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【副社長インタビュー】海外留学から得た知見の広さが、会社の発展と地域活性化への熱意を一層燃やす

こんにちは!

今回は、大野石油店の代表取締役 副社長である大野にインタビューをさせていただきました。

アメリカの大学院での留学経験とMBA取得後、大手石油メーカーでの勤務を経て、大野石油店へ入社。

将来に向けた展望を持ちながら幅広い経験を積んできた副社長。

今回、副社長に生い立ちから会社の課題、そして将来の展望について詳しくお話いただきました。

ぜひ、お楽しみください!

副社長に就任された経緯を教えてください!

1983年、広島県広島市で生まれ育ち、大学進学を機に東京へと移りました。
経営学に興味を持ち、卒業後はサンディエゴでの留学を経てMBAを取得し、その後、昭和シェル石油に入社しました。
昭和シェル石油での勤務を2年間経験後、2012年に大野石油店に入社し、数年後には副社長に就任することとなりました。

自分自身が特に優れているとは考えていませんし、他の方よりも実務経験が豊富というわけでもありませんが、この会社を成長させたいという想いは人一倍です。

その結果、副社長のポジションに就くことができたというのが経緯となります。

そうだったんですね!だから、副社長から人間らしさを感じる面があるんですね。


副社長が感じる今の会社の課題について教えてください!

主製品が「石油」であることです。

収益の半分以上が石油商品なので、外部環境的に石油の需要が徐々に下がっていると実感しています。

石油ありきの存在価値でしたが、今後は石油以外でどのように存在価値をつくれるかというのが喫緊の課題です。

石油商品といったら、ガソリンや灯油が思い浮かびますが、その外部環境というのは何でしょうか?

例えば、若者が車を所有しない傾向が強まったり、燃費の良い車が増えたりしたことが挙げられます。

お客様に選ばれる価値をどうつくっていけるかが課題ではあるものの、かといって、車がなくなるわけでもなく、石油も急になくなるわけでもなく。

東日本大震災や西日本豪雨などの災害が起きた際には、石油製品の重要性や地域のインフラとしての役割を果たすことが求められます。

その使命感を持ちながらも、それだけに頼るだけでは将来性はありません。

新しいビジネスの創出やお客様がサービスステーションに訪れる理由づくりなど、お客様との接点を最大限に活用し、サービスステーションに新たな価値を提供していくことが重要だと考えています。

これからもサービスステーションを柱に考えているんですね!今までは、サービスステーションの主な商品は石油商品でしたが、石油だけでなく他のエネルギーもあるかと思います。新しい原料も考えていますか?



合成燃料など、石油以外のエネルギー源にも関心を持っています。

一方で、水素とかは新しいお店を立てる必要があるのですが、「そもそもサービスステーションをつくれるか」という土地の問題もあるので、そこに対する難しさを感じています。

新しいことを始めるには、そういった問題もあるんですね…。これから石油以外で存在価値を作っていくということですが、今後の展望について教えてください!

ガソリンスタンドはあくまでもお客様が目的地に行くための経由地点であって、私たちはその経由地点として、どう地域に携わっていくかだと思っています。

お客様が目的地に行けるためなら手段は問わないというのが正直なところで、「学習塾をやってみよう!」という声が社内で上がった時には、地域貢献できると思いGOサインを出しました。

将来、子どもたちが

「ああなりたい!」「こうなりたい!」

に携われたら素敵だなと思っています。

学習塾でうまくいくことができたら、教育とか職業体験とかもできたら面白いですね。

最初、新規事業として学習塾と聞いた時は驚きましたが、目的や思いを聞いて大野石油店らしさを感じました!副社長が社風も含めて気に入っている部分とか、社員を見てどう思われますか?

温かさがあるというか、人との関わり方の部分で、人間味のあるところが素敵だなと感じています。

一番驚いたのは、サービスステーションの店長の異動があったときに、お店の売上がガクっと下がった時がありました。

そのときは

「人によるんだな…」

と思いながらも、

「なぜこんなにも数字(売上)が落ちたのですか?」と後任の店長に尋ねたところ、「お客様が全員異動先の店長のところに行っちゃいました」と言われ、そのとき、

「あぁ、人につくんだ」と思いまして。

その当時、小売業は完全に立地だと思っていましたので、もちろん立地も大事なのですが、結局は人なんだなという。

メンテナンスのときも「この人にしか自分の車を触らせん!」とか、そういう風に思っておられるお客様が一定数いらっしゃるんだなと。

仕事を均一化していきたい!仕組み化をしていきたい!という想いがある一方で、その人にしかできない価値というのも同時に必要だなと感じています。

お客様と接点を持って、日々雑談や商談をしながら、関係構築できているというところは、身内ながら素敵だなと思っています。

社内で変えていきたいことはありますか?

今の仕事の中で、社員がやっていることを分業化・仕組み化を考えています。

同時に、現場からの意見もしっかり吸い上げていけるようにしていきたいです。

若手社員の意見や新しい発想は、会社全体の活性化につながると考えているからこそ、

新しいアイデアを取り入れる文化を育て、柔軟に変化に対応できる組織を目指しています。

入社いただきたい方はどういう方でしょうか?

  • 新しい風を吹かせてくれる方
  • 自分で考えて行動して、形にしていける方

行動を起こせる方がいいですね!

最後に、副社長からのメッセージをお願いします!



大野石油店は変化の時代を迎えています。

石油業界の課題に真摯に向き合いながら、新たなビジネスの創出やお客様への価値提供に取り組んでいます。
私たちは地域に根ざした企業であり、地域社会への貢献を大切にしています。

地域の方々のニーズや期待に応えるために、柔軟かつ創造的なアプローチを追求し続けます。

そのためには、一人ひとりの社員が自分の役割と責任を果たし、お客様と地域社会に対して誇りを持ちながら働くことが、私たちの成長と成功の鍵だと考えています。

お忙しい中、ありがとうございました!

大野石油店では、新卒採用を行っております!

興味のある学生の方からのエントリーをお待ちしております!


総合職
24卒/接客・販売スキルを極めて同世代に差をつけたい学生募集!
当社では28ヶ所のサービスステーションのうち27ヶ所はフルサービス型で運営しています。 サービスステーション(SS)競争の時代が続いておりますが、確実に言えることは、石油は私たちの生活に必要不可欠なものであることです。 私たちは人間力を中心にして、フルサービスのSS事業を核とした運営を行い、広島に創立してから76年を迎えましたが、黒字にならなかったのはわずか2回のみ。 この安定した経営基盤を軸に、石油製品の直販および自動車関連分野に加え、TSUTAYAのレンタル事業、新しいエコ素材として注目を集める光触媒を利用した環境事業など、幅広く事業を展開しています。 これからも広島の地で、人々の生活を支える業種展開を探りながら地に足を付けた企業を目指します。
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