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SFA/CRMツールとして、世界でも圧倒的なシェアを誇るSalesforce。日本国内でも続々と導入が始まり、営業活動や社内の情報共有に役立てられています。
しかし、Salesforceはアメリカで開発されたツール。日本の企業が使いこなせるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事ではSalesforceの導入をお考えの企業に向けて、「Trailhead(トレイルヘッド)」というオンライン学習サービスを紹介します。Salesforceの導入と併せて、ぜひご検討ください。
【目次】
Salesforce(セールスフォース)の学習サービス「Trailhead(トレイルヘッド)」とは?
Salesforce(セールスフォース)のTrailhead(トレイルヘッド)の基本的な仕組み
- 1.モジュール
- 2.プロジェクト
- 3.トレイル
Salesforce(セールスフォース)のTrailhead(トレイルヘッド)の特徴とは?
- 1.いつでもどこでも学習できる
- 2.ユーザーごとに学習内容を決められる
- 3.ゲーム感覚で学べる
Trailhead(トレイルヘッド)の利用開始手順
Trailhead(トレイルヘッド)で学ぶメリット
- 1.無料で学べる
- 2.自分のペースで学べる
- 3.最新のコンテンツを学べる
- 4.Salesforceの各種認定の各種更新試験料が無料
- 5.自分のスキル証明ができる
Trailhead(トレイルヘッド)を活用して社内全体のスキルアップを!
Salesforce(セールスフォース)の学習サービス「Trailhead(トレイルヘッド)」とは?
Salesforceが無料で提供しているオンラインサービス、Trailhead。わざわざSalesforceに詳しい人を講師として呼ばなくても、Salesforceの基本的な使い方から拡張機能まで体系的に学べます。
受講者はSalesforceの基礎から応用に加え、AppExchangeから追加したアプリケーションや外部ツールとの連携など、それぞれの業種や仕事内容に必要なスキルをTrailheadから獲得できます。現在の学習状況や取得したスキルはバッジやポイントの加算により可視化されているため、受講者はゲーム感覚で意欲的に学習に取り組めるのです。
Salesforce(セールスフォース)のTrailhead(トレイルヘッド)の基本的な仕組み
Trailheadは下記の3つから構成されています。
- モジュール
- プロジェクト
- トレイル
ひとつずつ詳しく紹介します。
❚1.モジュール
Salesforceの基本的な機能やそれぞれのツールの機能など、特定の学習トピックごとにまとめられたものをモジュールと呼びます。それぞれのモジュールはさらに単元に分けられており、単元の終了時にテストやChallenge(チャレンジ)を完了するとポイントを獲得できます。
テストは多肢選択式の問題で、ChallengeはSalesforce組織内で実際の演習を行い、スキルを確認するものです。
モジュールの全単元を完了すると、新たなバッジが獲得できます。
❚2.プロジェクト
プロジェクトは実際に手を動かしながら行う、実践演習です。プロジェクト内には実際の操作の手順が示されています。受講者の効率の良いスキル習得と自信の獲得に繋がります。
プロジェクトで使用するSalesforce環境は「Developer Edition」と「Trailhead Playground」の2つに分かれています。Developer Editionは開発者用に無料提供されており、本番組織に影響を及ぼすことなく、新しい機能や実装を試せるSalesforce環境です。
一方、Trailhead PlaygroundはTrailhead専用の環境です。ユーザー名の確認やパスワードのリセット、管理パッケージなどのインストールが省略または簡略化されており、実際に試したい作業に集中できるようになっています。
❚3.トレイル
トレイルは、受講者の仕事における役割や必要なスキルに合わせ、モジュールを組み合わせた学習カリキュラムです。どのようなスキルを身に付けたいかが明確になっている場合は、トレイルを活用しましょう。
また、トレイルを発展させたTrailmix(トレイルミックス)というカスタムカリキュラムもあります。
好きなトレイル、モジュール、プロジェクトを組み合わせて作成したTrailmixは、ほかの受講者と共有も可能。学びたい内容や目的にあわせて、ほかの受講者が作成したTrailmixを活用して学ぶこともできます。
Salesforce(セールスフォース)のTrailhead(トレイルヘッド)の特徴とは?
Trailheadの特徴を3つ紹介します。
- いつでもどこでも学習できる
- ユーザーごとに学習内容を決められる
- ゲーム感覚で学べる
ひとつずつ詳しく解説します。
❚1.いつでもどこでも学習できる
インターネット環境下であれば、いつでもどこでも利用可能なSalesforce。TrailheadもSalesforceのこの大きな特徴を受け継いでいます。
パソコンからだけでなく、モバイル端末からの学習も可能。モバイル端末には、「Trailhead for Slack」や「Trailhead GO」などのアプリのインストールが必要な場合もあります。
モジュールは単元に細かく分けられているため、隙間時間を有効活用した学習もできます。中断や再開も可能なため、受講者の学びたい意欲を失わせません。
❚2.ユーザーごとに学習内容を決められる
部署や担当業務の違いで、習得したいスキルは異なるはず。Trailheadを使用すると、ユーザーごとに学ぶ内容を変えられます。苦手な部分を繰り返し勉強できるため、受講者それぞれのペースで確実にスキルを習得できるでしょう。
また、Trailheadは受講者それぞれのアクティビティに合わせて、おすすめの学習コンテンツを表示します。今学んでいる内容にプラスアルファできるコンテンツなども表示されるため、積極的に利用しましょう。
❚3.ゲーム感覚で学べる
毎日忙しい社会人が学習を続けるためには、モチベーションの維持が欠かせません。Trailheadでは単元完了ごとにポイント、モジュール完了ごとにバッジを獲得できる仕組みとなっており、まるでゲームのように楽しみながら学習を続けられる環境を整えています。
また、バッジやポイントの獲得数により、受講者がランクアップする仕組みも。ランクと必要なバッジ・ポイント数は下記のとおりです。
飽きずに学び続けられるよう、工夫されているのです。
Trailhead(トレイルヘッド)の利用開始手順
実際にTrailheadを利用開始する方法を紹介します。Trailheadは無料で利用できますが、利用前にアカウント登録が必要です。
①Trailhead公式サイトへ行き、右上の「サインアップ」をクリックします。
②サインアップ方法が表示されます。TrailheadはSalesforceアカウントでのログインのほか、下記の5種類のログイン情報を利用可能です。
- メールアドレス
- Googleアカウント
- LinkedInアカウント
- Apple ID
- Facebookアカウント
③サインアップ後、プロファイルの設定をしましょう。赤い「*」がついている部分は必須項目です。
④最後に、プロファイルの入力が求められます。設定時と同様、赤い「*」がついている部分は必須項目です。
⑤契約規約に同意し、「完了」ボタンを押すと、アカウント作成は完了です。早速Trailheadで学習してみましょう!
Trailhead(トレイルヘッド)で学ぶメリット
Trailheadで学習するメリットはたくさんありますが、本記事では代表的な5つを紹介します。
- 無料で学べる
- 自分のペースで学べる
- 最新のコンテンツを学べる
- Salesforceの各種認定の各種更新試験料が無料
- 自分のスキル証明ができる
ひとつずつ詳しく解説します。
❚1.無料で学べる
Trailheadは無料でSalesforceに関するスキルを学べるオンライン学習サイトです。Salesforceを学ぶために、高い授業料を払って外部講師を招く必要はありません。教育コストの削減にもつながるでしょう。
❚2.自分のペースで学べる
Trailheadに限らず、多くのオンライン学習サービスは受講者が自分のペースで学べるところにメリットがあります。加えて、Trailheadは一単元を短く区切り、隙間時間でも学習ができるよう工夫しています。
また、学習に対するモチベーションを損なわせない仕組みも。ポイントやバッジの獲得で達成感を得られるため、受講者は飽きることなくスキルの習得ができます。
❚3.最新のコンテンツを学べる
Salesforceは年に3回、定期バージョンアップをしています。この定期バージョンアップや機能の追加・更新にあわせて、Trailheadの内容も更新されているのです。
Salesforceのようなクラウド型サービスでは、最新の情報にこそ大きな価値があります。いつでも最新の情報を学べるTrailheadは、きっと役に立つことでしょう。
❚4.Salesforceの各種認定の各種更新試験料が無料
Salesforceは各種認定制度を設けており、認定試験合格者はそのスキルを履歴書などに記載できます。認定試験には更新が必要で、従来は試験会場に行き、有料で更新試験を受ける必要がありました。
しかし、Trailheadの登場により、更新試験は無料かつオンラインで受けられるようになりました。会場までの交通費や更新試験料を抑えられるのは、とても魅力的ですね。
❚5.自分のスキル証明ができる
Trailheadで獲得したバッジやランクは履歴書に記載できます。認定試験まで受けなくとも、Trailheadで学んだことは就職や転職に活かせるのです。Salesforceを導入する日本企業は増えているため、きっと重宝されることでしょう。
Trailhead(トレイルヘッド)を活用して社内全体のスキルアップを!
TrailheadはSalesforceが提供する無料の学習サービスです。インターネットにつながっていれば、いつでもどこでも望むスキルについて学べます。
常に最新のコンテンツを飽きることなく学べるTrailhead。Trailheadで学び続けて獲得したバッジやランクは履歴書に記載もできるため、生涯にわたって役に立つでしょう。
QUANZ(クオンツ)ではSalesforceの導入をサポートしています。また、Salesforceの導入からTrailheadで学べるようになるまでのトレーニングの実施も可能です。貴社に合った機能のご提案もできますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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