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【CFOインタビュー】投資会社から事業会社へ。CFOが語る羅針盤社の魅力とは

こんにちは!採用担当の酒川です。今回は、コーポレート本部を取りまとめる、CFOの久山さんにインタビューいたしました!

簡単なプロフィールはコチラです ↓ 

ゴールドマン・サックス証券株式会社の投資銀行部門にてM&Aアドバイザリー業務及び資金調達の引受業務に従事。2021年より株式会社ミダスキャピタルの投資本部にて案件ソーシング、企業価値評価、DD、契約交渉などの投資案件検討及び投資先支援などに従事し、2022年12月より当社の立ち上げを担当。2024年1月より現職。

早速、前職でのご経験と羅針盤社との出会いについて教えてください

大学を卒業後は新卒でゴールドマンサックスに入社、その後ミダスキャピタルに転職をしました。IPOやM&Aでの短期的なリターンを追求する投資会社が数多くある中で、ミダスキャピタルのIPOをゴールにせず「いかに10年後20年後に大きな企業を作るか」という視点で投資している点に強く惹かれました。

同時に、スタートアップ企業にも興味関心があったため「ミダスキャピタルを通じて出会った会社の中で、魅力的な会社があればそこに転職したい」という思いも持っていました。

ミダスキャピタルを通して様々な会社を知ることができ、その中で巡り合ったのが羅針盤社でした。当時はインバウンドコンソーシアムという社名でして、ちょうど会社を設立して着物レンタル事業の事業取得をするタイミングでした。

その後、宿泊管理事業をもつエアトリステイとの合併、現社長である佐々木率いるノットワールドとの合併が決まり、各社の経営メンバーと一緒に社名を検討し、羅針盤となりました。

3社の統合が決まったタイミングあたりから、羅針盤社への入社を考えました。

どこに惹かれたのでしょうか?

惹かれた点はいくつかあります。

1つ目は、ミダスキャピタルを通して様々なスタートアップに出会う中で、「社会にとって価値あるサービス」とは何なのか、難しさも感じていました。

私は企業である以上、売上や利益の最大化が一つの目的ではありますが、大切にすべきは「社会にとって価値あるサービス」かどうかであり、それに売上や利益はついてくると考えています。

その中で、羅針盤社の「お客様に直接サービスが届けられる。喜んでいる姿が見える。」という事業が私の胸に落ちたことが良かったと思います。目の前にお客様がいて、その方々に喜んでいただけるサービスを提供して、お金を頂く。とてもシンプルですし、提供している価値が何なのか明確でした。

2つ目はこの領域はまだ成熟していない事業領域だったことも魅力の一つであると考えます。

私のポリシーでもあるのですが「当たり前のことを当たり前にやっていく」ことを仕事のスタイルでも大切にしています。奇策に走らなくても、愚直に目の前のことに集中した先に、他社への参入障壁が出来て競争力が高まっていくような事業の方が自分には合っていると感じたし、価値貢献ができると感じました。

最後に、そもそものマーケットが大きくなっているかが重要で、インバウンドはマーケットとしては伸びており、日本の数少ない成長産業と言っても過言ではないと考えています。この事業を通して日本を盛り上げていきたいし、ひいては日本の経済成長に寄与できるのではないかと考えたことですね。


どのような業務をされているのでしょうか

今まではバックオフィス業務で日々手を動かしていて、日々のタスクでいっぱいだったところからメンバーが増え、チームが出来たことにより業務分担ができるようになりました。

今の私の業務は、中長期的な目線で会社をどう大きくしていくか、戦略的な部分を考えること。大きく分けて2つで、IPOに向けた体制構築と、企業価値を最大化していくためのアクションですね。

前者のIPOに向けた体制構築については、専門知識を持ったメンバーが入社頂けたので実務面はお任せしつつ、プロセス管理、進捗管理を中心に行っています。

後者は自分の専門性を発揮するところなので、企業価値は会社の売上成長率、1株あたり利益、キャッシュフロー創出力、財務状況などで決まってくるのでここを最大化するために何ができるのかを常に考えてアクションを起こします。

コスト削減・キャッシュフローの改善業務から、事業売上の最大化のための戦略的な打ち手の検討もします。事業運営において必要だと考えるものを数字に落とし込んで見える化します。更に、数字を出したら終わりではなく一緒に数字を伸ばすための施策を一緒に考えていくことが、CFOの仕事だと思っています。

会社全体の数字を見ながら、取り組みの一つ一つが全体としてどういう数字になるか、どうすれば企業価値があがっていくのかというのを、何度もアイデアを出し合って練り上げることが、自分の大事な役割だと感じています。

また、非連続な成長を実現するためのM&Aにも取り組んでいます。これまでに100件程度を検討しており、M&Aによってどのようなシナジーや企業価値向上の可能性があるかなどを事業責任者とも相談しながら検討しています。



チャレンジだなと思うことはありますか??

コーポレート以外の部門の理解と協力が欠かせないと考えている一方で、私は直接事業部での仕事をした経験がありません。いかに事業部のメンバーの皆さんの理解と協力をしてもらいつつ伴走しながら、事業成長に貢献できるか。という点はチャレンジですね。

また、M&Aは会社の軸として置いていますが、まだ3社合併以降は成約までたどり着いていないのでここも実績を創っていきたいと思っています。

今までは実務の部分にコミットしていましたが、メンバーも増え、組織が大きくなったことで今はCFOとして中期的な戦略部分に携わることが出来ています。

この更に先には、上場に向けたエクイティストーリーのブラッシュアップや、上場後に創りたい世界などのより長期的な話をしたりとか。どんどん変化していく環境・状態を創っていきたいですね。

自分の見える景色が変わるとか領域が広がるということは一番楽しいと思っているので、少しでも景色が変わっているという状態を作り続けていきたいと考えています。

一緒に働くメンバーはどうですか?目標など教えてください。

まずはIPO準備を掲げているので、そこは必達であると考えてます。

その手前として私たちの目標としては、働く社員が安心して仕事ができる環境をつくりたいですね。私たちコーポレート部門の仕事を通じて、皆さんが業務に集中できる環境があり、その先にIPOがあると考えています。

また、メンバーは高い専門性を持つ方から、未経験者まで様々です。雰囲気としてはアットホームで、今のところ大きなトラブルはなく気持ちの良いメンバーが集まっていると思います。

何もない状態の0から始めた会社なので、皆が同じラインに立ち一斉にスタートを切れてたというのが今の環境の良さに繋がっているのかもしれません。


最後に、どんな人と一緒に仕事がしたいですか?

プロアクティブに行動できる人が向いていると思いますし、一緒に仕事がしたいと考えています。業務で躓いてしまった時に、自分なりに問いを立て、それに対して答えを導くことが出来る方が良いですね。

自分の考えややり方を模索し、それらを発信できるような柔軟な方と一緒に仕事をしたいと考えています!


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