界内でも「競合であたったら嫌だな」と思っていただけるようになりたいと思っています。

小野：元D2C dotのメンバーの私としては、IMG SRC STUDIOのクリエイティブ力を自社の強みとしていけるのは大きく、大変刺激のある日々を過ごしています。堀内の言うように競合会社の脅威にもなる力を有した組織になっていくと同時に、業界を盛り上げる観点で、競合会社とはパートナーとしてもご一緒していきたいですね。いずれにせよ、この力を社会に転換し、「統合マーケティング」「テクノロジーによる体験創造」「ブランドデザイン」を掛け合わせた領域提供で、クライアントにとって唯一無二の存在として成長していけたらと思います。

加藤：私にとってこのミッションは「原動力」になっています。私自身の仕事に対する指針である、徹底的にプロフェッショナルであること、話し合うプロセスを信じてコミュニケーションを大切にすること、プロジェクトを愛し楽しむことといった意味とも重なり合っていると感じています。私たちが感銘を受けたり、ひらめいたり、刺激を感じたりするこの「INSPIRE」されたパワーを、「DRIVE」つまり人や社会をよりよい方向に動かし加速させるものとしていきたいです。

D2C IDミッションがあることによる優位性や会社としての成長について話すなかで、D2C dotとIMG SRCが一緒になったことで、マーケティングとクリエイティブの両輪を回せる希少性のある会社になれたこと。そして私たちの提供価値や意志をミッション＆バリューに込めたことにより、新たに全員が共通して目指していく指針が示されたことが改めて話にでました。D2C IDとしてお客さまが抱える課題を解決し、ともにお客さまのビジネスを加速させ、社会も動かす力を生み出していこうという想いや自信についても語られました。

活動領域と可能性、事例紹介

セッション中盤では、事業ドメインと提供領域について深掘りしていきました。
「フルファネルの役割をふまえた統合プランニングで、課題抽出／戦略立案／実行まで一気通貫でパートナーになる」と語ったコミュニケーションプロデュース部の堀内からは、大手下着メーカー、大手食品メーカーの看板ブランド商品事例について、全体のIMC設計のプレゼン資料を用いながら詳しく説明されました。

堀内：案件を遂行するだけのパートナーとしてではなく、クライアントの売上に徹底的に向き合うことを大切にしています。フルファネルのコミュニケーションをベースに、顧客接触フェーズごとに各施策を設計をするのですが、認知から興味関心、購買までいかに繋げられるか、この「設計力」がとても重要です。一緒にブランドを強くする統合マーケティングパートナーとして、D2C dot時代から実績をつくってきましたが、IMG SRCとの合併により、さらにチーム全体で飛躍していきたいです。

「クライアントのビジネス成長の観点から、マーケティングとクリエイティブを駆使しビジネスデザイン領域で唯一無二の存在となる」と強くD2C IDの存在意義を示した小野からは、メディアコンサルティング部の事例として、日本を代表する総合不動産デベロッパーや大手海運会社のオウンドメディアなど、ビジネス成長とコーポレートブランディングの重要性について事例より解説がありました。

小野：様々な企業が、オウンドメディアを活用していますが、我々として、クライアントの事業整理をはじめとした情報設計はもちろん、「コーポレートサイトはこうあるべき」のような既成概念にとらわれることなく、企業としてオウンドメディアがユーザーとどのようなコミュニケーションをとると良いかを追及して、各企業さまにあったオウンドメディアの姿をプロデュースできる力があることは、私たちの強みです。

クライアントからのオーダーをそのまま制作するのではなく、「広め方と伝え方に一貫性があり、クライアントにとって何が最適かを考えることの重要性」について語った加藤からは、戦略から実行までテクノロジーを活用した最適な体験に落とし込んだ代表事例ついて説明がありました。

加藤：たとえば、コロナ禍の影響もあり一気に世に広がったAIやXRなどを活用したプロジェクト、オンラインオフラインのハイブリットなプロジェクトも、ただ新しいテクノロジーを使っていますではなく、そのブランド、サービスや商品の広め方と伝え方に一貫性があるか。クライアントにとっての目的、ユーザーにとってニーズが実現されているか。といったことも考えます。そういう視点をチームが持つことで、新しさと質の高さを兼ね備えた価値ある体験を創造することにつながっていくと考えています。

今後に向けて

最後に、D2C IDの今後に向けて自由に想いを語りました。スピーカー全員に共通していたのは、「クライアントのビジネス成長を助ける」「実現するためのクリエイティブ力とマーケティング力をさらに高める」「一流の専門家集団である」ことでした。

トークセッションからは、理想さえ超えるクリエイティブを提供していく、一人ひとりの強い意志を感じました。そのような機会には、ぜひD2C IDにお声掛けください！

いかがでしたでしょうか。
全4回に渡る『IDEATIONS Vol.1』のトークセッションについては、次回もレポートしていきますので、noteやSNSをフォローしチェックしてくださいね。

『IDEATIONS Vol.1』についての記事はこちらからご覧ください。

D2C IDにご関心をお寄せいただけましたら、ぜひ「話を聞きに行きたい」からご連絡ください！