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人手不足の飲食業界を直接手助けできないもどかしさ。「好き」を貫き、銀行員からクオレガへ。

プロフィール:

信用金庫に新卒入社。約3年間バンカーとして、銀行の窓口業務や営業を担う。その後、クオレガのビジョンに共感し転職。インサイドセールス(以下、IS)をメインに、フィールドセールス(以下、FS)や営業にも従事する。※インサイドセールス(転職希望者向け営業) フィールドセールス(法人営業)

飲食業界の人はかっこいい。「好き」が大きくなり転職を決断

──これまでのキャリアを教えてください。

大学卒業後は信用金庫に新卒で入社し、銀行の窓口業務を経て、1年目の3月から営業になりました。

集金業務を担当しており、月1回法人や個人のお客さまのもとへ出向き、融資や保険、預金のニーズを収集してご提案していました。

私が働いていた時期はちょうどコロナ禍真っただ中で、赤字補填などの融資の業務が増えてきたタイミング。

お客さまと金額を相談したり、融資審査のための稟議を出したりと、忙しない日々を過ごしていましたね。

信用金庫で約3年ほど勤めた後、クオレガへ転職しました。


──なぜ転職を決断しましたか?

決断に至った理由は主に2つです。

1つ目は、飲食業界に対する想いが強くなっていったからです。

実は銀行へ入社する前から飲食業界には興味を持っており、大学時代には飲食のメーカーから内定をもらっていました。ただ、大学の卒業が遅れてしまったため内定は白紙となって…

あらためて就職活動をするなかで、金融業界にも興味を持ち始めて銀行への入社に至ったのですが、なかなか飲食業界への思いが断ち切れず、自分の気持ちを大切にしようと転職を決断しました。

2つ目は、地域密着型の居酒屋やカフェ、定食屋などで働く方々と話すのが楽しかったからです。

私の最大の楽しみは食べること。消費者に「幸せ」を与え続けてくれる飲食業界の方々が純粋に素敵だと感じたのです。

なかでも銀行員時代に仲良くしてもらっていた蕎麦屋の店主は本当にかっこよくて憧れでした。自宅を改装してつくった蕎麦屋は、今ではいつ訪れても満席のお店に。地道な努力を積み重ね、地元の人から愛され続ける姿が印象的でした。


──「飲食業界の人手不足を解消したい」という想いがあったとのことですが、そのきっかけは何でしたか?

銀行員として飲食業界の方々を訪れる際、売り上げを伸ばすための施策について話し合う機会が多々ありました。

しかし、信用金庫に勤めている私が手伝えるのはいつもお金の部分のみ。もどかしさを感じていたのです。

他に深い知識はありませんし、何か提案をしたとしても、それは飲食業界の方々がすでに認知している対策です。

そして、飲食に携わる方々の話を聞くなかで、彼らの一番の悩みだと感じたのが「人材不足」でした。

ヘアサロンや不動産を経営している方々も「人が足りない」とは言っていましたが、飲食業界は特に人が集まり辛いという話をよく聞いていたこともあり、なんとかこの状態を解決したいと思うようになりました。


食産業に対する“本気度”が違うクオレガへ

──入社の決め手は何でしたか?

まずは、クオレガが“飲食”に特化した企業だったからです。

人を雇うにも育成するにも資金は必要不可欠なので、銀行員としても飲食業界で働く人々に貢献できる面はあります。

ただ、コロナ禍では赤字補填などの審査が比較的通りやすかったのですが、通常の融資は通りにくいのが現状。「人手不足」を解決するには、人材紹介かWeb関連の会社からアプローチするべきだと考えていました。

そこでクオレガに出会い、「ここなら人手不足の解消に貢献できる」と確信しました。

同時に、食べることが大好きなのと、前々から飲食業界で働く人の姿に憧れを持っていたので、自分の「好き」も貫けると感じましたね。

さらに、面接担当者との会話の中で「飲食業界全体を盛り上げたい」という本気度が伝わってきたことも入社の決め手になりました。

初めて担うIS・FSの業務に対して不安はありましたが、クオレガのビジョンである「日本の『食』産業にロマンを!」に共感し、入社を決断しました。


──ISの業務内容について教えてください。

求職者さまを面談に誘致し、企業へ入社するまでのサポートを行うのがISの業務です。

具体的には、面談で求職者さまの話を伺った上で条件に合う求人をご紹介し、面談をセッティング。

面談対策の実施や就職活動中の悩みをヒアリングしながら、面談が終わるまで求職者さまに伴走します。

求職者さまの「やりたい」を優先して会社をご紹介することも大事ですが、最近はその求職者さまが「活躍できる会社」を提案するように心がけています。

私も就職活動中は飲食メーカーを希望していたのですが、人材紹介会社にクオレガを提案してもらったことで視野が広がり、今の自分につながりました。

過去の経験を活かして「求職者さまが入社したほうが良いだろう」という企業を積極的に提案しています。


──人材不足の問題解決に貢献している実感はありますか?

自分の力だけではまだまだですが、会社としては貢献できていると自負しています。

“飲食業界 エージェント”と検索すると上位表示されるようになりましたし、大手企業さまへ何人もの求職者さまが入社を決断されました。

企業さまサイドからも「クオレガが紹介数も求職者の入社数も一番多い」と嬉しい声をいただいています。

「転職のプロ」として求職者さまに向き合うことが大切

──ISのやりがいを教えてください。

やりがいは主に2つあります。

1つ目は、企業さまから内定の報告を受けて、求職者さまと一緒に喜べること。2つ目は、求職者さまの人生がかかっている瞬間に貢献できることです。

若手であれば、再転職して新しいチャレンジができるかもしれません。しかし年齢が上がるにつれて、「今回が最後の転職になるかもしれない」と、背水の陣で挑む方もたくさんいらっしゃいます。

求職者さまの人生が決まると言っても過言ではない、“貴重な瞬間”に伴走できるのは、ISならではのやりがいです。

ISとして求職者さまのやりたい仕事を実現させるのも重要ですが、本心を聞き出すことが何より大切です。

たとえば、「新しいビジネスにどんどん挑戦したい」と最初は話していても、将来像を聞くと「やっぱり安定したところが良い」と思っているケースはよくあることです。

求職者さま自身が「自分の本心」に気づき、本当に活躍できる会社へ挑戦できるようなサポートを意識しています。


──求職者さまの「本音」を聞き出すために、どのような工夫をしていますか?

信頼感を得るために、とにかく自分の話をたくさんしています。

私が求職者さまとの関係構築で悩んでいたことがありました。その時上司から、「まずは自分をさらけ出すことで、求職者さまも心を開いてくれるよ」と助言してくださったのです。

また、先輩からは「“転職のプロ”として求職者さまに向き合え」と教わりました。

クオレガは外食産業・飲食店専門の人材紹介会社ですが、“飲食業界”で括ってしまうと、私たちより遥かに、知識や経験が豊富な求職者さまはたくさんいます。

ただ、私たちは“転職”においては、求職者さまよりもプロです。

「転職にまつわることは、全てクオレガに任せてもらう」というスタンスで求職者さまに向き合い、信頼を寄せてもらって、本音を引き出せるように努めています。



強みを高め合い、弱みを補い合うチームワーク

──ずばり、クオレガの魅力は何ですか?

フランクなコミュニケーションが取れることです。クオレガは比較的メンバーの年齢層が若いので、提案や相談などを気兼ねなく伝えられる風通しの良さがあります。

また、感情に寄り添ってくれるメンバーがいるのも魅力のひとつです。

求職者さまを入社までサポートできた時は、一緒に喜ぶ。上手くいかなかった時は、一緒に対策を考えてくれる。

「一丸となって挑む」というチーム体制があるのは、ISとして働き始めてあらためて実感した魅力です。


──最後に今後の目標を教えてください。

自分に与えられた目標を達成して会社に貢献すること。そして、中長期的にはリーダー職に就くことです。

会社は今後益々大きくなりますが、人が増えるなかでもクオレガの「チームで挑む」精神を忘れず、部下を持って育てていきたいと思います。

仕事や育成において自分のやり方を確立し、飲食業界の人手不足解消に貢献して、大好きな食を守り続けていきたいですね。

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