Z世代は都会志向だと、なんとなく思われがちです。
地元を出て、便利で刺激のある場所を求めていく。
そういうイメージを持っている人も多いと思います。
でも実際のデータを見ると、そう単純な話でもなかったんですよね。
Z世代を対象にした意識調査では、「いつか地元で働きたい」と答えた人が41.4%にのぼりました。ミレニアル世代の35.2%より高い数字。
地元を離れて都会に出た人でも、心のどこかで地元に戻る選択肢を持ち続けているということだと思います。
一方で、Z世代の転職市場そのものも大きく動いています。26歳以下の若手の転職は、5年前と比べて約2倍に増えています。終身雇用を前提にしたキャリア観はもう当たり前ではなくなっていて、代わりに重視されているのが「新しいチャレンジの機会」や、特定の職種にとどまらない経験の幅の広さだと言われています。
一つの専門性を極めるより、変化のスピードに対応できる力を身につけたい。
そういう志向が広がっているようです。
つまり、地元や地方への関心と、新しい挑戦への欲求は、実は同じ世代の中で同時に存在しているということ。
都会でしか成長できないという前提そのものが、崩れかけているのかもしれません。
地元に近い場所で、それでいて誰もやったことのない挑戦ができるなら、それは今の世代にとって、むしろ理想に近い選択肢なんじゃないかと思っています。
転職先を選ぶ条件を見ても、「勤務地が希望するエリアである」を重視するZ世代の割合は56.5%と、他の世代より13ポイント以上高くなっています。
テレワークが広がったことで、どこで働くかという選択肢そのものが、以前より自由になったことも影響していると思います。
年収や休日といった条件と同じくらい、「どこで、誰と働くか」が重視される時代になっているということです。
レンチナスがある秋田県八峰町は、正直、便利な場所とは言えません。近くに大きな商業施設があるわけでも、選択肢が豊富にあるわけでもありません。
信号も少ないですし、夜になれば静かなものです。
(車で20分くらいのところには商業施設もあるので山のど真ん中とかではないです)
「ここ以外に住む理由が見つからない」移住10年超の2人が語る、八峰町の本音。 | レンチナス奥羽伊勢株式会社
でも、ここでしかできない0から1の挑戦があります。
廃菌床を使った次世代農業のように、まだ誰も答えを持っていない事業に、最初から関わることができる環境です。
都会の会社であれば、新規事業に関わるまでに何年もかかることも珍しくありません。
まずは既存事業で実績を積んで、それから新しいプロジェクトに手を挙げて、選考を通って、ようやく配属される。
そういう順番を踏む会社が多いと思います。
地方の、しかもまだ小さい会社だからこそ、入社してすぐに事業の中心に立てる可能性があります。
もちろん、その分だけ整っていない仕組みや、自分たちで作らなければいけない部分もたくさんあります。
業務マニュアルも多くはないし、前例も多いとはいえない。
誰かの答えをなぞるのではなく、自分で考えて動く場面の方が多いはずです。
それだけ可能性が都会よりも豊富ともいえます。
地元への思いや、新しい挑戦への欲求は、本来どちらか一方を選ぶものではないと思っていて、都会でも地方でもない、その両方が同時に満たせる場所があるとしたら、それは意外と、私たちみたいなこういう会社なのかもしれません。
もし少しでもそう感じてもらえたなら、一度話を聞きに来てもらえたら嬉しいです。