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デザイナー×マーケター×フロントエンドエンジニア。企画からデザイン、実装、広告運用までやりきる新卒2年目デザイナーのビジョン
クオレガでは、プロダクト・デザイン・マーケティング組織で、飲食採用DXプラットフォーム「FoodsLabo」、ホテル人材採用DXプラットフォーム「HotelsLabo」のプロダクト開発、グロースを行っています。今回は、デザイナーとして活躍するT.Nさんにをインタビューしました。
プロフィール
T.N デザインGリーダー
2022年クオレガに新卒入社し、デザイナーとして、instagram、LPなどのマーケティングデザインを行う。フロントエンドエンジニアとしてLPや採用サイトなどの実装、さらにはマーケターとしてinstagram広告運用まで担当し、企画からデザイン、実装、広告運用までフルスタックで活躍。
— 新卒入社後はどんな仕事をされてきましたか?
新卒1年目は、まずデザイナーとしての基礎力をしっかりつけることを意識していました。
instagramなどのデジタル広告のクリエイティブ、企業向けのLP、Youtube動画、印刷物、パンフレットからまで幅広い媒体のデザインをさせてもらいました。
また、学生時代webデザインコースだったので、フロントエンドの実装ができることもあり実装も担当しています。
新卒2年目からは、instagramの動画クリエイティブにも挑戦、さらにマーケティング力強化で広告運用も担当しています。
直近では、採用サイトのデザインと実装を担当し、「早く採用サイトを通して、学生からのエントリーが来ないかなぁ」と日々楽しみに待っています。
— デザインガイドラインの導入によりデザインGで変化はありましたか?
組織単位で、「高品質で成果の出るクリエイティブ」を多数作れる体制作りは、デジタルマーケティングにおいて欠かせません。
ただ、デザインガイドライン導入前は、自分も含めてデザイナーによってクリエイティブにばらつきがあり、デザインG内での品質の基準がなく、レビューも定性的で納得感がなく、品質コントロールと成果のバランスが難しい状況でした。
そこで2023年の4月からリードデザイナー、外部のシニアデザイナーに協力いただき、デザインガイドラインの策定、運用が始まりました。
完成後は、デザインガイドラインで品質を保ちつつ、成果の出るクリエイティブをたくさん作れる体制構築に取りかかり、現在はそのどちらも実現できていると感じます。
デザインの品質に関しては、今だから言えますが、僕自身もかなり悩んでいました。
リードデザイナーが納得いくクリエイティブをなかなか作れず、どうやって高品質にしていけばいいか試行錯誤していたのですが、デザインガイドラインが導入されてその壁を突破できたと思っています。
直近でデザインGのリーダーになったので、自分もそのデザインガイドラインを活用して成果の出るクリエイティブをどんどん作っていきたいなと思っています。
— マーケティングにもっと関わりたいとCMOに直談判。
デザイナーとして、ガイドラインをクリアしある程度品質の高いクリエイティブを作れるようになったと思えたタイミングで、instagram広告運用にもチャレンジしています。
デザインを作り、実装するだけでなくより事業成長に貢献しようと思った時に、自分のクリエイティブの効果最大化についても考え始めました。
単純にもっとマーケティングKPI、会員登録数に貢献したいと思うようになったんですね。
それまでは、CMOの田口が広告運用を行う時に同席していて見て学んでいたのですが、途中から自分でやりなくなってしまい直談判!
そうするとなんと言ったその瞬間からinstagramの一部エリア(全国5拠点ありその1拠点担当)の運用を任せてくれました!
今では自信満々で意思決定してます。
実際、instagramのキャンペーンのCV, CPA,CVR, 消化金額などを見て日予算調整、配信面の最適化(フィード、リール、ストリーズ)、効果の良いクリエイティブの日予算を増額、効果の悪いクリエイティブの配信停止など行う中で、デザインに対する考え方も大きく変わりました。
— 広告運用に関わるようになりデザインへの考え方が大きく変わった。
広告運用も担当し始めてから、成果の出るデザインへのこだわりがめちゃくちゃ強くなりました。
自分でめちゃくちゃいいと思ったクリエイティブも、効果が悪かったら心を無にして速攻配信停止します(笑)
CPAが悪いとやってしまった・・という気持ちになります。
デザイナーなので、自分が作ったクリエイティブへの愛着ももちろんありますし、動画クリエイティブは作るのが大変なのでつらいのですが、あくまでマーケティングのhowとしてクリエイティブなので、結果が全てです。
会員登録数に貢献できて初めてデザイナーとしてクリエイティブを作った価値が出ると考えるようになりましたし、デザイナーとしてクリエイティブに打ち込む際のマインドも成長できていると実感しています。
— デザイナーですが、広告運用、フロントエンドの実装までしているのは、社内でも有名です。
自分でもデザイナーなのに、こんなにやらせてもらえるの?と驚いていますし、エンジニアからは「もはやデザイナーではない」、CMOからは「広告運用してるデザイナー初めてみた」と言われました(笑)
デザイナーとして自分の作成した広告を運用して結果を出すのは、楽しいですし、広告運用に触れていないと思いつかないアウトプットもあると思っています。
逆にめちゃくちゃ効果の良いクリエイティブは、記憶に残り、次の制作に全力で活かしています。
フロントエンドに関しても、自分からやりたいと常に言っていますし、採用サイトはデザインから実装まで全て任せていただいて、地元の人に自慢したいぐらいいい出来だと思います(笑)
— プロダクト・デザイン・マーケティング組織の特徴として、2つの職種をこなすのを求められていますよね。
デザインするだけではなく、マーケティングなど、掛け合わせることでよりスキルアップを狙える組織だと思います。色々なことにチャレンジできて自身の成長を感じることができる...最高すぎますよね。
その中で新たな自分の強みも見つかると思うので、その自分の強みとデザインをどう掛け合わせるかが重要になると思います。
ちなみに私は「デザイナー×マーケター×フロントエンドエンジニア」です。
デザイナー×マーケターで言うと、自作のクリエイティブを運用し、マーケティングでより数字を伸ばし、結果に繋げる。
デザイナー×フロントエンドエンジニアでは、サイトのデザインから実装までフルでやります。
一般的にデザイナーというと、他職種の業務を兼務することはあまりない印象ですが、クオレガでは掛け合わせで職種を兼務できるので、自分自身で完結することも増えますね。
事業成長への貢献を目的と考えた時に、デザインだけでなく、マーケティングも、実装もできたほうがよりインパクトを与えられると思ってます。
サイトのデザインや仕様の強みは、作成した自分が一番理解しているので制作から実装までのスピードにはかなり自信があります。
それによって施策の実行スピードが速くなり、ABテストの試行回数も増え、成功確率があがると思っています。
CPO、CMOの田口がエンジニアとマーケターのバックグランドがあるので、2職種できるのが当たり前の雰囲気になっていて、職種を掛け合わせたほうがバリューも市場価値も上がる、と言われているのも大きいかもしれません。
職種の掛け合わせ思考になると、掛け合わせる方の職種、僕の場合エンジニア、マーケの人と会話がしやすいのと、信頼関係構築もしやすいですし、何より面白がってくれるので嬉しいです(笑)
— クオレガのデザイナーの特徴、魅力は何だと思いますか?
1つは、圧倒的スピード感だと思ってます。
スピード感があるからこそ成長のスピードも早く、関わることができる範囲も大きくなるのだと思います。
そのスピードを出すのも僕の1つの仕事です。
2職種できるからこそ実現できるスピード感、と自信を持っています。
Instagram広告など、他社では真似できないクリエイティブの生産体制やクオリティも実現できています。他にも、パンフレットやチラシ、広告バナーや会社資料まで幅広く多くの部署と連携できるのも魅力の一つですね。
2つ目は、デザイナーだけどデザイナー以上の仕事ができること、そしてより大きなインパクトを与えられることでしょうか。
事業成長において、デザイナーならデザインから、エンジニアならプロダクト開発という側面から行いますが、掛け合わせでできれば、もっとインパクトを生み出せる。
デザイナーという職種にこだわらず、事業成長に必要なことはなんでもやっていきたいと思っています。
— クオレガのデザイナーの大変なところも知りたいです。
アウトプット量の多さとスピード感ですね。クオレガのデザイナーは待っているだけでは絶対ダメで、ヒアリング力、提案力、デザイン力の全てが高い水準で求められます。
スピード感については、施策立案からの実行スピードが半端じゃないので、関係者と詰め切るコミュニケーション能力、デザインし切る力、実装力、合意形成能力、毎回の機会でいい試練というか成長させてくれるトレーニングになっています。
クオレガの成長スピードについていくだけで大きく成長できている実感があります。
— プロダクト・デザイン・マーケティング組織の文化や雰囲気はいかがでしょうか?
メンバーみんな個性豊かで、話題が尽きないですね。
デザイナー、エンジニア、BizDev、マーケティングそれぞれが掛け合わせを大事にしているからこそ、互いの職種への関心やリスペクトがかなりあるのと、日頃のコミニュケーションを大事にしているからこそ、MTGの時でも各自の意見をストレートに言いやすい雰囲気が自然とある気がします。
あとは、「1職種だけで満足できない」人が多い気がします。
同期のM.Kさんも、SNSマーケター×広報で、大活躍していますし、みんな同じようなことを考えているんだと思いました(笑)
※新卒2年目、SNSマーケター×広報としてマーケティングもPRも自分らしさ全開でグロースに貢献
いろんな職種のメンバーがいるので、他の職種に興味津々で、ガンガン聞きに行ったり教え合う文化は非常に良いと思っています。
メンバー全員が互いを鼓舞し合って、グロースしていける、そんな組織ではないでしょうか。
— クオレガにデザイナー、エンジニア、Bizdev、マーケターとしてどんな人に入社して欲しいですか?
デザイナーに関しては、1年目はデザイナーとしての基礎力、2年目くらいから強みと適性を活かして掛け合わせを考えて活躍といったイメージになります。
僕もいろいろやりたい!と思って入社しましたが、2年目にここまでデザインもマーケもフロントエンドもやってるとは思ってなかったので、しっかり打ち込んでいれば機会はいくらでもあるのではないかと思います。
実際に、新規事業「HotelsLabo」で宿泊業界にも参入してプロダクトも増えますし、事業拡大に伴い採用も強化します。
ですので、私たちデザイナー・エンジニア、マーケターにもできることが増えるのでデザイナーに限らず、しっかり結果を出して周りから信頼されれば、やりたいと思えば自分でチャレンジしたいことをやらせてもらえる環境があります。
何でも挑戦できるチャレンジ精神旺盛な方が入社してくれると嬉しいです!
— 最後に、今後の展望・ビジョンを教えてください。
まずは、3職種(デザイナー、マーケティング、フロントエンドエンジニア)の能力を全部上げていくことに集中しています。
毎日貪欲に先輩から盗めるところを盗みまくってすぐアウトプット、試してみる、を心がけています。
デザイナーとしては、プロダクトデザイン、UI、UXにもチャレンジしたいと思っています。
FoodsLabo、HotelsLaboで機会はあると思うので、UI・UXからの事業成長への貢献もできるようになりたいなと考えています。
デザインGのリーダーとしては、組織としてマーケKPIに貢献することはもちろんですが、後輩にも掛け合わせで活躍してもらう環境を作っていくことですね。
自分は3職種の掛け合わせを提案してもらって、毎日楽しくやってるので、後輩にも同じように活躍してほしいなと心から思います。
強みにあった提案をするのがデザインGのリーダーとして絶対にやるべきミッションなので、こだわりたいなと思っています!