2024年10月15日(火)～18日(金)に千葉市美浜区・幕張メッセにて開催された「CEATEC 2024」に出展しました。

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社との共催、日立建機株式会社の協力のもと、主に4つの製品をご紹介をさせていただきました。

[実際に展示していた製品]
・3DスキャンとAIにより現場のマップを生成する現場スキャンロボット
・工事現場向けヘッドライト型通話カメラ「スマートヘッドギア」
・鮮明な画像とジェスチャー操作を体感「ARグラス」
・AIを活用した自動配筋検査システム「GEMBA 3D」

▼出展時の様子

▼イノベーション部門賞を受賞した「GEMBA 3D」

イノベーション部門賞を受賞した「GEMBA 3D」とは
GEMBA 3Dでスキャン・作成された3Dモデルは、手元のスクリーンですぐに見ることができます。そのため、現場にいる間に、配筋検査に必要な水準に達している3Dモデルなのかが分かり、「事務所に戻ってモデル構築したら、データが足りず、再スキャンが必要だった」というような手戻り（※前の段階に戻ってやり直す）をなくすことが可能になります。

スキャンは検査したい対象物にカメラを向けたまま、その周りをぐるっと歩くだけで、自動で何枚も撮ってくれ、写真を撮る能力もセンスも必要ありません。これまで数時間かかっていた作業が数分に短縮されます。仮に上手く撮れていなかったとしても、どの角度からの写真が不足しているかなどを教えてくれるためチェックの時間も短縮できます。

GEMBA 3Dは、現在、鉄筋検査を主な目的として開発が進められていますが、配管や設備などいろんな物体を識別して3D記録が可能なため、今後、さまざまな現場での幅広い活用を目指しています。

ブースにお立ち寄りいただきました皆様、誠にありがとうございました。

■CEATEC 2024
会期：10月15日(火)～18日(金)
会場：幕張メッセ
https://www.ceatec.com/ja/

▼CEATEC 2024の関連記事