1947年設立という長い歴史を持つ株式会社大野石油店。
その中で働く社員には当然、子供を育てながら働いている方もたくさんいます。
今回は座談会という形で、仕事と子育てをどう両立させているのか、実際に苦労している点、あるいは大野石油店だからこそ働けている点など、普段は言えない本音も含めてワ―ママ(伊藤さん、山内さん)、ワーパパ(大久保さん)の3名の社員に語ってもらいました!✨
その様子を是非、ご覧ください!!
まずはこれまでのご経歴をお願いします!
▼伊藤さん
伊藤さん:(※以降、伊藤)
私は高校を卒業してそのまま大野石油店に就職しました。
大野石油店にバレー部があり、そこでバレー部の活動と仕事を両方やっていました。
丸7年間ほどやったところで一度退職し、その後、結婚して別の会社で働いて出産しましたが、専業主婦だった時に 元々働いていた当社の店長から「もう一回働かない?」って声をかけてくれて、そこからまた仕事に復帰し、とんとん拍子で「正社員で!」雇用という流れになり、今に至っています。
人事担当:
大野石油店に戻ってきてくれたんですよね!
当時の店長から声がかかったからというのもあると思いますが、大野石油店に戻る他の決め手というのはありましたか?
伊藤:
私の性格上、お客様とフレンドリーに話すことやお客様と関わるのがやっぱり楽しいと感じたのが大きな要因ですね。
あとは、もともと在籍していたというのもありますので、仕事にも慣れていたというのも専業主婦からもう一度働くとなった際、新しい会社で働くよりも心理的ハードルは低かったです。
気にもかけてくださっていたので、もう一回会いたいなと思い、大野石油店に戻りました。
人事担当:
そういうことですね!
これまでの独身の時と結婚期に何か大きく変わったこととかってありますか?
伊藤:
結婚した時は変わりませんでしたが、やはり子供が生まれてからはもう子供が何事も最優先っていう風になりましたので、優先順位が根本的に変わった感じです笑
人事担当:
優先順位変わりますよね。
子供が大きくなった時どうなるんだろうとかって考え始めますね。
山内さんもお子さんいらっしゃって、今1歳ということでしたが、もうすでに出産後に変化ってありましたか?
▼山内さん
山内さん:(※以降、山内)
子供と大人の生活リズムが全く違うので、夜は寝るとかは大まかには一緒ですが、
お腹すくタイミングが違うとか、眠たくなるタイミングが全く違うので、その子優先で1日回すみたいな感じです。
買い物行くのも子どもの生活時間に合わせて買い物に行きますし、本当子ども優先ですね。
人事担当:
そうですよね、思い通りに行かないですよね、育児って。
山内:
そうですねー、やっぱり難しいです。
人事担当:
仕事で今思い通りに行かないこともあるかなと思うんですけども、子育てを経て変わった仕事への向き合い方というのもお聞きしたいです!
大久保さんはガッツリ育児休暇を取られて、子育てに向き合われていたと思いますが、仕事に対して、子育てに対して何か変わったことってありますか?
▼大久保さん
大久保さん:(※以降、大久保)
そうですね、うちの場合は奥さんが結構働きたいタイプなので、奥さんが仕事と育児の両立をするとなった時に、どうしても育児の協力が僕ないしおじいちゃんおばあちゃんが必要だったんです。
人事担当:
奥さんから育児休暇のリクエストがあったのですか?
大久保:
そうですね、やはり協力してほしいという声はありました。
人事担当:
「家庭は奥様がご機嫌であれば全てうまくいく」という名言がありまして(笑)
お母さんがご機嫌であれば本当にうまくいくと私は思っています(笑)
ところで、伊藤さんは職場復帰ということで、お子さんは何か言っていましたか?
伊藤:
何事もなく、「お母さんお仕事行ってらっしゃい」とか、そんな感じぐらいで仕事をしておくと、ちょっと離れた間に子供が多少は可愛く見えるかなと思いまして笑
人事担当:
ちょっと離れるとね、やっぱり子供もしっかりしますしね。
伊藤:
そうですね、一方で育児の大変さも感じていますから、大人同士で接客したりとか話したりする方が楽な部分も実はあります笑
人事担当:
ですよね。
皆さんのお子さんの年齢も違うので、子育てを落ち着かれたタイミングで別の機会を設けて伊藤さんの意見を聞いてみるというのもいいですね。
山内:
伊藤さんのお子さんって何歳でしたっけ?
伊藤:
9歳、5歳、1歳です。
山内:
3人もいるんですか?
伊藤:
はい!
人事担当:
9歳のお子さんの時はちょうど専業主婦で、もう全力お母さんっていうところが、今の1歳のお子さんからワーキングママですよね。
伊藤:
5歳の子からワーキングママですね。
もう、5、9歳の子には全力で子育てをしたんで、「厳しかったのかな・・・」と思うこともあり、今は緩いですね笑
人事担当:
9歳のお子さんはまず初めての育児でいらっしゃったと思うので、なるべくお母さんとして向き合ってあげたいなって気持ちもありますもんね。
1歳のお子さんは相当甘えさせていますかね?
伊藤:
1歳の子はもはや孫の気分になってきました。
泣いとってもなんかもうイラつきもせず「泣いとるわーって」気持ちは楽になりますね。
体はしんどいですけどね笑
(一同大笑いww)
では、皆さんの1日の生活リズムを教えて下さい!
伊藤:
旦那のシフトによりますが、
- 朝5時半から6時が起床
- 朝食
- 7時に保育園へ子どもを預ける
- 8時から出勤
- 夕方5時半から6時くらいに子どもを迎えに行き、帰宅
- 夕飯、入浴
- 20時までに子どもを寝かせる
という流れですね。
山内:
すごい!8時には寝かしつけられるんですか?
すごいですね!めっちゃ詰め込んで本当頑張っていらっしゃるんですね。
伊藤:
はい、いやもうめっちゃ詰め込んでますよ(笑)
人事担当:
山内さんはどうですか?
山内:
私は、だいたい娘に起こされるんですけど、
- 6時30分起床
- 娘がご飯食べている間に自分の身支度を済ませる
- 8時までに保育園に娘を預けてから出勤
- 17時半退勤
- 18時に保育園に迎えに行く
- 買い物をして帰宅後すぐ夕飯
- 20時に娘の入浴
- 20時半には娘を寝かせる
- 娘が寝たら大人がお風呂入ってご飯食べて24時に就寝
という感じです!
※山内さん家族写真
人事担当:
Netflixを見たりとか、Amazonプライムを見たりとか、そういう山内さん自身の癒しの時間はありますか?
山内:
なかなかないですよね、本当に笑
人事担当:
そうなんですね。
伊藤さんだと余裕で3時間ぐらい遊んでますよね!
伊藤:
いやいや、寝ますよ、寝ます(笑)
人事担当:
失礼しました!笑
パパである大久保さんはどうですか?
大久保:
我が家は
- 6時に起床
- 3歳の子と3ヶ月の子に、3歳の子に奥さんがご飯を食べさせ、私(大久保さん)が3ヶ月の子にミルクをあげる
- 支度をして7時過ぎに出勤出勤
- 奥さんが保育士のため、一緒の園に子供を預けてもらう
- 18時ぐらいに奥さんが帰宅
- 大久保さんが18時半ぐらいに帰宅
- 19時過ぎぐらいまでに風呂か夕飯のどちらかを終わらせる
- そこから長男と野球をする時間
- 遊んだ後20時半ぐらいには子どもを寝付かせて大人は24時くらいに就寝
というスケジュールです。
人事担当:
家事や育児の分担とかってどうですか?
大久保:
どっちが何をやるかっていうのは全く決めてなくて、その時の流れで毎日回っていますね。 どっちかが負担が多くなると、私も妻も結構言うタイプなので、それでバランスがうまく保っているかもしれないです。
人事担当:
素晴らしい!
家庭でのチームプレイもできているんですね!
大久保:
はい、お互いがちゃんと協力し合っています。
職場の育児への理解はどう感じていますか?
大久保:
私の場合、エコートという部署にいるため、正直休暇を取っていいものなのかどうかっていう葛藤はありました。
普段から上司が「そういう育休は取った方がいいよ」というようにおっしゃってくださり、業務的に負担はあったと思うんですけれども、受け入れてくれるような雰囲気でした。
人事担当:
上司がもう取った方がいいよって言ってくれるんですね。
大久保:
はい、なので非常に取りやすかったです。
人事担当:
ワーママ、ワーパパが増えたり、結婚、出産が増えたりすることで、会社側もそういう休暇を取りやすい環境づくりもせざるを得ないですからね。
大久保さんは、今も子育てしながら、例えば早く帰るとか、そういったこともありますか?
大久保:
なるべく定時で帰ることは毎日の目標として心がけています。
奥さんも働きに出ているため、育児と仕事のバランスは夫婦ともに大事にしています。
人事担当:
そこは本当に歩み寄りながら会社にも交渉しながらですよね。
山内さんはどうですか?
今復帰されて間もなく約1年経ちますが。
山内:
入った時から、後谷部長の下で働かせてもらっていまして、本当にここじゃなかったら柔軟に働けていなかったです。
会社によってはなかなか難しいと思いますが、後谷部長の配慮をいただいたおかげです。
1年間休暇をいただいて、産休もちゃんと産休の日に入ることができましたし、産休中・育休中も戻るのも不安でしたが、配慮いただいたおかげで、戻ってくる時も本当スムーズに復職させていただきました。
本当にこの部署で働かせてもらえて幸せです(涙)
今後の目標・大切にしていきたいことはありますか?
大久保:
仕事と育児の両立って非常に難しいことだと思っています。
今まで私が育ってきた環境はどちらかというと、「一つのことに時間をかけて、熱心に取り組みなさい」というような環境で育ってきました。
ですから、例えば、仕事を一生懸命やるにしても、プライベートの時間で仕事の勉強をするというのは当たり前だったんですね。
なので、仕事と育児の両立って言うのは簡単なのですが、実現するって実は難しいと身に染みて感じています。
これをうまく乗り越えながら、仕事でもちゃんと成果も出るようにしたいです。
※大久保さん家族写真
人事担当:
これからの時代はいろんな視点があった方がいいと思いますよね。
子供を育てた経験新たな発見や視野の広がりとかは必ずあるはずなので、仕事にも活かせることはきっとあるはずなんです。
伊藤さんはどうですか?
伊藤:
今はとりあえず夜泣きが早く終わればいいなと思っていて(笑)
そうしたら、やるべきことを一つ一つやっていけば、将来身になるんじゃないかなと仕事、育児両方で感じています。
一個一個のことを大切にこなしてくということぐらいしか今は思ってないですね。
人事担当:
働くお母さんの姿を3人とも見ていらっしゃると思いますので、こんな明るいお母さんがいらっしゃれば絶対明るくいい感じになりますよ!
山内さんの子供も明るくなりそうですね!
山内:
最近は自分のことは考えられなくなっていますかね。
日々、今日ご飯食べてくれるかなとか、夜何時に寝るかなとか。
ちょっとした、“なんだろうな”という疑問を蓄積しながら日々を過ごしているので、そこまで「これをやってやろうではないか!」とかはあまりないですね。
人事担当:
いや、日々のお母さんをやってらっしゃることだけでも、本当に尊いと思いますので、その経験をこうして発信してくださることもすごくありがたいです!
育児って目の前のことをひたすら向き合うことなんですね!
皆さん、本日はありがとうございました!
伊藤さん、山内さん、大久保さんとお話をし、
仕事と育児の両立って難しいんだなと思いつつも、それ以上に仕事と育児、両方頑張っている姿を見て、やっぱり働くママさん、パパさんってすごい!という印象を持ちました。
今回のクロストークを機に今まで以上にワーママ、ワーパパにとって働きやすい職場をつくれるように人事の立場として企画・制度を考えていきます!