2020年に創業した当社は第5期を迎えました。これまでを振り返るとともに、過去・現在・未来へと想いを馳せるメンバーの心境をインタビューします。今回は創業者の1人であり、取締役 兼 CDO(Chief Design Officer)の小林武蔵に語ってもらいました。
ーー 5期を迎えた今の心境を教えてください。
月並みですが、振り返るとあっという間な歩みでした。もっとも感慨深く嬉しいのは「仲間が増えたこと。組織がちゃんと育ってきていること。」です。
”鶏が先か、卵が先か”な話かもしれませんが、目指す組織を創り上げるためには同じ志を持った仲間が必要で、そういった仲間が集うためには志を体現した組織が必要です。現時点で迎え入れられている一人ひとりみんなが大事で、奇跡です。
特に、3期にご入社いただき4期に執行役員に就任、5期に取締役に就任した森浦を迎え入れられたことはとても大きかったです。それまでは代表の千歳がアクセル役、僕がブレーキ役の「2人3脚経営」だったところに森浦が加わり、三本の矢の強靭さと文殊の知恵を得ました。「幸せに働く。そしてみんなをずっと幸せにする。」というフィロソフィーへの共感以外は、いい意味で価値観も得意分野もバラバラで、そんな3人だからこそのバランス力は格別で、何を議論するにもしなやかで面白く、それが心地よく幸せです。
役員の我々が幸せに働くことを体現しているからこそ、そこに共感していただける皆さんを迎え入れられますので、これからも自分の”心地よい”に向き合っていきます。
ーー創業期から今日までで変化したものはありますか?
僕の中で絶えず更新されていることがあります。それは「視野・視座」です。2023年7月3日にネクスキャットはホールディングス化し、Embody Holdings 株式会社のグループ会社となりました。ホールディングス化に向けて、同グループ会社の株式会社Tree to Green / 株式会社木曽谷Kousaku. / 株式会社ときわ地域ケアの役員とコミュニケーションさせていただく中で、自分にない考え方の視点や、捉え方の視座を学ばせていただいています。
その他にもお客様や社員一人ひとりとお話させていただく中でたくさんの気づきがあり、それにより僕自身のフィロソフィーの捉え方に幅が出せるようになり、一層大切なものへ昇華することができました。僕自身が成長し続けることでこそ、組織全体も成長すると思うので、これからも視野を広げ、視座を高め続けたいです。
ーー反対に、創業期から今日まで変わらないものはありますか?
ビジョン(幸せに働く。そしてみんなをずっと幸せにし続ける)はネクスキャットも僕自身も、何も変わっていません。それ以外は絶えず変化し続けていると思います。
ーー ネクスキャットは、5年後どんな会社になっていると思いますか?
わかりません。
今のネクスキャットは、創業当時に想い描いていた5年後の姿と全然違いますし、それがいいとも思います。変化が激しい時代なので、青写真通りにはならないでしょう。そんな”わからない”を楽しめるような会社になっていると思います。
もし「どんな会社にしたいか?」と問われたら、自分の「姪・甥の世代に誇れる会社にしたい」です。
ーーこのコラムをご覧いただいている皆さんに向けて伝えたいことはありますか?
お仕事の内容でも、働き方でも、何かお持ち帰りいただけるものがあれば幸いです。もし興味ございましたら、ぜひコンタクトいただければと思います。