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【みなさんの疑問にお答えします】新卒からPMってできるの?【内定者ブログ】

こんにちは!

21卒の就職活動も本格化して久しい今日ですが、クロス・コミュニケーション(以下CC)ではPM(プロジェクトマネージャー:プロジェクトごとにQCD(品質・コスト・納期)を管理する人)の新卒採用を行っています。そのため、CCに関する就活生からの質問でも多くを占めるのが、「新卒1年目からPMってできるんですか?」という疑問です。

かくいう内定者の私も、結構気になってたことで、「PMって開発の現場のキャリアを積んだ人がなる、マネジメント層のお仕事でしょ?」と思っていました。

実際、プログラマー(PG)としてコードを書く仕事を経て、SE、プロジェクトリーダー(PL)と経験を重ね、PMという一般的な流れがあることに間違いはありません。しかしCCでは新卒採用において、PGでも、SEでも、PLでもなく、PMという職種で募集を行っています。

そこで、CCでは新卒のPMに何を求めているのか、そして現在PMとして奮闘中の新卒社員のお話を伺っていきます。みなさんがどのようにPMの仕事に取り組んでいるのか明らかにしたいと思います!

※詳しいPMの役割については以下の記事を参考にしてみてください!

【内定者ブログ】ITソリューション事業を担う3つの役割「営業」「エンジニア」「PM」に、プロジェクトの進め方を聞いてみた。 | 株式会社クロス・コミュニケーション
こんにちは! クロス・コミュニケーション内定者の佐藤です。 今回の内定者ブログは、私たちの主軸事業であるITソリューション事業を内部から見てみようという企画です。私たちのITソリューション事業はアプリやWebサイトの制作でお客様の課題を解決するというもので、主に3つの役割に分かれて進められます。 それが「 エンジニア」「 営業」「 プロジェクトマネージャー(PM) 」です。 ...
https://www.wantedly.com/companies/cross-c/post_articles/194448

新卒PMメンバーにインタビュー

まずは新卒1年目のPM、菅原さん(写真真ん中)です。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。こういうインタビュー初めてなのでちょっと不安ですが・・・。

現在地から見えるリアルな意見を聞きたいので、率直に答えていただければ大丈夫です!
まず初めに、新卒でPMをやるということに対してどう感じていましたか?

もともと、PMという職種に対してみなさんと同じような考えを持っていたので、まずはSEのようなもっと現場よりの仕事に徹してからPMをやりたい、と会社に提案していました。でも、実際に始まってみたら、いきなりPMからってことで、少しびっくりしましたね(笑)

そこに対して不安はありませんでしたか?

「やるしかない」って気合は入りましたけど、無理だとは思いませんでした。開発側の研修に加えて、PMの研修もあったので、基礎的な技術など初めの段階の疑問は解消されましたし。それから、10月から先輩のもとでのOJTではありましたが、PMの仕事がスタートしました。はじまったらはじまったでわからないことだらけですけどね(笑)

実際にPMとしての業務がスタートしてからはいかがですか?

率直に難しいですね・・・。研修があったとはいえ、どうしても技術についての知識が足りないです。アプリなど製品を作るうえで抑えるべき知識が足りないので、聞くにしても私が今何に躓いているのかを、疑問に答えてくれる開発側の方に理解してもらうのが難しくて、最初は聞くに聞けないことも多々ありました。

ちなみにOJTが始まってしばらく経ちましたが、今ご自身がPMとしてカバーできている業務内容は、全体を10としてどのくらいだと思いますか?

うーん、6か7かな。もっと頑張れって思うかもしれないけど(笑)主にやっているのはお客様に対する見積もりや進捗状況の伝達です。PMには資金や社内・パートナー含めた人の稼働などのリソース管理もあるんですけど、そこは先輩の力を借りてます。

つづいて2年目の弗田さん(写真右)、よろしくお願いします!
PMの研修を自ら立ち上げたという噂を聞いたんですけど、それって本当ですか?

はい、本当です(笑)

昨年からPM研修について、制度化の動きがあるんですけど、私の時は特にありませんでした。PM研修がない中で先輩に質問したり、OJTとして現場で身に付けていくスタイルだったんですが、それだとプロジェクトの全体感がつかめなくて不安でした。そこで会社に一度しっかり研修を行いたいと打診しました。

なぜ全体感を知りたかったのかというと、ずっと新規案件をやってみたいという思いが強かったからです。新卒から任されていたのは運用や改修フェーズのプロジェクトだったので、プロジェクトが立ち上がる時、お客様のどんな思いがあって始まるのかなどを体験したかったんです。そのためにも、まずは実践に向けて土台を作らないとと思ったからでした。

結果として2年目の現在、仮想通貨に関する新規プロジェクトを、メインのPMとして担っています。
やりがいはもちろんありますが、そこで感じるのはやっぱり難しさですね。規模が大きく、関わるメンバーが社内の人だけでなく、お客さんから外部連携している方々までいて、一つのプロジェクトのために集まった人々をマネジメントする大変さを味わっています(笑)

関わるプロジェクトのフェーズ自体が変わったようですが、2年目の現在と1年目とでは、ご自分のどの部分が変化したと思いますか?

そうですね、1年目は特に技術に関して何が分からないのかが分からない中で、うまく言語化できないまま先輩に質問して困らせたり、先輩の用意してくれたプロジェクトの枠の中でスケジュール通り終わらせることで手一杯でした。でも、新規顧客の案件に自ら手を挙げてやっていく中で、自分でスケジュールを組んだり、管理したりと、先輩が用意してくれた枠ではなく、自分で枠組みを作って管理できるように努力しています。

ちょっとずつですけど、そうやって前進してます。

新卒インタビューの最後は、社内で「天才」と専ら噂の3年目の千田さん(写真左)です。
千田さんはPMという職種をご自分で志望されたんですか?

いえ、もともとは新規事業開発に行きたかったんです。でも、新規事業を作るうえでの知識や経験が全くなかったので、相談したところ、まずは事業がどうやって進んでいくのかを知るためにも、PMをやった方がいいという結論に達して、今PMをやっています。

PMをやると決まった段階でのPMへのイメージや知識はどんなものがありましたか?

皆無です。カタカナの職種カッコいいじゃんって思ってたくらい(笑)

えぇ。なんだか天才の片鱗が見えますね・・・(笑)ちなみに17卒の千田さんの場合、PM研修がなかったみたいですけど、どうやって業務を学んでいったんですか?

完全にOJTでしたね。僕の場合は新規案件からのスタートでした。研修がなかったことに対しては特に何も思わなかったけど、間違えては改善を繰り返す感じですね。
よく言われるように開発の現場を知らないときついのは確かです。けど経験は人一倍積めます。現場から経営層の判断、営業の判断など、幅広く知れるっていうのは、いずれ新規事業をやりたい僕にとってはありがたいことでしたね。

新卒から3年目の現在まで、PMとしてどのような困難がありましたか?

これはあくまで僕の場合ですけど、まず1年目はとにかく知識量が足りませんでした。
2年目はお客さんが求めることを正しく捉えるにはどうしたらいいかをとても考えさせられましたね。
3年目の今は社内の経営層に向けて、プロジェクトの進捗をどう説明し、理解してもらうかを考えています。プロジェクトは会社が請け負ってお金をいただいているため、自分の担当するプロジェクトの進捗や、リスクがどの程度あるのかという点は会社から説明を求められるので。

でも、全部解決したわけではなくて、今でも常に考えています。ただ考えられることが増えたと言えますね。


みなさんそれぞれの段階でできることから取り組み、PMとしての業仕事の幅を広げているんですね。先輩のサポートを受けながら徐々に一人前を目指していく道のりが見えたのではないでしょうか。

CCが新卒PM採用を行う理由とは・・・?

最後に、CCの開発部門を統括する取締役の純さんに本日の命題「新卒でPM採用を行う理由」をぶつけみたところ、こんな答えが返ってきました。

私たちCCが、PMを新卒から採用する理由って何でしょうか?

まず、PMは専門職なので、考え方としては「PMというキャリアパスも将来的にあり得る」くらいに思ってもらった方が不安は少ないかなと思います。

技術面の基礎知識を補うための研修や、PM業務に関する研修制度を用意しているので、1年目はそういった基礎を固めていく段階です。採用はPMという名目にしていますが、実際1年目は部分的なものをやってもらい、無理のない範囲から少しずつ自立に向けて先輩のサポートを受けつつ、PMの業務を行っていくというかたちです。

つまり、専門職であるPMはやはり一朝一夕にはできないので、新卒からアプリの構造や開発に関する具体的な技術を学びながら、ゆくゆくは一人前のPMとして働けるように、という長期的な目で見ているんですね。
そうすると、一人前といえるようになるにはどれくらいの時間が必要だと考えますか?

そうですね、メインのPMとして仕事を任せられるのは1~2年経験を積んでからですね。先輩社員のインタビューからもわかると思うけど、一人のPMとして仕事できるようになるにはそれくらいかかりますね。

でもそうしたら、「中途の経験豊富なPMに任せしてしまった方がいいじゃんない?」という疑問も来そうなのですが、CCが未来のPMを新卒から採用するのはなぜでしょうか?

現在の実力で採用する中途採用に対して、ポテンシャルで採用するのが新卒採用です。前のやり方を踏襲することで確実に業務を遂行してくれる経験あるPMに対し、新卒はまだ右も左もわからないかもしれないけど、経験のあるPMにはない柔軟さを兼ね備えたPMになる可能性を秘めているといえますよね。

今後CCの新たな案件や進め方を担っていく、柔軟で勢いのある次世代の幹部・エース候補を、新卒から育成していきたいとも考えていますので、新卒のPM候補者採用を行っています。

CCの新卒PM候補の皆さんは、会社のこのような期待を受けながら、日々以上のように精進しているんですね!私たちクロス・コミュニケーションがどのようにPMという役割を捉えているのか、新卒PM候補者に期待していることなど、感じ取っていただければ幸いです!

現在、クロス・コミュニケーションでは21卒採用を開始しています。これを読んでご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にご連絡ください!


ToB Sales
21卒PM募集|IT知識不問、アプリ開発のPMに挑戦したい方wanted!
クロス・コミュニケーションは、 東証プライム上場企業「クロス・マーケティンググループ」のグループ企業です。 私たちはクロス・マーケティンググループの企業理念である、 “Discover Something New 未来をつくろう” の精神を受け継ぎ、 ”Challenge Changing”の精神で、価値を高める未来を共創し、 お客様のビジネス成功に貢献します。 ◆【主な事業概要】 ◎アプリ開発 バンキングアプリやトレードツールなどの金融系やデジタル会員証アプリ等、300件以上の多種多様なアプリ実績のノウハウをもとに、iOS(iPhone/iPad)、Androidにおいて最新テクノロジーを駆使した高品質なアプリを開発しています。プロジェクトにおいては、企画立案から最新のUI/UXを実装した開発、申請、運用・保守、さらには機能拡張やグロース支援まで、お客様と共にサービスの成功を目指して、ワンチームで伴走支援しています。 ◎Web開発 会員管理、ECサイト、SNS連動システム、業務システム構築など、数多くのWebシステム開発実績があります。リサーチ・調査、企画、開発、検証、運用、効果測定、プロモーションなどWeb開発の初期構築のみならず、運用からユーザーサポートまで、一連のサービスを有機的に連携させることで価値最大化を実現しています。また、クロス・マーケティンググループのリサーチ機能を活用したデザイナーの感性のみに委ねないデータドリブンな設計により、成果につながる最適なWebデザインを考案します。 ◎検証・テスト 設計工程や実装工程のみならず、検証工程まで一気通貫して開発ご支援しています。金融業界向けのアプリケーションなど豊富な開発経験を活かした高い品質管理のもと、当社のテストエンジニアにより、試験計画の策定から設計、試験項目作成など上流工程から、BPO拠点と連動した下流工程まで参画しています。検証可能端末は1,000台以上。PC(OS/ブラウザ)、モバイル端末に限らず、ゲーム機など多環境、多端末での検証・試験に対応しています。 ◎人材ソリューション グループ会社でIT系人材やマーケティング系人材に特化した人材事業を担う、株式会社Fittioと協力して、開発における人材ソリューションも提供しています。ITソリューションをバックグラウンドとする人材会社なので、IT・Web 業界の最新技術動向やデザインのトレンド情報、マーケティングの主要論点まで幅広くキャッチアップできる環境にあります。そのため、クライアント、求職者ともに高いマッチング率で提案ができます。 ◎BPO事業 Webサイト更新、リサーチビジネス支援、品質検証をはじめとする各種サポートサービスを提供するBPOセンターを函館に有しています。2015年に函館市と連携協定を締結し、市のバックアップを受けながら、地域の活性化にも貢献しています。 ◆【強み】 ◎要件定義から設計・構築・検証・運用(QA・分析・改修)に至るまで、子会社機能を含め一気通貫で対応可能な体制を有しています。 ◎IT事業部門として独立性を担保しながらも、クロスマーケティンググループのグループ会社であることを活かし、国内最大級の420万人超のパネルに対してリーチすることができ、提案・開発・運用プロセスの中に、マーケティングロジックやノウハウを組み込むことができます。 ◎社会全体のボラティリティが高まる中、私たちは、ヒト(人材ソリューション)、モノ(開発実績)、情報(パネル)を揃えています。これらを利活用しお客様と新たな価値を実現性高く生み出すことができます。
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