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ママリのリードエンジニアインタビュー【後悔しない技術選択の意思決定をしていきたい】

2020年7月にフロントエンドエンジニアである安達が「ママリ」のリードエンジニアに就任いたしました!コネヒト開発部では、もともとリードエンジニアという役割はありましたが、今回改めてリードエンジニアの定義とそれに紐づく職務のアップデートを行ったのでCTO伊藤とリードエンジニア安達にコネヒトにおけるリードエンジニアの役割や意気込みなどインタビューしました。

どうして、リードエンジニアという役割をつくったのですか?

伊藤:コネヒトにおけるリードエンジニアの定義は「エンジニアリングを介して、プロダクトの成長に寄与すること」です。それ自体はもちろんエンジニア全員がするのですが、それを最前線でリードし技術的な意思決定を担うポジションになります。リードエンジニアを設けることで、大きくは「マネージャーの負担軽減することで成果を最大化する」「詳細な意思決定を現場に任せることで開発のスピードアップを図る」という2つの効果を期待しています。具体的な仕事としてはメンバーの技術的なフォロー、技術的な取り組みの意思決定、技術戦略の推進になります。

また、コネヒトの場合は技術領域単位ではなくプロダクト単位でリードエンジニアを擁立することにしたため、だちさん(安達のあだ名)はママリのリードエンジニアになります。プロダクト単位で擁立したことは技術は手段であり、技術ではなくプロダクトを中心に据えた組織にしていくためです。実際、開発部の体制としても、メンバーそれぞれどの技術領域に強みを持っているかというのはありますが、バックエンド、フロントエンドといった区分はあまり意識せず、必要に応じて技術領域を広げているところもあるので、プロダクト単位で問題ないと考えています。

リードエンジニアを打診されたときの気持ちはどうでしたか?

安達:3月頃に打診されたとき、すぐ引き受けようとは思っていました。ただ、具体的に何をするのかイメージが湧いていなかったんですよね。なのでリードエンジニアの役割をいとしょさん(伊藤のあだ名)とすり合わせながら形にしていきましたね。

伊藤:3月頃に打診したとき、エンジニアの評価制度をリニューアルしていたタイミングで、改めて、マネージャーの職務定義を整理していたら、明らかにマネージャーの仕事が多かったんです。僕自身もプレイングマネージャーとして仕事をしていたときにきつかった印象があったので、このタイミングでマネージャーとは別に技術的な意思決定を担うポジションをつくろうと思いました。

実は以前、僕もリードエンジニアをしていたんです。そのときはチームとしてリードエンジニアをつくるにはタイミング的に早かったのかもしれないのですが、役割が明確ではなかったため形骸化し、最終的にはアカウント管理のような管理業務がメインになっていました。当時はそれでも問題なかったのですが、組織も大きくなってきたので、今回改めてコネヒトにおけるリードエンジニアとはどういう役割なのかというのを決めようとだちさんだけではなく、田村さんとも(コネヒト取締役 兼 ママリのプロダクトオーナー)話し合いました。

安達:そうそう。コネヒトのリードエンジニアがアカウント管理をする人という印象が僕の中でも強いです。なので、今回はちゃんと形骸化しないようにしっかり話し合ってプロダクト単位で擁立することなどの定義をして職務をアップデートしました。今回、技術領域単位ではなく、プロダクト単位にしたことで、自分が詳しくない領域もあり、一定不安要素があるのは事実。でも、今までもリードエンジニアという役割がない状態で意思決定して動かしてきたので、自分の強い領域以外も学びつつ、チームメンバーを信頼しコミュニケーションをとりながら進めていきたいと思っています。自分の仕事としては、ママリプロダクト全体を俯瞰し、うまくシナジーが生まれるような技術的な意思決定をしていきたいと思っています。

どんなリードエンジニアになりたいですか?

安達:正直よくわからないというのが答えですね。今までコネヒト開発部でのリードエンジニア像というのがないので、最終的にどうなっていればいいのか模索中です。リードエンジニアとして技術の意思決定を担うわけなので後悔しない意思決定ができるようにやかましくいこうと意気込んでいますね!

あと、なったばかりではありますがリードエンジニアはいなくなればいいとは思っていますね。僕じゃなくてもリードエンジニアという役割がいない状態で開発組織がワークしていて、技術的な意思決定をし、プロダクトを成長させていけるようになっていきたいと思います。ただ、今は放置されてきた課題が色々あるので拾って解決していきたいですね。

伊藤:さっきだちさんが話していたリードエンジニアがいないのは僕も理想ですね。実際、リードエンジニアの職務をアップデートするときに、いつ変わるのか?とか、どうしたらなれるのか?という話もしたんです。リードエンジニアというのは、開発チームにおける技術面でのキャプテンになります。僕は全員がキャプテンになっているチームが理想状態だと思っているので、そうなればリードエンジニアの制度自体を廃止するというのは話しています。だちさんに期待していることは、リードエンジニアの定義が過去ふわふわしていたのを仕切り直しているので、コネヒトにおけるリードエンジニア像を再定義して欲しいなと思います!他メンバーの意識を変える、そもそも技術的な課題があまりないような状態をつくるなどはしていってほしいですね。

安達:そうですね!まだまだ具体的なところがちゃんと固まっているわけではないので、一緒に決めていければとは思っています。その中で、僕から新しい人がリードエンジニアになるときに、自分が働いている姿を見てなりたいと思ってもらえるように、ちゃんと成果を出していきたいと思います!

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