Mediiでは「メンバーが本音で話し合い、背中を預け合う関係を作ること」を目的に、全メンバーが一堂に会する社内イベント「Medii Boost Camp」を半期に一度のペースで開催しています。
医療における様々な格差を解消し、誰も取り残さない医療を実現していくために。1人では成し得ない高い目標に対して、私たちは今、どのようなチームで、どのような視座を持って挑むべきなのか。
日常の業務から一歩離れ、全員が同じ未来を見据え、同じ問いにまっすぐ向き合った当日の様子をお届けします。
過去最高の満足度を記録したバスレク
現地へ向かうバスの道中から、すでにMedii Boost Campは始まっています。企画担当が用意したのは、この後の本編(本音でぶつかるワーク)に向けて、お互いのパーソナリティへの解像度を上げ、会話の心理的ハードルを下げることを狙った3つのレクリエーション。
お隣との共通点探し、新メンバーのエピソード伝言ゲーム、「AIに作らせたあいうえお作文」クイズと、ペア→縦列チーム→全体へとスケールアップしていく設計です。
事後の社内アンケートでは、このバスレクの満足度は、なんと77.4%が最高評価の5点をつけるという脅威的な数字を記録!
こうして移動時間を通じて、しっかりと温まった状態で、会場へと乗り込みます。
<メンバーの感想>
- 新メンバーのことが知れて嬉しかったし、楽しかった!
- 隣同士だけでなく、縦列チームのゲー ムもあって交流が深まった。
- 世の中にバスレクコンテストがあったら、優勝できそう。
本編開幕:全体テーマを発表
恒例となっているMediiオリジナルTシャツへと着替え、会場に全員の顔ぶれが揃ったところで、いよいよ本格的なセッションがスタート。
冒頭、代表の山田から今回のMedii Boost Campの目的とテーマが語られました。
「私たちが挑んでいるのは、医療の格差をなくし『誰も取り残さない医療を』実現するという社会的ミッションです。今この瞬間にも、医療の現場では診断が付かない、適切な新薬がまだ届いていない患者が今も取り残され続けている。新しい技術や新薬が生まれ、医師でも難しい判断が迫られる現代だからこそ、一刻を争う課題が山積みになっています。だからこそ、Mediiは事業成長を停滞させるわけにはいかず、圧倒的なスピード感で高い目標を達成し続けなければなりません。
そのためには「居心地の良い環境(コンフォートゾーン)」に留まることなく、全員がプロフェッショナルとして高い基準で成果に向き合う組織に進化し続けるため、自らにミッション実現のために何が必要か?を真摯に問い続ける必要があります。」
そんな強い覚悟を込めて掲げた全体のテーマがこちらです。
成果、出せてますか?
── コンフォートゾーンからの脱却 ──
今回のメインコンテンツは、Mediiのバリューの一つである「成果最大化」を引き上げるためのワークです。しかし、高い成果をスピード感を持って出すためには、まずお互いが本音でぶつかり合える強固な土台が欠かせません。
そこで、メインコンテンツへ向かうためのステップとして、もう一つのバリューである「Team Medii」に切り込むセッションから幕を開けました。
Mediiのバリューや目指すチームの姿については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「Speak Up. Make Outcomes.」取りこぼしを構造で減らす
Mediiが目指す「Team Medii」とは、単に仲が良いだけの組織ではありません。互いへの敬意を前提に、摩擦を恐れずに自分の考えをオープンに共有し合う。それぞれが高い当事者意識を持ち、個人・チーム間の対話と工夫を惜しまない。そうした高い基準を持った発展的なチーム像を掲げています。
直近の社内調査では「自チームのTeam Medii発揮度」が10点満点中8点とハイスコアで、一見すると良好な状態に見えました。しかし、Camp前の事前アンケートでは、「まあいいか」「迷惑かも」と自分の発言を控えた経験がある人が半数以上いたことがわかりました。
お互いに遠慮し合った結果、本来なら共有できたはずのアイデアや懸念が埋もれてしまっていたとしたら…。それはチームの力を出しきれていない状態であり、私たちが目指す理想のチーム状態である「Team Medii」には、まだ距離があります。
グループワークでは、Team Mediiに近づくために何ができるかを徹底議論。「意見があっても解決策まで持っていないと言いにくい」というリアルな葛藤や、「発言を受け止める側も、判断と進捗のステータスを伝えることで次も発言しやすくなる」など、具体的なアイディアが次々と飛び交いました。
明文化されたバリューであっても、個人の置かれた立場や解釈によって、行動の基準に振れ幅が生まれてしまう。その事実に全員で向き合い、当事者として課題提起することの重要性を一人ひとりが再認識し、明日からの自らの行動や環境づくりについて見つめ直す時間となりました。
<メンバーの感想>
- なんとなくできているつもりだった「Team Medii」がまだまだであることを実感しました。
- 他の人がバリューをどう考えているのか、どういう姿勢で取り組んでいるのかを知れて良かった。
- 自分とメンバーとの関わりを改めて考えるいい機会になった。
「成果最大化ゲーム」与えられた箱の外へ、視座を高める
続いて、今回のMedii Boost Campのテーマである「成果最大化」を追求するために、メンバーが考案したオリジナルゲームを行いました。
ゲームを始める前に、COOの筒井から「AI時代におけるビジネスパーソンの成果最大化」について投げかけられました。
「単に指示された仕事を『実行する』領域が、生成AIに完全代替されていくこれからの時代。与えられた箱(役割)の中だけで部分最適をはかることは、もはや成果最大化とは呼べない。これからの時代に求められるのは、高い視座を持ち、従来はハイレイヤーが担っていた『問いを立てる』ところから、戦略・実行・検証までの全プロセスを一気通貫で高速で回していくこと。」
このゲームでは、情報の断絶が全体の成果にどう影響するかをリアルに体感します。
メンバーは5〜6人のグループで、それぞれ見えている世界(情報や視座)が異なる「経営層」「事業部長」「現場」の3層に分かれ、発生する経営イベントに対してそれぞれのレイヤーで判断を重ねて、会社全体の利益最大化を目指します。
フェーズ1では自由に情報共有できる状態でゲームを進め、フェーズ2では情報が断絶されます。その結果、自分の見えている範囲だけで、個別最適の判断をするしかなくなり、全体の成果が思うように積み上がっていかない構造をゲームを通じて体感しました。
<メンバーの感想>
- 楽しく全体最適化の考えを理解することができた。
- 情報がない中で会社の意思決定をどうするかを体感するいい機会になった。
- チームで成果を出すために、情報連携や視座の大切さを体感できた。
「それって本当?」自分のやっていることは、本質的な成果につながっていますか?
最後のワークは、お互いの業務の本質に切り込む「それって本当?」セッションです。
前のゲームで学んだ「高い視座」をベースに、「今自分のやっていることは、本当に成果につながっているか?」をメンバー同士でフラットに問い直します。他部署のメンバー同士のグループで深掘りしていく、1人10分の壁打ちが行われました。
セッションでは、用意された「問いかけカード」を使って、相手の核心に迫ります。「その仕事は今期目標のどこに直接つながっているか」「その成果で誰がどのようにより良い形になったか」といった問いが投げかけられました。
大切なのはきれいに答えることではありません。言葉が詰まったり、すぐに答えられなくても、全く問題なし。むしろそれこそが気づきや発見になります。普段の日常業務のスピード感の中では見過ごしてしまいがちな角度からの問いによって思考が深まり、成果への意識が研ぎ澄まされる時間となりました。
<メンバーの感想>
- 成果最大化のためにまだまだ自分ができることがあることに気づきました。
- できること、できるようになったこと、できるようになるべきことを言語化しながら整理できてよかったです!
- 他チームのあれこれを聞けると連携のときに気をつけるべき点が浮き彫りになって良かった。
「Medii Value Award」バリューを体現したメンバーを表彰
濃密なワークが続いた1日目の最後を飾るのは、Mediiの3つのバリュー「カスタマーハピネス」「成果最大化」「Team Medii」を体現したメンバーを称える「Medii Value Award」の授賞式です。
まずは特別賞として「バリュー発揮ノミネート皆勤賞」が発表されました。
Mediiでは、メンバー同士の投票で週間MVPを毎週選出しています。この皆勤賞は、投票される側ではなく、「仲間のバリュー発揮に、毎週一度も欠かさずリスペクトの投票を送り続けた人」に贈られる賞です。「称え合う」というMediiが大切にしている文化を、率先して体現し続けた姿勢に、会場からは大きな拍手が送られました。
そしていよいよ、各部門MVAと今期最もバリューを発揮したMVPの発表です。
ドラムロールが鳴り緊張感に包まれる中、名前を読み上げられると、会場にはどよめきと拍手が広がりました。呼ばれた本人は驚きと照れが混ざったような表情で、みんなの視線を受けながら前へと進みます。
受賞者は、社員の投票によって選出されます。代表の山田から受賞理由が読み上げられ、直接、賞状が手渡されました。
受賞者からは、日頃から背中を預けあっている仲間への感謝や、自身の仕事に対する熱い想いが語られ、会場は心からの祝福とリスペクトの空気に包まれました。
受賞者は、後日インタビュー記事にてじっくりご紹介します。こちらもお楽しみに!
<メンバーの感想>
- 受賞されたみなさんの笑顔やスピーチが最高でした!
- いつもお世話になっているメンバーが受賞して、本当に嬉しかった。
- 次回受賞できるように頑張る!
夕食も翌日も、関係性を深める時間として
メインプログラムをすべて終えた後は、日帰りのメンバーを見送り、宿泊するメンバーは温泉や足湯で一息つきました。その後、宴会場に集合して夕食がスタート。
夕食の席では、事前アンケートを使った「実は○○なんですビンゴ」が企画され、メンバーの意外なプライベートの一面が次々と飛び出し、盛り上がりました。夕食の後は、完全な自由時間。早めに部屋で休む人もいれば、ボードゲームを囲む人(ゲーム部)、ホラー映像を見る人(オカルト部)、お酒を片手にこれからの事業について熱く語り合う人など、それぞれのスタイルでリラックスした夜を過ごしました。
翌朝は、事前にSlackで希望を募った6つのアクティビティチーム(ゴルフ、ハイキング、サウナ、陶芸、かまぼこ作り、蕎麦打ち)に分かれて出発。純粋に好きな遊びを一緒に楽しむことで、仕事とはまた違う新しい一面が見え、ぐっと距離が縮まりました。
Medii Boost Camp 2026 Summerを終えて
1日目の締めくくりには、代表の山田から熱い想いが語られました。
「なぜ僕らはここにいるのか。僕自身も失って初めて気付いてしまったように、何よりも大切なはずの命や健康は、日常生活の中でいつの間にか当たり前になってしまっていることがほとんどだと思います。でも実際は一定確率で誰かが必ず、1万種類を超える病気に、いつか誰かがなるんです。誰かがこの社会の中で背負わされるんです。今この瞬間も、誰かが。そしてその誰かに自分がまさかなるだなんて僕も含めて誰一人思ってなんていない。この現実がある中で、そんな取り残された人たちを助けるべく、これだけの仲間が集まって、この社会課題を解決しようと、同じ方向を向いて力を合わせている。この紛れもない事実を、僕は複雑化する臨床現場の医師の一人としても、難病患者の一人としても心から頼もしく思うし、ありがたく感じています。
実際に僕一人が医師として救える以上の患者が、全国の先生方とともに救えてきている。みんな一人ひとりの一つひとつの行動が、目指す世界線を現実に変えてきています。このチームで、この世界線を目指せることは本当に尊いことです。最高の成果を、カスタマーハピネスを、そして誰も取り残さない医療を、共に実現していきましょう。」
今回のMedii Boost Campのテーマ「成果、出せてますか? ── コンフォートゾーンからの脱却 ──」は、一過性のものではありません。日常の業務に戻り、目の前の仕事に向き合った時にこそ、何のための成果なのかの本質を常に問い続けるチームでありたい。私たちはこれからもこの強いチームで、一丸となって「誰も取り残さない医療を」目指していきます。