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社内お問い合わせbot スピード構築! (Miibo+LINEWORKS+MAKE+kintone)

皆さんこんにちは、今日も札幌からお届けします!
株式会社クロスティホールディングス デジタル推進部のオオムラです

今回は、お問い合わせbot を 1日 で作った話を紹介します!
(改良の余地たくさんあり)

※ 細かな設定方法などは省略いたします
※もし需要があればコメントください!

きっかけ

ある日 社内からの問い合わせが途切れることなく重なった日がありまして、
ふと、

「社内の問い合わせに時間を割かれていて、重要な事業改革に時間を使えていないのではないか?!」

という危機感に襲われました。

IT部門が発足した当初から、
IT部門としての社内認知度UP・担当者としての信頼UPを目指し、
顔を合わせての課題解決を大事にしてきました。

しかし、これを機に、
社員のITリテラシ向上、部門として本流のDXに時間を使うために、
少しづつ自己解決する文化 と 問い合わせ管理の仕組み を作ることにしました!

【利用の流れ】

① 社員が LINEWORKS 上の BOT に、問い合わせを実施

② miibo内のナレッジデータストア( 社内で貯めた知識を詰め込んだもの )
を参照した AI(ChatGPT) による1次回答

『社内データベースの検索結果』を 充実させていく予定

③ 解決しなかった場合に、部署に問い合わせを選択

④ makeを経由して、以下が実行
 ・kintoneに問い合わせタスクが追加
 ・LINEWORKSのタスク通知グループにメッセージが届く

makeに LINEWORKS, kintone連携用の処理

⑤ デジタル推進部に問い合わせが届き、部署の誰かが拾って対応

LINEWORKSのグループに通知がくる

kintone上で 対応進捗を管理できる

…… 凄くいい感じ!!!
あとは使ってもらうだけです!!(地道に布教していきます)

各サービスの採用理由

miibo
- "専門性をAIに持たせる" を直感的に実装できること
- 外部連携が容易なこと
- 料金プランと利用規模がマッチしていたこと

make
- 利用経験があったこと
- コスト面で類似サービス(zaiper) よりも優れていたこと
- 他サービスとのAPI連携方法が、類似サービス(zaiper)より理解しやすかった(個人の感想です)

kintoneに関しては、既に導入済みだったため利用しました。
Googleのスプレッドシートや、Microsoft OneDrive上のExcelでも代用できると思います。

現在の運用状況

どんなサービスにおいても、作っただけでは意味がなく、
社員の皆さんに利用してもらって初めて価値が生まれます。

社内リリースから 1ヵ月間が経過して
問い合わせが 32件

問い合わせ前に AI回答で解決できたケースも複数件ありました!
順調な滑り出しです。これからも更なる改善をしていきます!!

経理総務にも展開することで、より多くの問い合わせに対応できると思いますが、AIによるハルシネーション(知ったかぶり回答) の抑制など、もう少し準備が必要そうです。

miibo上で確認できるBOTの応答回数


以上、社内問い合わせBOTを作ったお話でした!
社内でDXを進めている方、
ローコードツールに興味がある方、
私達の会社に興味を持っていただけた方に届いていれば嬉しいです!


現在 デジタル推進部では、
一緒に会社を良くしていく仲間を募集しています!🔥

ITを使った業務改善全般
地方×レガシーな北海道の建設業界を変える!札幌勤務のDXメンバー募集中
IT化、DXを本格的に稼働させるため、2020年に専門の部署を設置しました。 メンバーは20年の社内SEキャリアをもつエンジニアと、社内SE兼業務コンサル担当、アプリ開発担当の計3名です。 グループ唯一のIT部門として、基盤整備やDXを進めています。 具体的には、以下のことを始めており、現在進行中です。 -------------------------------------------------------------- 1.環境のクラウド化 複数のSaaSや、バックエンドにAWSを活用するなどしながら、内製開発に取り組んでいます。 また、ファイルサーバー等の各種オンプレサーバーをクラウドに移行中です。 その他の業務管理系SaaSも積極的に導入し、業務改善を進めています。 2.RPA/OCRの導入 紙ベース+システム手打ちで行っていた業務をRPA/OCR化するなどしています。 例:https://www.ecotec.ne.jp/staffblog/post-65.shtml RPA環境はAutomationAnywhere、OCRはインフォディオ社のスマートOCRを使用しています。 3.ローコード開発環境の導入 ユーザーに近いということを活かし、開発担当1名を中心に、内製開発を行っています。 現在はスピードを優先して、bubbleやKintone、PowerApps、FileMakerなどローコード/ノーコード環境を積極的に活用しています。 https://note.com/crosstyhd_dx/n/n6b639dbaa489 4.GPS、AIなどの活用 今後はGPSを使った現場へのチェックイン/チェックアウト、AIを使った建設図面の制御など、先端技術を活用した現場に寄り添う改善を計画しています。 5.BIツールを使ったデータドリブン経営へのシフト PowerBIを駆使して、売り上げや原価管理、労働時間などから正確な現在地点と予測値を割り出し各部署がマネジメントを行う体制を構築中です。同規模同業他社では例を見ない取り組みです。 -------------------------------------------------------------- 上記を引き続き進めていく一方、 今後はグループ各社を統合した基幹システムの導入なども検討する必要があります。
株式会社クロスティホールディングス
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<2020年8月、情報システム・業務改善部門稼働開始!> IT化、DXを本格的に稼働させるため、専門の部署を設置しました。 メンバーは20年の社内SEキャリアをもつMgrと、社内SE兼業務コンサル担当1名、アプリ開発担当1名の計3名です。 グループ唯一のIT部門として、IT基盤整備やDXを進めています。 具体的には、以下のことを始めており、現在進行中です。 -------------------------------------------------------------- 1.環境のクラウド化 複数のSaasやAWSを活用し、内製開発に取り組んでいます。 また、ファイルサーバー等の各種オンプレサーバーをクラウドに移行中です。 その他の業務管理系SaaSも積極的に導入し、業務改善を進めています。 2.RPA/OCRの導入 紙ベース+システム手打ちで行っていた業務をRPA/OCR化するなどしています。 例:https://www.ecotec.ne.jp/staffblog/post-65.shtml RPA環境はAutomationAnywhere、OCRはインフォディオ社のスマートOCRを使用しています。 3.ローコード開発環境の導入 ユーザーに近いということを活かし、開発担当2名を中心に内製開発を行っています。 現在はスピードを優先して、bubbleやPowerApps、FileMakerなどローコード/ノーコード環境を積極的に活用しています。 https://note.com/crosstyhd_dx/n/n6b639dbaa489 4.GPS、AIなどの活用 今後はGPSを使った現場へのチェックイン/チェックアウト、AIを使った建設図面の制御など、先端技術を活用した現場に寄り添う改善を計画しています。 5.BIツールを使ったデータドリブン経営へのシフト PowerBIを駆使して、売り上げや原価管理、労働時間などから正確な現在地点と予測値を割り出し各部署がマネジメントを行う体制を構築中です。同規模同業他社では例を見ない取り組みです。 -------------------------------------------------------------- 上記を引き続き進めていく一方、 今後はグループ各社を統合した基幹システムの導入なども検討する必要があります。
株式会社クロスティホールディングス



【今回利用したサービス紹介】

Miibo - AIチャットボットを簡単に作成できるサービス

miibo - 会話型AIをノーコードでカンタンに作成

Make - 様々なツールをプログラミング無しで組み合せるサービス

Make | Automation Software | Connect Apps & Design Workflows

kintone - 簡単に業務アプリが作れるサービス

kintone(キントーン)- あなたの「その仕事に」 (cybozu.co.jp)

LINEWORKS

LINEとつながる唯一のビジネスチャット - LINE WORKS (line-works.com)

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