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G20サミット関連企画の図録で『初音ミク』が紹介されました!

皆さま、こんにちは。
今回はとても貴重なご本をいただいたので、皆さまにもご紹介したいと思います!

皆さまは、2023年9月9日(土)・10日(日)に、インドの首都ニューデリーでG20サミットが開催されたことを覚えていらっしゃいますでしょうか。

G20ニューデリー・サミットでは、多様な文化表現への理解や知識を共有し合える企画として「Culture Corridor – G20 Digital Museum」という国際的なプロジェクトが催されました。G20の参加国ならびに9つの招待国が持ち寄った自国の文化を象徴する文化遺産等をサミット会場に展示するプロジェクトなのですが、実はそこに『初音ミク』を手のひらサイズに立体化したアクションフィギュアの一つ「ねんどろいど 初音ミク 冬木小袖Ver.」(販売元:株式会社グッドスマイルカンパニー)が展示されておりました!

初音ミクが美しい秋草模様のきものを身にまとっているこちらのフィギュアは、東京国立博物館所蔵の重要文化財『小袖 白綾地秋草模様』(通称『冬木小袖』)の修理プロジェクトの一環で、売り上げの一部が修繕費として寄附されることを前提に制作されたものです。『冬木小袖』のデジタル画像および複製品ととも展示された小さな初音ミクの姿は、伝統文化と現代のコンテンツのコラボレーションにより文化遺産の保存に成功したユニークな好例として、現地メディアにも取り上げていただきました。

今回いただいたご本は、その「Culture Corridor – G20 Digital Museum」の完全図録と言えるもので、日本の展示物を紹介するページには、ご覧の通り初音ミクの画像が大きく掲載されております!

英語で書かれた解説では、初音ミクが歌声合成ソフトウェアであることや、たくさんの方の創作によって人気を博したことなどにも触れられています。各国の歴史的な美術品や伝統的な衣装等とともに紹介していただけて、とても光栄です!
(ちなみに前のページではイタリアのアポロ像、次のページでは韓国の伝統的な帽子と冠が紹介されています・・・!)

また、今回こちらのご本とあわせて、『冬木小袖』の修繕プロジェクトを共同で実施されていた東京国立博物館と文化財活用センターより、修理プロジェクトの報告書と感謝状もいただきました。

これまでに協力させていただいた2つの文化財修理プロジェクトで制作した「ねんどろいど」2体と一緒に記念撮影してみました!

〈これまでに協力させていただいた文化財修理プロジェクト〉
〈冬木小袖〉修理プロジェクト
踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト

コラボレーション商品の購入等を通してプロジェクトを支援してくださった皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

クリプトンは今後も積極的に、文化芸術振興に繋がるコラボレーションを実施してまいります。2025年には伝統芸能である歌舞伎と初音ミクがコラボレーションする『超歌舞伎』が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で上演される予定です。

当社の幅広いキャラクターライセンス事業にご興味のある方は、ぜひお気軽にエントリーください!


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