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日本の未来は “皆の踏み台” にあり! 人生をフル活用して進む代表の想いとは。

今回は、株式会社ステッピング・ハウプの社長であり、就労移行支援事務所ルーツ千葉を運営されている島田篤史さんにインタビュー! エンジニアから社長、そして福祉へ。就労移行支援に関する内容と島田さんのルーツを紐解きます。

プロフィール

■名前:島田篤史 (しまだ あつし)

1987年生まれ。株式会社ステッピング・ハウプの代表取締役就労移行支援事務所ルーツ千葉を運営情報系の大学を卒業後、エンジニア・営業職を経て、株式会社スタイル・フリーを立ち上げ、2018年に幅広くIT事業を行う株式会社ステッピング・ハウプを設立。日本の虐待問題にモチベートされ、面会交流と学習遅滞の子どもを支援するボランティアに参加する。その後2020年に就労移行支援事業所ルーツ千葉を開所。

<目次>
①原点は、“やらないと気が済まない”という好奇心
②自分の心と向き合い、導き出した“福祉”の道
③IT×福祉、すべての人が自分らしく輝ける“ルーツ”となれるように。

原点は、“やらないと気が済まない”という好奇心

現在はIT会社の社長兼、就労移行支援事務所の代表を兼任されていますが、もともとはエンジニアだったのですよね?

はい、以前はメーカーで組み込み系のエンジニアとして開発をしていました。

中高時代から技術的な事に関わりたいなと思っていて、大学は情報系へ進んでいます。そもそものきっかけは未知の世界に凄く興味があったからですかね。宇宙とか深海の謎とか、目には見えないけどロマンがあるじゃないですか(笑) そういったことに足を踏み入れると結局技術的な話になるんです。なのでこれがITの道に進むきっかけになりました。

その後は、本で読んだ「上り詰める人の8割は営業経験がある」というフレーズから営業に興味を持ち、僕の性格上、一度興味を持つとやらずにはいられないので営業職に飛び込みました。

最初は公共系の営業をしていましたが、もっと厳しい環境で働きたいという気持ちから会社を移り、そこでは営業でも成果を挙げることができ幸いにもエンジニア経験もあったので、子会社の株式会社スタイル・フリーの立ち上げに抜擢していただき、最終的に代表を勤めるまでになることが出来ました

そこではシステム開発やエンジニアの派遣、ゲーム開発、メデイア作成などIT事業を幅広く行っていました。

これまでのエンジニアとしての知識と実務で成果を上げてきた営業の経験をフル活用して、IT事業会社の社長として、多くの社員やクライアントと関わってきましたね。


自分の心と向き合い、導き出した“福祉”の道

その時点で代表という立場まで上り詰めていますが、そこから起業する意味ってなんだったのでしょうか?

もともと独立・起業願望とか全くなくて。してるのになんなんですけど笑

当時はスタイル・フリーが大きな企業変革のタイミングで、自分のやりたい形で事業を続けるには起業しかなかったという感じです。ただ、義理や繋がりを大切にするという前提で独立したので、今でもクライアントとしても関わらせていただいています。

なるほど、人間関係をとても大切にされていているのですね。では、新しい会社では現在はどの様な事業を行っているのでしょうか?

ステッピング・ハウプでは、IT部門の構築やシステム開発などと平行して、恵まれない子ども達を救う救済サービスの開発、そして障害や生きづらさを持っている方の転職支援を行ってます。

IT事業と福祉の架け橋となった訳ですね。「福祉」事業を始めたきっかけと想いはどの様なものなのでしょうか?

単純な話に聞こえるかもしれませんが、福祉に興味を持ったのは子どもの虐待やネグレクトのニュースを目にしたからなんです。日本のそういった環境で生きている子どもは意外と多く存在しているんですよね。

その問題を解決したいと思ったのがきっかけで、実態を知るという意味でも、仕事の傍ら子どもの面会交流や学習遅滞の支援ボランティアに参加していました。子どもの救済サービスに関しては今年のローンチに向けて準備しているところです。

転職支援に関しては、自分のこれまでの知識や経験を生かして、ITスキルの勉強からエンジニアとしての就職・定着までを支援する、就労移行支援事業所ルーツを開所しています。

これはスタイル・フリー時代からの実体験なのですが、労働環境さえしっかりと提供できれば、障害の有無関係なくパフォーマンスを発揮できる方を沢山見てきました。

そういう意味では、頭ごなしに障害や鬱があるからと線引きするのはナンセンスだと思うんです。ただし、健常者でないというだけで定職しにくいのが現実です。なので、僕のエンジニアとしての知識と、会社の代表としての経験を最大限に生かせる就労移行支援事業所に携わることで、その線引きを無くしたいと奮闘しています。

IT×福祉、すべての人が自分らしく輝ける“ルーツ”となれるように。

それでは、就労移行支援事業所ルーツの事業内容を教えて頂けますか?

まず、就労移行支援というのは利用者様が最終的に就職・定着するために必要なスキルの習得と、就職までサポートする事です。

一般的には障害者や難病の方が対象になるのですが、ルーツでは年齢・性別はもちろん、障害があるからではなく、「生きづらさを感じ、悩んでいる人」皆さんがご利用頂けます。

次に、ルーツでは、エンジニアとしてのITスキルを身につける事を前提としています。

マニュアルは導入部分だけで、あとは自分の中での学習法をノウハウ化してもらう流れになります。エンジニアだけではなくどの世界でも、一番の武器は自分で学べる人だと思うからです。もちろんその力を身につけられるように、しっかりとサポート致します。

その後、就労までのサポートを行います。

僕は現在別事業でITに触れ合っていますので、業界のトレンドや、就労しやすいITの世界、そしてIT業界の繋がりを最大限に生かして支援していけると思います。

また、これまで多くの部下を持ち、色々な方と、その方達の過ごし方を見てきました。そういった経験から、1人ひとりに適正なども伝えていけるかと思います。

では就労支援スタッフとして働く目線で大切にしていることはありますか?

その人の人生にとってベストな形に着地できるようなサポートを大切にしています。

ただしクライアントファーストという訳ではありません。ご利用契約に関しても、ご本人だけでなくご家族の納得があってこそだと思っているので、無理に利用を促すなど絶対にしないですね。

これはステッピング・ハウプの社名にも通づるのですが、これには「全力で他人を助ける踏み台となる」という意味が込められています。自分の利益よりも、他の人がより幸せになることを通じて企業の存在価値を発揮したいと考えています。ルーツの就労移行もそうなのですが、ルーツはその人の人生を「より良くする福祉」にカテゴライズされると思います。

そういった意味では、クライアントのスキル習得から就職・定着という1つのゴールを体感することができるので、やりがいと喜びはとても大きいです。


それでは最後に、就労移行支援スタッフを募集されているとのことですが、どの様な人と一緒に働きたいと考えておりますか?

そうですね、1番は僕の今後の目標でもある、恵まれない子どもの救済という福祉内容に共感してくれたら嬉しいです。これからの立ち上げにもぜひ参画してもらえるととてもありがたいです。

その他でいうとポジティブであり、自分のこれまでの人生を人のせいではなく、自らの選択で歩んできたと思えているかどうかですかね。

僕は曲がったことは絶対にしないしさせないので、仕事に誠実に取り組むことができ、クライアントの幸せを自らの喜びとして捉えられるかどうかも、弊社の理念に共感という意味では、ここで働く上でとても大切になるかと思います。

まだまだ人が足りなくて僕もルーツに出ているので(笑) ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。

そして、これからの新しい事業もスタートするので、積極的に参加して頂く機会があると思いますので、ぜひお会いできることを楽しみにしています。


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